Nekojima Nyantasy ～晴雲の章～｜リアクション

Nekojima Nyantasy ～晴雲の章～

■接続章：空に穴が空いた日
　絢は魔王の羽織っていたマントを拾い上げ、空を見上げた。
「とりあえず私の命は助かったみたいだけど……」
　空には真っ黒な穴が渦をまいて開き、無数の魔物が飛び出している。
　絢はマントを羽織り、ドクロの杖を握りしめた。
「もっともっと大きな戦いが、始まるのね」

　一方、魔王城からダッシュで逃げる梢。
　金目のものはとりあえずかっぱらっとけとばかりに荷車に積んでいたが、そこには気を失ったが息のある美咲紀や修、時雨たちも乗せられていた。
「ビジネスチャンス……って言っていいんですかねえ、これは？　うわっと！」
　何かに躓いて転倒する。
　振り返ると、鎧を失って人間形態となった蛇那伊が横たわっていた。おそるおそる近づいてみると、まだ息がある。
　魔王牡丹が最後の最後で彼を生かして脱出させたとは、彼女の知らぬことである。

　――暗雲の章へ、続く

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あとがき

担当マスター：青空綿飴
ファンレターはマスターページから！

　お疲れ様でした。たまにはファンタジーもいいものですね。
　桃太郎の時と違って主人公を名乗り出る人がまさかのゼロ人というアクション結果を見て、『みんなが想像する主人公像を組み合わせたキャラクター』が生まれることになりました。
　あんまり出番をさいてもいけないので、次回はちょとしたＮＰＣとして登場することになるでしょう。あくまでメインは皆さんですしね！

　次回は暗雲の章。
　今回死亡したキャラクターも復活や新たなキャラクターとしての参加ができるようになる予定です。
　半月～一月後に公開、予定！　おたのしみに！

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