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【ホワイトデー】煌燦-KiraKira-ホワイトアイランド
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● 寝子ヶ浜海岸~告白
Reのステージを観た後、アカリとロベルトはステージのある海浜公園を離れ、少し歩いて砂浜を散歩した。
「獅子目達、凄かったですね」
「……うん! 良かった」
瞼に焼き付いた悠月の姿が夜空に浮かんで見えるようで、ロベルトは恍惚と宙を見上げる。
そんな赤毛の先輩と並び歩きながら、アカリは軽く口唇を噛む。
(今度こそ、伝えるんだ。ここで踏み出さなきゃ、きっと何も始まらない)
先輩に、俺のこと、見てほしいから。
一息飲んで、アカリはその場に立ち止まった。
「……あのね、先輩」
「ん?」
「俺は、先輩の理想には、獅子目みたいにはなれない。獅子目には、勝てないかもしれないけど、それでも、ひとつだけ獅子目にも、誰にも負けないことがあるんです。だから……聞いて、くれますか」
まっすぐにロベルトの瞳を見つめる。ロベルトはきょとんとアカリを見つめている。
「好きです。先輩のことが、誰よりも」
言えた。今度こそ。息はまだ、止めたまま。
「……来島、僕は……」
ロベルトは暫く黙したのち、それだけ言って、また言葉に詰まる。
アカリの想いを受け止めきれないというように視線を流す。
「……思ってくれてるのは嬉しいけど……僕は、君だけを見つめていられる自信が……」
わかってる。
ロベルトが自分をそんな風には見ていないことは。
でももう、自分と悠月を比較して、敵わないと諦めることはやめる。
「今は、返事は要りません」
アカリの凛と声を張った。
「……俺、頑張るから。俺は、先輩の理想ではないかもしれないけど絶対、振り向かせてみせますから」
ロベルトの胸元に、つ、と手を当てる。
「覚悟しててください。それで、いつか先輩が俺のこと好きになってくれたら、その時に返事ください……ね?」
ロベルトは息を呑んだ。いまできる精一杯の真摯な気持ちで。
「……わかった。その時まで返事は取っておくよ」
YESでもNOでもない保留の返答。それでもアカリは満足して頷く。
返事は今じゃなくていい。言えた。ようやく。――そのことが自信になる。
(大丈夫、俺、ちゃんと笑える)
想いを伝えて、それでも一緒にいるのを許してくれる。
それだけで、今は十分だから。
アカリはぱっと駆け出した。
「来島?」
突然のことに戸惑うロベルトを振り返って、大きく手を振る。
「ほら、先輩! 何突っ立ってるんですか。一緒にバルーン、飛ばしに行きましょ?」
アカリはまるで、憑き物が落ちたみたいに晴れやかな顔だ。
ロベルトもふっと息を吐き、肩に籠っていた緊張を解く。
「今行くよ」
アカリのあとを追って砂浜を駆ける。
白くて丸いバルーンが、ひとつふたつ、昏い空に浮き上がりつつある。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
1000人
参加キャラクター数
42人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年02月25日
参加申し込みの期限
2017年03月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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