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はじけてあばれろ、ゾンビモール!
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■CDショップにて
クラシックミュージックの『クラシック』は古さや古典といった意味をもつが、元は『一流』をさす言葉である。
一流は時代を超えて愛され古典となるのだ。
たとえそれが、ゾンビだらけの終末世界であろうとも。
「ルシフェル」
荘厳なクラシックの音。
白い雲と青空。
瞑目してヘッドホンにひたる黒髪の男。
葦原 忍穂
。
音楽が最高潮に達した所で、ヘッドホンが引っこ抜かれた。
「ルシフェル。聞いているのか」
青空を写したポスターを引っぺがし、腰に手を当てて見せる
浮舟 久雨
。
彼女の衣装はどこかパンクに統一されていた。
忍穂はひとつだけ唸ると、ソファで組んでいた足を逆向きに組み直す。
「漆黒の彼方に罪深き魂の旅路を描いていた(日本語字幕:ぼーっとしていました)」
「そうか。邪魔して悪かったな」
久雨はヘッドホンを放り投げた。
放物線を描いたヘッドホンが、レコード棚を超えて向こう側へと落ちていく。
ヴォオウといううめき声と共にゾンビがゆっくり起き上がった。
「ルシフェル。話が――」
「悠久なる罪科のあがないに民は矮小なレクイエムを求めるだろう(日本語字幕:ゾンビ殺しの途中に聞く音楽が欲しいんですけど)」
「聞けルシフェル、すぐそこに――」
久雨の語りを遮るようにして、忍穂はレコードプレイヤーに一枚のレコードを置いた。
針をつまむ。
「堕天使の傍らに選ばれるは残酷なる真意(日本語字幕:メタルとかどうですか)」
ゾンビが襲いかかる寸前の所で、久雨はスコップをゾンビの頭にスイングした。
放物線を描いたゾンビヘッドが、レコード棚を越えて向こう側へと落ちていく。
肩をすくめる久雨。
「ゾンビが来ている」
「星の瞬きは永遠なのか?(日本語訳:早く言ってください)」
「今言うところだった」
忍穂は投げられたバールをキャッチすると、つまんでいた針をレコードに落とした。
ギターのイントロが流れはじめ、音につられたゾンビたちが棚の後ろからわらわらと現われる。
「罪深き堕天使と共に祭壇へ上がるとしよう(日本語字幕:ステージに行きましょう)」
「狂った趣味だ」
二人は歩き出し、レコードショップのイベントステージへと駆け上がる。
まるで熱狂的な観客たちのごとくステージへ群がるゾンビたち。
大音量で流れるロックミュージックにあわせて、久雨はスコップを振り込んだ。
ステージへ上がろうとしたゾンビが追い返されるようにギャラリーフロアへ放り出される。
バールを地面に突き立て、マイク代わりにした忍穂。
「我が舞台は整った。ククク……聴け、闇より出でし者どもよ!」
ロックミュージックを歌い始める忍穂。一斉にステージへ這い上がるゾンビたち。
ゾンビを蹴り飛ばすと、引き抜いたバールのフルスイングを食らわせた。
グリーンカラーがはじけ飛ぶ。
観客席へとダイブしたなら、グリーンの爆発が次から次へと巻き起こった。
コーラスのように歌を口ずさむ久雨。
ゾンビの頭を吹っ飛ばすと、長い髪を振り乱した。
「さあ、罪深き旅路の彼方へと突き進もうではないか(日本語字幕:ゾンビを倒して脱出しましょう)」
「いいだろう」
久雨はゾンビの口にパーティークラッカーをねじ込むと、派手に破裂させた。
のけぞって後続たちとともによろめくゾンビ。
すかさずバズーカクラッカーを担ぐと、曲の終わりと共にトリガーを引いた。
「フィナーレだ」
転がるメロンソーダの缶。
つま先に当たって止まる。
久雨は何気なくそれを拾い上げ、片手でプルタブを開いた。
「戯曲の演者、か……」
ロックミュージックの中にあった歌詞を思い出し、口の左端だけで笑った。
「まるでこの世界のようだ。なあルシフェル。私は正気だと思うか? それとも世界に呑まれて狂ってしまったのか?」
瓶のコーラを飲み干して、肩をすくめる忍穂。
「人はみな堕天使となりえる(日本語字幕:慣れれば楽しいですよ)」
「……違いない」
忍穂は満足げに頷くと、コーラの瓶を肩越しに放り投げた。
レコードの棚の上を放物線を描いて飛んでいく。
ウヴォウといううめき声と共に、ゾンビが這い出してきた。
「というわけで、アンコールだ」
忍穂の投げたスコップを、久雨は片手でキャッチした。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年02月11日
参加申し込みの期限
2017年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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