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【星幽塔】第一階層 ほしびとと共に、或いは、塔と愉快な仲間達
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【不穏なる黒い鈴の音(1)】
その日、
恵御納 夏朝
は城下街の大通りを城を目指して歩いていた。フランチェスカに差し入れを持っていくその道中だった。
「フランチェスカさん、お城にいるかな?」
通りを行きかう人々の姿を何ともなしに眺めながら、夏朝はぽつりと独り言のように呟く。
(最近はなんだか忙しくあちこち動きまわってるみたいだから、入れ違いにならないといいんだけど……)
そんなことを考えていたその矢先、夏朝はふと誰かの不気味な笑い声を聞いた気がした。
「え……?」
無邪気な子供のそれとはまるで違うイヤな笑い声に、夏朝は慌てて辺りを見まわす。
だが、声の主はどこに見当たらない。
「気の、せい……だったのかな……?」
そう言えば、道すがら、最近城に物を溶かす黒い鈴が出没するという噂を聞いた気もする。
(……なんだか変な感じがする)
少し嫌な予感を抱きつつ、夏朝は城への道を急ぐことにした。
同じ頃、
新田 亮
は、情報収集のために街の人々から色々な話を聞いてまわっていた。
「城に現れた黒い鈴、か……」
ひとしきり話を聞き終えた亮が、目深に被ったロビンフッドハットをわずかに持ち上げながら独りごちる。
まだ噂の段階に過ぎないようだが、目撃証言は決して少なくなく、現実に起きた事件であることに間違いはないだろう。
さらに、情報収集を進めていくと、今度はト・ゲトーゲなる生き物が暴れまわっているという話も聞いた。
(オーブに火は灯されたはずなのに、また何かが起ころうとしているのか……?)
街の住人達から聞いた話を頭の中で繰り返しながら、亮は城に黒い鈴の話を聞きにいくことを決める。
と、そのとき。
「……ん?」
キヒヒッと、誰かの笑い声が聞こえた気がして、亮はハッと後ろを振り返った。
だが、誰もいない。
「風か何かだったのか……?」
どこか釈然としない気持ちを抱えつつ、ひとまず亮は城の方角へ足を向けた。
雨崎 荒太郎
は、城下町で、尺八の流しをして銭を稼いでいた。
「ふー。今日もよく働いたでがんす!」
ひとしきり稼いだ後、本日の営業を終えて、『星の座敷童』と書かれた旗をいそいそとしまう。
そうして荷物をまとめていたとき、ふと荒太郎はシャラシャラと何かが鳴るような音を聴いた気がした。
「……鈴の音……でがんす?」
そこで、荒太郎はふと客から聞いた『黒い鈴』と『虹の光』の話を思い出していた。
(黒い鈴でがんすかー。なんだかフランさまも困り果てているみたいでがんす?)
そういうことならば、と荒太郎はひと肌脱ぐことを決めた。
(聞いた話によれば、黒い鈴には物を溶かす力があるとか……。なら、ぼくのろっこんが役立つかもしれないしね!)
かくして、荒太郎もまたトコトコと城に向かって歩きはじめる。
上下 左右
は、ふと気づくと見慣れない街並の中にいた。
「ええっと。ここはどこ? 私は誰ですの?」
いや、もちろん左右は左右である。そんなことはわかっている。ただお約束としてちょっと言ってみたかっただけだ。
と、そのとき。
「そこのお嬢ちゃん。ちょっと占っていかんかね? 今ならサービスで、無料で占ってあげるよ?」
不意にしわくちゃの老婆が左右に声をかけてきた。
「え、無料? 本当ですの? なら、お願いしますわ!」
老婆の誘いに乗りつつ、左右は占いをする老婆の水晶に映る自分の姿を覗きこんだ。
そして、
(って、服と髪の色が変わってますわ!?)
いつのまにか、自身が白い魔法使いのローブのようなものを身に着け、白い髪が真っ黒に染まっていることに気づいた。
(……黒髪もいいですわね)
占い師の水晶に映りこむ黒髪の自分の姿にまんざらでもない気分になっていると、占いを終えたらしい老婆が顔を上げて言った。
「どうやらお城に行くと、何かいいことがあるみたいだねぇ。もっとも多少の危険もあるみたいだが……」
「……お城、ですの?」
左右は老婆の指さす方角にあるサジタリオ城を見て、小さく息を飲んだ。
それは確かに、紛うことなき、中世ヨーロッパ風のお城なのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月09日
参加申し込みの期限
2016年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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