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バトルタワー第一階層:ヒーロー喪失
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■サイドC:絶望の人型兵器と???
ミサイルの雨が降る。絶望に逃げ惑う人々の群れを、巨大な鉄扇が覆った。
爆風を遮り、見下ろす小柄な少女。その全長はビルをも超えていた。
名を
恵御納 夏朝
。
この世界に現われた、新たな希望の戦士である。
「守れたかな。怪我してる人、いない?」
「大丈夫だろう。けど、人々を守りながら戦うのは難しい。人の居ない地域へ移るぞ」
八神 修
は刀を鞘におさめたまま、夏朝に向けて呼びかけた。
山や川が理想的だが、近くにはない。ならば避難の済んでいる地域がいい。
見回していると、
椎井 莉鳥
が遠くから呼びかけてきた。
「こっちよ。避難が済んでる」
ひとけのない地域を見つけて陣取っていたようだ。
絶望の兵器はゆっくりと振り返り、莉鳥めがけて歩き始める。
対する莉鳥の武装はアサルトライフルだ。しっかりと持ち、狙いを定める。
弾のぶれはそこそこあるが、この距離なら外さない。
バーストモードにして小刻みに射撃を加えながら、兵器の間接部や側面を攻撃していった。
射撃を剣で防ぎながら、突撃を仕掛けてくる。
うっかり格闘に持ち込んでは危険だ。パワーの差から押し込まれてしまうだろう。
莉鳥はハイウェイに飛び乗ると、路上を走りながら牽制射撃を加えていった。
「待たせたね」
修が間に割り込み、刀を抜く。
鉄扇を広げ、構える夏朝。
兵器はミサイルランチャーを開放すると、夏朝たちめがけてミサイルを連射した。
夏朝はねこシールを自分にくっつけて能力発動。身体を重くして爆風に備えると、広げた鉄扇でミサイルを受け止めた。
そんな夏朝の後ろから飛び出す修。
兵器が剣を手にした所で、夏朝はすかさずシールを発射した。
剣にシールが付着。ろっこん能力が発動して剣の重さが何倍にも増加した。
突然の加重に剣を取り落とす兵器。
修の刀が振り込まれる。
なんとか腕で防御するが、破壊された装甲の内側から火花が散った。
「正気を取り戻してくれ。今の君を、かつての君が見たら悲しむだろう!」
重々しい蹴りを放つ兵器。
修は直撃を食らって吹き飛び、三棟のビルを倒壊させた。
そこへ追撃のミサイルラッシュ。
修はその場から駆け出すが、爆風によって更に飛ばされる。
「あのミサイルをなんとかしないとな」
「防御だけなら、なんとかできるけど……」
兵器から距離をとる二人。パーキングエリアの駐車場に陣取った莉鳥が呼びかけてくる。
「ミサイルさえどうにかできればいいのよね? 考えがあるわ」
「乗った。出来ることはあるか?」
「んー……」
莉鳥はしばし考え、空を示すように指を立てた。
「できるだけ沢山発射させて」
住宅地を駆け抜ける修。
背後でおこる無数の爆発に晒されぬように川を飛び越える。
河川敷にブレーキをかけ、接近するミサイルに刀を放った。
切断されるミサイル。爆発が広がり、修は吹き飛ばされないように身体をこわばらせる。
その横を駆け抜ける夏朝。
畳んでいた鉄扇を開くと、横合いから接近するミサイルへ叩き付けた。
軌道をそらし、地面にぶつかって爆発するミサイル。
右へ左へミサイルを打ち払うが、あまりに爆風が激しすぎる。眼前に着弾したミサイルの爆発に吹き飛ばされ、夏朝はごろごろと転がった。
家々はがれきと化している。
人がいなかったのが救いだが、夏朝はその光景に心を痛めた。
相手はどうなのだろう。
この光景を、どんな気持ちで見ているのだろう。
「ごめんね」
口を突いて出た言葉は、あくまで彼女の本心だった。
立ち上がり、腕を広げる。
まるで撃ってこいと言わんばかりの姿勢に、兵器は容赦なく大量のミサイルを発射した。
煙の軌跡を描いて空を埋めるミサイル群。
その瞬間を、莉鳥は待っていた。
「これだけ的が多ければね――」
夏朝の前に滑り込んできた莉鳥が、足を開いた安定姿勢からアサルトライフルを掃射。ミサイルを空中で次々に爆発させ、周囲のミサイルを連鎖爆発。
空を爆炎で染めた。
討ち漏らしたミサイルは、銃を逆さに持ってストックを殴りつけて無理矢理に打ち払う。
「今だッ!」
修は兵器の足下へと意識を集中させた。
コントロールはともかく射程距離はある彼の分解能力である。
足場にしていたハイウェイの柱をピンポイントで分解させると、兵器の重みに耐えられなくなった道路が大きく崩壊。安定した足場でミサイル射撃をしていた兵器もまた、派手に転倒した。
なんとか起き上がろうとするが、夏朝がここぞとばかりに放ったシールで身体を重くされ、反応が大きく遅れた。
飛び込む修を薙ぎ払う力も無い。
修の刀が掲げた腕を切断する。回転して飛んでいく腕が、ビルの側面へと突き刺さった。
「戦扇、舞踏……!」
追撃にと飛びかかる夏朝。
畳んだ鉄扇を叩き付け、装甲を破壊する。
「君も苦しんだろう。もういいんだ」
修の呼びかけに、唸るような音をあげる兵器。
破壊された装甲の内側に、莉鳥が強く手を押し込んだ。
目を瞑る。
莉鳥の指先から放たれた電撃が兵器の前身を駆け巡り、無数の小爆発を起こさせた。
半端に切断された腕が、掲げられ、そして、どさりと地面に落ちた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
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バトルタワー ガーディアンドール
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月06日
参加申し込みの期限
2016年11月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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