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スマホカバーを作ろう!
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【1】手作り教室準備中
さて。本日は開催日の土曜日である。
12時を少し過ぎたころ、
紅林 柳霞
は『ステラ・マリス』に隣接する一室で、手作り教室の用意をしていた。
ちなみに、『ステラ・マリス』は、レトロな洋館の1階にある。
店舗の近くには、使っていない部屋もいくつかあって、ここもその一つだった。
(ここで他にもワークショップやったら、楽しそう)
長方形のテーブルをいくつか並べ、壁際にホワイトボードを設置した室内を見回して、柳霞はふと思う。
ホワイトボードの傍には同じく長方形のサイドテーブルが一つ置いてあり、そこに今日使う予定の材料が置かれている。
これらを1セットに分けて、テーブルにセッティングするのだ。
柳霞が材料を分け始めたところに、彼女の従弟で寝子高2年の
紅林 千尋
が入って来た。
「柳霞ねえ、景貴さん来たぞ」
そう告げる彼の隣には、
荒井 景貴
の姿があった。
彼はシーサイドタウンにある洋菓子店『Raton』のオーナー兼店長だ。そして、柳霞の婚約者でもある。
「景貴さん」
「こんにちわ、柳霞さん。約束どおり、卵の殻をたくさん持って来ましたよ。もちろん、綺麗に洗ってちゃんと乾かしてあります」
笑顔で出迎える柳霞に、景貴は言って大きなタッパーを差し出した。
「ありがとう、景貴さん。助かるわ」
柳霞が、礼を言って受け取る。
スマホカバー作りに卵の殻を使うと決めた時、彼女の脳裏に浮かんだのは、彼のことだ。
洋菓子には、卵が欠かせない。きっと、殻も毎日たくさん出るに違いないと彼女は考えた。
それで景貴に頼んだところが、快く了承してくれたというわけだ。
それと、彼女が頼んだものは、もう一つ。
「それとこちらは、お菓子です。どうぶつクッキーとにくきゅうマカロンを持って来ました」
言って景貴は、もう一つ大きなタッパーを示して見せた。
どちらも、彼の店で出しているお菓子だ。どうぶつクッキーはいろいろな動物の形をしており、にくきゅうマカロンは肉球が描かれていて、色によって味が別れている。
「ありがとう。どっちも美味しいから、きっと参加者さんたち、よろこぶわ。お茶はニャンヤル・キャットハーゲンの紅茶とネコッツァのコーヒーを用意したんだよ」
タッパーから透けて見える中身に、柳霞は更に笑顔になって言う。
そう、彼女は教室の途中でお茶とお菓子を提供することを、考えたのだ。
今回のスマホカバー作りは、細かい作業が多い。できるだけ楽しくリラックスしたムードでやりたいと思った彼女は、途中に休憩としてお茶を挟むことを思いついたのだった。
「それは、奮発しましたね」
景貴が、小さく目を見張って返す。彼女が口にしたのは、どちらも有名ブランドだ。
「今日の教室を、楽しい思い出にしてもらいたいから」
柳霞は微笑み返して言った。
「ところで、教室の準備はできたんですか?」
「今やってるところだよ」
問われて答える柳霞に「なら、僕も手伝いますね」と景貴はタッパーを手に部屋へと足を踏み入れる。
「ありがとう。……あ、なら、景貴さんは千尋くんと一緒に、お茶菓子の用意をお願い」
言って柳霞は、ホワイトボードを設置した壁の横手にある、もう一つのドアの方へと歩み寄った。
ドアを開けるとそこは、小さなキッチンだった。
小さな流し台とコンロ、それに中央には調理台があって、隅には食器棚もある。
調理台には、大きなポットが二つ置かれていた。
「この部屋も、今日のために用意したんですか?」
驚いて尋ねる景貴に、答えたのは千尋の方だ。
「まさか。もともとこうだったんだ。なにしろ、レトロな洋館だからな。キッチンも一つだけじゃないってことだ」
「なるほど……」
景貴はうなずくと、柳霞をふり返った。
「わかりました。じゃあ、僕はこちらで千尋さんとお茶菓子の用意をしますね」
言ってから、付け加える。
「合間を見て、僕もスマホカバー作りに挑戦するつもりです」
「お茶は、絵の具を乾かす間にしようと思っているから……最初から参加で、大丈夫だよ。途中からだと、時間が足りなくなるかもしれないし」
それへ少し考えて、柳霞は返した。そして、食器棚から茶器や皿を出そうとしている千尋を見やる。
「千尋くんも、せっかくだから、やってみたら?」
「え? 俺?」
千尋は驚いて、手を止める。
実は彼、今日はお茶やお菓子を準備してそれを配ることが、自分のメインだと思っていた。一応店員なのだから、裏方に徹するのだと。
「お茶の時には働いてもらうけど、それまでは何もないし……やってみたら、案外面白いってこともあるかもしれないよ?」
「あ……うん」
なおも言われて、それもそうかもしれない、と彼はスマホカバー作りをやってみることにした。
それを見やって、柳霞は隣の部屋へと戻って行く。
そして、教室の準備を始めるのだった。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月07日
参加申し込みの期限
2017年01月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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