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推理ゲーム『ねこじま人狼』3rd
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● 二人の騎士
武道は、いよいよ来たか、という顔をした。
「俺は騎士だよ」
落ち着いた宣誓に、天懸はふんと鼻を鳴らす。
「騎士は俺だ」
武道と天懸、真向勝負である。
火花散る視線の間に、「ちょっと失礼ー」と梢が割って入る。
「新江君。志波先輩もですけど、騎士カミングアウトってほぼ噛まれるの確定ですよね、生きてたら変だし。真騎士で真占い護衛が目的なら、なぜ仕事前にカミングアウトや対抗をしたんでしょうー?」
すると天懸はその質問を待っていた、という顔で頷いてみせた。
「島民が飽和して村が混乱したら正体を明かして騙りを潰し、島民からの信頼を得ようかと思ったけど、よもやそっちから来るとはなあ……なあ、志波先輩?」
「何が言いたい、天懸くん? 占い騙りは、騙り増加抑制での真絞り込みの為だ。結果的には抑制にならなかったが……二夜制なら、真の占い師を残す為に名乗り出るのもアリかとおもったからな」
「そいつは苦しくないですか? なにより、『占い騙りの防止のために占いに出て、4人まで占いが増えた』から騎士へのスライドってのが怪しすぎる。ってのが騎士としての俺の主張」
天懸は続ける。
「先輩、『四人になったか……ならば……!』って言いましたよね。そこまでに繋がる発言の順番を追っていくと、水守先輩が俺に白判定出した後に、先輩が騎士にスライドしてるんすよ」
「そうだな」
「やっぱりこれ、志波先輩視点で、占い候補に人外勢力が出揃ってると判断して、占い師の数を4を3にしたくての行動だと思うんすよね。騎士なんざ、吊られる・噛まれる両方のパターンがある『黙っていた方がいい役職』なわけで、吊りを避けられがちの『占い師候補』とはかなり役職の動かし方が違う。占い師が増えるのは今回なら狂人・狼少年・人外露出も伴うから、必ずしも島民にとって悪いことではないし、騎士候補に変えた理由が弱すぎると俺は見てる」
「その通りだ。もし俺が騙りなら、真は潜伏したままの方が人狼から警戒されずに護衛できたろ?」
武道は指でトントンと机を叩きながら反論する。
「君の主張によると、俺が『占い師―狼―狂人―狼少年が占い師で露出したの確認して』騎士カミングアウトしたということのようだが、あの時点では欠け役職がなんなのかの情報はなかったはずだ。なぜ島民陣営のらっかみ、ものまねの可能性を抜かした?」
天懸はむっとしたように眉間にしわを寄せる。
武道は天懸の目を見て畳みかける。
「俺には君が、占い騙りの中に人狼側の多くがいるよう刷り込みしようとしてる風に感じたんだけどな」
「な……!」
鼻白む天懸に、梢が追い打ちをかけた。
「実は私も同じように感じたんですよねー。論調が少々強引というか、自分の言う通りに吊らせたい勢力に見えるなー。私は無視しませんが」
天懸は息を呑んで、危うく腰を浮かしかけた。
だが、すぐに椅子に座りなおすと、どっかと足を組む。
「ともかく、理想としてはもちろん真占い護衛だけど、同時に占いローラーも始めてほしいのが俺視点からの、騎士からのわがままって感じか。必要ならまとめ役護衛に俺は徹する。それが俺の防衛方針だ」
天懸は唇を引き結んでいる。
武道は天懸、それから梢の様子を窺った。
天懸と目が合う。彼は武道のことをじっと見ていた。梢はそんな天懸を観察しているように見える。
武道は手を顎に当て、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「俺は、流くん天懸くんのラインは怪しいとみてる」
突然名指しされた流はぴくりと片眉を上げたが、最後まで話を聞く姿勢だ。
武道は淡々と話を続ける。
「らっかみが欠けていると宣言することは、ほかにらっかみが出た時点で破綻するから、やるなら人狼側が連携して……だろうし、今回アカリくん衛くんの二人が同じ欠け結果で、らっかみだと名乗り出ている人がいない。ということは、らっかみが欠けていることはほぼ間違いないと思う。んで……役職欠けありルールで、占い結果を出してない状態での役職騙りは危険性が高い。騙った! 欠けてた!! だと一発で露呈だしな」
「むー……ちょっと違うこと、考えてた」と考え込んでいたアカリがおもむろに口を開いた。
「普通に考えて、狼二人が同じ占い師を騙るとは思えないから、一方が占い師でもう一方が騎士の中にいると仮定する。そうすると、だ」
アカリは指さしながら推理する。
「志波先輩の占い師宣言は、卯木の占い師宣言より後だから、卯木-志波先輩で2狼はほぼない。
そして水守の占い師宣言は、志波先輩の騎士スライドより前。なら水守-志波先輩の2狼もほぼない。
つまり、偽占い師である卯木・水守のどちらかが狼だと仮定するなら、志波先輩は狼じゃないと思うんだ。
って考えると、水守に白を出されて騎士に出てきた新江の方が、狼目が高いと思う」
「なんだ? 俺の方が分が悪いのかよ」
天懸は足を組んだまま背凭れに寄り掛かり、憮然と眉根を寄せている。
アカリは攻めつつもフォローする。
「ま、これはあくまで状況を見て考えた話であって新江を狼で決め打ってるって訳じゃねーぜ? ただ、今一番しっくり来てるのは卯木-新江の2狼、っていうのが現時点での俺の主張……ってとこかな」
それを聞き、アカリと全く主張が同じな衛は、簡潔に反論する。
「その論理が成り立つなら、俺視点では来島-新江が成り立ってもいいわけだよな?」
アカリがちょっと衛を睨んだ。
衛の方はそれを受け流し、ぽりぽりと頭を掻く。
「いや、ってーか、俺、役職主張を聞いた段階で、一番吊りたいと思ったのは五郎八さんなんだよな」
衛、そして武道もが五郎八を見遣る。
五郎八はといえば、いよいよ真打登場、とばかりにふふりと澄まして口角を上げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月05日
参加申し込みの期限
2016年12月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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