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【ホワイトデー】煌燦-KiraKira-ホワイトアイランド
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● 寝子ヶ浜海浜公園~believe or disbelief
まもるとタルトの夜間飛行を、
立花 なつ
と
千歳飴 楓子
が、そうとは知らず見上げていた。
「あの風船、特別綺麗だね」
「ふむ。ほかのよりキラキラしている。レアバルーンに違いない」
楓子の頭の中は、基本課金ガチャだった。
なつは苦笑し、そろそろ帰ろっか、と告げた。
シーサイドタウンの楓子の住まいまでの道のり。
煌めくバルーンの星空を見上げながら歩けば、今日一日のことがよみがえる。
「今日はすっごくたのしかった。ありがとう」
「楓子もだ。いい一日だった」
いつも眠そうでダルッとしていて重度のスマホゲーム中毒な楓子がそんな風にいうなんて、よほど楽しかったのだろう。自信を得て、なつは改めて楓子に告げる。
「いつも言ってるけど、……俺、かーちゃんのことが好きだよ」
何度目かの告白に、楓子は無機質に顔を上げた。
「ふむ。バレンタインの時も同じような事を聞いたが、特別というのは本気なのか?」
信じられない。これまでいつもそうだった。だが今日は、すこし思うところもある。
「なつ氏の口が軽いのは重々承知の上だがこう何度も聞かされると真摯に対応すべき案件なのかとも思えてきてな。……まあいつもの調子の良いリップサービスならば忘れてくれ」
リップサービスなんかじゃない、となつは言った。
「かーちゃんはずっと前から、俺の特別な女の子」
「調子が良すぎる。真実味がない」
「ひどいな。でもホワイトデーだからね。ちゃんと言っとかないと。かーちゃんが好き。信じてもらえるまで、何回でも言うよ」
「……そうか」
楓子はしばらく歩いたが、煌々と明るい自動販売機の前で立ち止まり、自分となつに、あたたかいおしるこを買った。ひとつをなつに手渡し、自分の缶のプルタブを開ける。甘いおしるこを一口煽り、口の端を拭う。
「楓子はご存知の通り生まれてこの方恋愛という物を経験した事が無くてね。今はなつ氏の望む恋仲という物にはなれそうもない」
なつはおしるこに口をつけながら、黙って楓子が話すのを見ていた。
「しかし
先日、愛されるという事が悪くもない事を知った
。そうだな。こういうのはどうだろう」
楓子は、ぴ、と人差し指を立てる。
「なつ氏が楓子に、恋愛のドキドキという物を教えてみてくれ」
我ながらいいアイデアだと、楓子は満面の笑みを浮かべる。
「楓子の事を、その気にさせて貰おう。その時に改めて返事を……ひっ……」
楓子はしゃっくりでもしそうな声を出して仰け反り、次の瞬間、
「ぶぇっくしょーい!」
品のない大くしゃみをしてみせた。
ず、と鼻をすする。
「すまん。鼻水がマフラーについた」
「締まらないな~いいこと言ってたのに」
なつは笑った。
マフラーはあげてもいい。いや、楓子のことだから、洗濯を面倒くさがるだろうか。だったら洗濯しにいってもいい。楓子がごろごろするわきで、てきぱきと働く自分の姿を、なつは苦も無く想像する。うーん、それじゃあかーちゃんのためにならないかな? ちょっとお母さん気分にもなり……。
空になった缶を捨てた。
「さ、帰ろうか」
一歩踏み出す。自然と楓子と手を繋いで。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
1000人
参加キャラクター数
42人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年02月25日
参加申し込みの期限
2017年03月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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