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Nekojima Nyantasy ~晴雲の章~
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■チャプター2:出会い
森の中で剣を手に走る青年。君は彼を知っている。
彼の目を知っている。
彼の瞳の奥に眠る憎しみと恐怖を知っている。
その先にある運命の歯車を知っている。
かつて魔王軍によって壊滅した王都から唯一生き残った彼の名はイデア。
辺境の村に引き取られ、かつて見た『銀狼の男』への復習を果たすべく鍛錬を続けていた。
そんな彼の中で止まっていた運命の歯車が、この日とうとう回り始めた。
『イデア、村に魔物が! じいさんたちが襲われてるんだ!』
駆けつけた村人の知らせを受けて、彼は育った村へと走った。
「ん? なんだテメェは。村の生き残――」
「邪魔だ!」
振り返ったスケルトンモンスターを一刀のもとに粉砕し、駆け抜ける。
森を抜けて見た村は、既に炎が上がっていた。
燃える家々が幼き日の光景とラップする。
「うわっちちち! 服に燃え移っちまったじゃねーか!」
村に流れ着いていたはぐれ魔術師の
水守 流
が、火の付いたローブをはたきながら飛び出してくる。
「おお、イデア! 無事だったか」
「じいさんたちは……!?」
「ちゃんと川の方に逃げたよ。魔物連中は――」
家屋の壁を墓石、飛び出してくるゴーレム。
畑の土や石を混ぜ合わせて作られたそれは、大根やニンジンといった作物が混在していた。
「俺がくいとめてる!」
流は180度ターンすると、利き手をゴーレムへと押し当てた。
「燃え上がれ、紅蓮の炎!」
爆発的に発生した熱量が赤い炎となり、ゴーレムを作物もろとも焼いていく。
「うおっ、うまそうなにおい」
「流、後ろだ!」
地面を割って現われる新たなゴーレム。
流へ掴みかかろうと両手を広げた、その時。
何者かの飛び膝蹴りがゴーレムの側頭部へと炸裂した。
おおきくグラつき、転倒するゴーレム。
着地した何者かは……。
「亮か!」
「村についたと思った矢先に……なんだか大変そうだな」
新田 亮
は皮の防具を整え、ファイティングポーズをとる。
起き上がったゴーレムとはまた別に、森側から新たなゴーレムが出現。亮たちを取り囲む。
そこへ飛来する無数の魔法弾。
ゴーレムたちは次々に被弾し、じたじたと後退していく。
「これは……」
「間に合った? いやー発動しなかったらどーしよーかと」
屋根の上でからからと笑う
志波 武道
。
手には不思議なフリントロック式拳銃が握られている。
そんな彼の足下が崩れ、屋根から転げ落ちる。
地面に頭から落ちた武道は額をさすって起き上がる……と。
目の前には腕が六本あるゴーレムが立っていた。
それぞれの手にカトラスが握られている。
「あ、これはどーしよ」
見上げる彼とゴーレム。その間に、光の閃きが割り込んだ。
否、超高速で飛び込み、一文字に繰り出された刀の輝きである。
ゴーレムの腕が一本切れて飛んでいく。
振り切った姿勢で両者の間に立ち塞がる
楪 櫻
。
「どーも櫻ちゃん」
「油断をしすぎだ」
反撃とばかりに残り五本の腕を使って連続攻撃をしかけるゴーレム。
対する櫻はその全てを刀ではじき飛ばし、一瞬の隙を突いてゴーレムの胴体部分を切断。機能を失ったゴーレムは無形の泥となって崩れていった。
イデアたちへ振り返り、刀についた泥を振り払う櫻。
「魔物に襲われたようだな。助太刀する」
「あっ、俺も俺も」
後ろから手を振ってアピールする武道。
イデアは頷くと、自らを囲むゴーレムたちへと立ち向かった。
「一度に行くぞ。準備は?」
「いつでも!」
流は手刀で空中に魔術文字を描くと、大気中の水分を停止させて氷の刃を生み出した。内部に溜めた酸素の破裂を推進力として発射する。
「走れ、蒼き氷刃!」
ゴーレムに次々と突き刺さる刃。
その一方で、亮はゴーレムの繰り出すパンチを右へ左へステップをかけて回避。
懐に潜り込むと、強烈なアッパーカットを叩き込む。
三人の攻撃によって崩れ落ちていくゴーレムたち。
「やったか」
呟くイデアに応えるように、森の奥から何者かが現われた。
「ゴーレム程度は倒せるようになったか。少しは、生かしたかいがあったかな?」
銀狼の鎧。巨大な剣。
魔王軍幹部、蛇那伊である。
イデアの脳裏に、燃える家々と相まって全ての恐怖と憎しみが呼び覚まされ、怒りとなって燃え上がる
「き……貴様ぁ!」
突撃。顔面を狙って繰り出した剣だが、蛇那伊はそれを素手で受け止めた。
握りしめ、剣をへし折る。
「そんな――」
「イデア、離れろ!」
「こいつ……!」
流は魔術文字のナイフで空気を切ると、真空を魔術的に生み出して蛇那伊へと発射。
同時に亮が突撃からの跳躍。飛び回し蹴りを繰り出した。
咄嗟に飛び退くイデアの代わりに二人の攻撃が殺到する――が、蛇那伊はそれらを咆哮だけでかき消した。
刃は消し飛び、蹴りは亮の身体ごと吹き飛ばされた。
後ろに回り込む武道と櫻。
錬金術によって生成した特殊な弾丸を魔法銃に装填。
背中に向けて連射する武道。
すべて直撃したにもかかわらず、蛇那伊はみじろぎひとつしなかった。
ゆっくりと振り返る。
眼前へ高速でせまる櫻――の顔面を掴み、反対方向へと投げる。
地面と水平に飛んだ櫻は家屋の壁を突き破り、反対側から飛び出して転がった。
「まだ焦りが足りないようだな。どれ、急かしてやろう」
片腕に呪いの力を溜め、イデアへと放つ蛇那伊。
「危ないイデア……ぐあ!」
亮がその間に割り込みイデアを庇って呪いを受けた。
身体に刻まれる狼の印。亮はがくりと膝と手をついた。
「亮! てめーよくも!」
流と武道がそれぞれ攻撃を仕掛けようとする、が。
蛇那伊は剣を改めて手に取り、自分を中心に振り回した。
それだけで凄まじい波動が周囲の家々と木々をなぎ倒し、イデアや武道たちも例外なく吹き飛ばされた。
「この程度か。暇つぶしにもならんな」
吐き捨てるように言って、背を向ける蛇那伊。
イデアは片目を開けて身体を起こす、が。
「ま、待て……」
「追いたければ追え。憎しみで強くなれ。そして、俺を満足させろ」
蛇那伊の言葉を最後に、イデアの意識はブラックアウトした。
森を出て、カブトを脱ぐ蛇那伊。
「おつかれさまー。目的の子はどうだった?」
地面に枝で線を引いて一人マルバツゲームをしていた月詠が顔を上げた。
蛇那伊はニヤリと歪んだ笑みを浮かべ。
「期待通りだ」
唸るように言った。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月13日
参加申し込みの期限
2016年11月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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