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寝子島高校
【卒業生を送る会】寝子晴れっ、跳躍っ、新たな一歩でにゃーっ!
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●葵色、友情、腐れ縁?
「うみねこ」の一口かき揚は美味しい。
うみねこでバイトをしたことがある
綾辻 綾花
は、そのことをよく知っている。
おにぎりに合うこともだ。
だから綾花は、かき揚とおにぎりを取ると半分分けて、友人の
七夜 あおい
にも勧めたのである。
「あおいちゃん、はい。分け合って食べませんか?」
「わ、ありがとう!」
あおいはにこっと笑って受け取ると、はふはふとかき揚を口に入れる。
「わー、おいしいね」
「そうなんです。さくっとしていて、絶品なんですから」
綾花は自分もかき揚を頬張ってから、ふと、去年のことを思い出した。
「去年は私たちも卒業生だったんですよね」
「中学のね」
「ええ。今時期は、ちょうど寝子高を受験したころで……受かったあとも高校で新しい友達ができるか不安でした。あおいちゃんは、地元出身じゃなかったですよね。寝子島での生活は不安じゃなかったのかな?」
「んー不安じゃなかったって言ったら嘘になるけど、それよりも楽しみって気持ちが大きかった気がするな。うちは下に弟妹が5人もいて、毎日楽しかったけど、どうしてもお世話係みたいになっちゃうときもあったから、親元を離れて寮に入るっていうのもワクワクしたし」
「そうなんですね。私、高校での新しい友達はあおいちゃんが初めてでした。気さくに声をかけてもらって話しやすくてかわいいくて」
「やだ。かわいいなんて大げさだよ」
あおいはくすくす笑いながら綾花の肩を軽く叩く。
気軽に軽口を言い合える、そんな関係になれたことが、綾花は嬉しい。
だから、口にしようと思う。
「あおいちゃん、これからもよろしくね」
「うん。よろしくね!」
◇
何気なく立食を楽しんでいた
椎井 莉鳥
は、腐れ縁の彼を見つけて、うんざり顔になった。
一年前に別れた元彼。いつも通り熱量の低い、眠そうな顔をした
北里 雅樹
。うんざり顔になったわけはというと、雅樹が片っ端から料理を皿にのっけては片っ端から食いまくっていたためだ。
もっとも雅樹にも理由がある。
「止めてくれるな。こんな時じゃなきゃ腹一杯食えないんだ。猫鳴館っていうのはそういうところなんだよ」
今も雅樹は、器用に皿を三つも持ち、そのすべてに富士もかくやとばかりに料理を積み上げている。
分かっていた。
そういう彼だって。
それでも「はぁ」とため息を吐かずにはいられない。
(あの分だと、誰かにぶつかって料理を床にぶちまけてしまいそうね、いや、必ずそうなるわ)
莉鳥はつかつか歩み寄ると、悪い未来を回避すべく、雅樹の手から溢れそうな料理の皿を一つもぎ取った。
「こんなにたくさんの料理、どうするのよ?」
「全部食うに決まってんだろ」
分かり切ったことを聞くなとばかりに、雅樹はぶっきらぼうに答える。ちなみに余ったら持ち帰ろうとタッパーウェアもしっかり用意済みである。一見緩い系男子だが、なんの。彼は逞しい猫鳴館の一員なのだ。
「そんなに食べすぎると太るよ」と莉鳥は言った。
「それよりお前が食え。痩せすぎだっての」と雅樹は返した。
「陸上部だから、今の体形で十分よ」
莉鳥はつん、とそっぽを向く。
だが、その場を立ち去ることはしない。
むしろ、この小気味よい会話の応酬を楽しんでいる。
「で、どれが美味しいの?」
「一口おにぎりのしらす入りのやつ、美味かったな」
「それ、私も食べた。オーソドックスな梅も良かったわよ」
「梅か。選ばなかったな。取ってくるか」
「まだ食べるの? そんなに腹ペコならカレーにすればいいじゃない。胃袋いっぱい食べられるわよ」
「胃袋いっぱいは結構だけどさ、俺が辛いの苦手だって知ってるだろ?」
皿の料理を摘まみながら、ふたりの話は途切れない。
元彼と元カノ。腐れ縁だとうんざりすることもあるけれど、このくらいの距離感が自分たちにはちょうどいいのかもしれない。
◇
なごやかな話し声を割って、とてとてと、
橘 明里
がふたたび壇上に現れた。
今回は転ばずにステージの中央まで進む。
「えー、みなさま! ご歓談中かとは存じますが、ここでフリータイムに入りたいですなの!」
一番手は――、と明里は舞台袖に控える少女を迎えるべく大きく手を広げると、舞台袖に置かれたラジカセから朗々と詩吟が流れ始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月05日
参加申し込みの期限
2016年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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