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「実は、思ったところに投げれていません」
時子が、尚輝からそう切り出されたのは後半戦に入ってからだった。
「え? でも」
思い返してもスコアの良い投球ばかりで、時子は首を傾げる。
そういえば投球ごとに不思議そうに首をひねっていた気もする。
上級者的な悩みだろうか。
「投げると、変な回転がかかってしまって」
「……意図的なものではなかったんですか?」
鋭い回転の投球ばかりだったので、てっきり得意な投げ方だとばかり思っていた時子。
でも、もしそれが投球ミスの産物だったら。
「先生、投球のフォームを見せてもらえませんか」
試しに尚輝にそう提案して実演してもらう。
どこもおかしくはない。どこも……、
「尚輝先生、親指が穴に入ってないような……?」
尚輝はボールを人差し指と中指でしか持っていなかった。
これでは投げる時、回転がかかりそうな気がする。
「三つの穴から二つを選んで持つのかと」
「三通りの投げ方はできそうですね」
そう言って苦笑する時子。
尚輝の勘違いだったが、結果を見れば独特な見方というか、ある意味彼らしいうっかりというべきか。
「投げにくそうですね」
三本指でボールを持ち、尚輝はうなる。
(あ……)
時子はそこで、思い切って言ってみることにした。
「先生、よければ一緒に投げませんか?」
「投球を御巫さんにアシストしてもらう、ということでしょうか?」
「はい。それに、二人で投げてストライクが取れればケーキがもらえるみたいで……」
なんだか、嘘の言い訳をしているような気もする。
言っているうちに恥ずかしくなってきて、顔が赤くなってくる時子だったが、幸い尚輝は快くうなずく。
「分かりました。おかしなところがあれば言ってください」
時子は尚輝に寄り添う形でボールに手を添える。
「投げる時はなるべく力を抜いてくださいね」
言いつつも、むしろ自分が緊張しそうだ。
一緒にいると安らぐ存在。
けど、今は秘めた恋。
(いつか両想いになれれば……)
そう思って尚輝をこっそり見る。ミスが分かって修正するためか、真剣な表情があった。
時子の好きな表情だ。
(これで、少しでも距離が縮まったでしょうか?)
跳ねる鼓動を感じつつ、終わったら「また一緒にボーリングしませんか…?」と聞いてみようと思う時子だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月04日
参加申し込みの期限
2016年11月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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