this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ネコジマ警察24時
1
2
3
4
5
つぎへ >>
■煙る町に明日は来ない
排気ガス色の空が今日も臭い。
地球環境を足蹴にしたようなスクーターが運ぶ配達ピザを受け取って、男が薄暗い部屋へと入っていく。
スキンヘッドにタトゥーを入れた男や鼻にピアスの空いた男たちの前にピザボックスを放り出すと、ポルノマガジンを読んで葉巻きをくわえていた男が部下に目配せを送った。
ピザボックスを開けば、透明な袋に詰まった粉が現われる。
「スゴイヤバイ・パウダーだ。それもメロンソーダだぞ。本物かどうか確かめろ」
男から付属のストローを手渡されると、部下はそれを使って粉を鼻から吸い込んだ。
「ああ……ジッサイ効く……」
白目を剥いてため息をつく部下。
そこへ、
椎井 莉鳥
が現われた。
目を奪われるほどの美しいドレスと、それ以上に美しい素肌。
慌てて居住まいをただす男たちに、莉鳥は冷ややかな視線を送った。
「いつまで遊んでるの。取引はもうすぐ始まるのよ」
「……はい」
頭を伏せて、まるで通り雨をやり過ごすかのように呟く男たち。
莉鳥はその様子を鼻で笑うと、ハイヒールの音をたてて部屋を出て行った。
扉が閉まる音を聞いてから舌打ちする男。
「チッ、ボスの愛人あがりが調子に乗りやがって」
「下手なことを言うな。聞かれたら殺されるぞ。準備しろ」
男たちはピザボックスの中身をアタッシュケースに詰め直すと、莉鳥の後を追って車に乗った。
車の中は沈黙で満ちていた。
後部座席で足を組む莉鳥と、その隣でアタッシュケースを持つ男。
最初に沈黙を破ったのは男の方だった。
「今回の取引、うまくいきそうですね」
「……まだ分からないわ」
「デカい取引です。幹部連中も様子を見に来てる。これが成功すれば俺たち組織で出世できますよ」
「……そうね」
「あとは」
拳銃。
莉鳥のこめかみに当てられた銃口。安全装置の外れる音が骨伝いに聞こえた。
「サツの手先を突き出せばボーナスアップだ」
「……そう、全てお見通しってわけね」
観念したように目を閉じる。
車が止まり、言われた通りに車を降りる莉鳥。
莉鳥が手を上げたその瞬間、たちまち電撃が走った。
銃をつきつけていた男がしびれてのけぞり、その隙を突いて肘を額に叩き込む。
気絶した男から銃を素早く奪い、運転席から飛び出してきた部下を銃撃した。
たちまち駆けつけてくる他の部下たち。
莉鳥は車の影に飛び込み嵐のような銃撃をやり過ごすと、ため息をひとつついてドレスの裾を引き裂いた。携帯電話をコールして配置した捜査官たちを突入させると、彼女もまた飛び出していく。
「彼ら全員たたきつぶしたら、私もボーナスアップかしら」
その三十分後、ソーダパウダー密売組織は一斉に検挙された。
潜入捜査官莉鳥の名は組織の伝説となり、同時に畏怖の対象となった。
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ネコジマ警察24時
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月04日
参加申し込みの期限
2017年03月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!