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■シーン1:あかりとちなみのかわいいほりでい
「アッカーリさーん! あーそびーましょ♪」
ドアの向こうからやたらカワイイ声がする。
大抵の男子はこんな声を聞けば速攻おめかしして可能な限りクールかつセクシーに扉を開けることだろうと思う。
対して部屋の主は、ベッドから細くて綺麗な足を覗かせ、カーテンの間際から覗く光に長い睫をふるわせていた。
うっすらと目を開ける。男子たちが寝起きに見たら即なにかマチガイがおこりそうな、そんな可愛らしい顔だった。
のろのろとベッドから起き上がり、暫くドアを見つめる。
三秒。再びベッドに横たわった。
「おい寝るな。起きろ」
「なんで見えてるんだよ!」
部屋の主、
来島 アカリ
は飛び起きた。
「見えてますよー。アカリさんは今ネグリジェ姿ですねー、着崩してあられもないことに」
「なってない! なってない! そのアナウンスをやめろ!」
近所にありもしない噂をねつ造しようとしていた相手を止めるべく、アカリはパジャマ姿のままドアを押し開けた。
いっそぶつけてやろうかと思ったが、相手――
天宮城 因
はタイミングよくぴょんとドアの範囲から飛び退いていた。
「おはよーございますぅ♪」
「…………」
美少女たちの微笑ましい朝の風景を期待していた読者諸兄に、三つ申し上げておかねばならないことがある。
ひとつ。アカリちゃんは男性である。
「なにしにきたわけ……」
ひとつ。ちなみちゃんは男性である。
「だからー、遊びましょ? ショッピングモールのチケットが、なんと二枚(※アカリ家のポストからの回収分を含む)!」
「今聞こえないはずの米印が聞こえた気がする」
「いいから黙ってついてこいっつーの」
もうひとつ。
カワイイシーンは期待していいぞ。
というわけで時間も場所も飛んで新設ショッピングモール、カフェ前。
「わぁ、因(ちなみ)たち可愛いですかぁ? ありがとうございますっ♪ 職業体験すっごくおもしろそう! アカリさんもそう思いますよねー?」
大気中にハートマークを生成しながら、アカリの腕に抱きついてくねくねする因。
アカリは顔を赤くして両手を左右に振っているところである。
「俺はお嬢さんなんかじゃ……って、なんでお前はノリノリなんだよ! 大体俺た――あいたっ」
アカリのつま先が踏まれた。ついでに腕関節がちょっと曲がっちゃいけない方向に引っ張られた。
耳元に唇を寄せ、ため息のように言う因。
「お前に拒否権なんかねーよ」
「あってない! シーンと台詞があってない!」
「じゃあ今からネグリジェを」
「わかったよ! やりゃーいいんだろもー!」
こう考えるかもしれない。いくらアカリちゃんとちなみちゃんが可愛いからって、男性なのは変わらないんだから男性用の制服が配られるはずだ。
職業体験の際に性別と年齢も書くから絶対分かるはずだ。
半分は正しくて、半分は間違っている。
「うんうん、似合ってるよ二人とも。僕の目に狂いは無かった」
カフェの店主は『男性』の所にキッチリマルがついた用紙を握りつぶし、二人を見た。
思いっきり女性用のフリフリしたカフェクルーの制服を着た二人が、そこにいた。
「う、うう……なんで俺がこんな目に……」
恥ずかしさからか膝をくっつけ、スカートの裾を握るアカリ。
その横で因はスカートの裾をひらひらさせながら大気中のハート成分を増加させていた。
「わぁーっ、因との相乗効果で何倍も可愛いですね! アカリさんもとーってもお似合いですよー!」
「やめろ! スカート部分を引っ張るな!」
ばたばた暴れるアカリを壁際に追い詰めて、壁にドンと手を突いて行く手を塞いだ。
目をそらすアカリに鼻先を近づけ、因は甘く言った。
「いいから接客するんだよ」
「シーンと台詞が……ああっ、今はあってる!」
尚、ちなみちゃんはビールケース(背丈を誤魔化すアイテム)を使用しています。
丸い銀のトレーを片手に。
その上に紅茶の入ったカップを乗せ、スキップとキャットウォークの中間くらいの歩き方でやってくる美少女をご想像頂きたい。
「おまたせしましたっ、こちらロイヤルハニーミルクティーでっす♪」
ウィンクしながらカップをテーブルに置く美少女もご想像頂けようか。
それがちなみちゃん十五歳である。男性である。
「うふふ、上手だなんて、ありがとうございますっ」
グーにした手首を口元に寄せてくねくねふりふりする美少女は思い浮かぶだろうか。もはや自動的に。
そんな彼女が、一瞬鋭い目をした。
「ほーら、アカリさんも!」
「う、うう……」
トレーを両手で持ち、俯きながら視線に耐えるアカリちゃんがそこにいた。
「こ、こちら……クリームパスタ、です……よろしければ、おとり皿もご利用、ください……」
ああ、日本にもチップ制度があればいいのに。
それからしばらくして。
職業体験を終えたアカリはカフェのテーブルに突っ伏していた。
「もう一生やんねー……」
「えー、人気だったじゃないですかー」
楽しそうな因をにらみつける。
「大体、なんで俺を連れてきたわけ? 用があったなら言えよ」
「最初から言ってるじゃないですか」
アイスコーヒーをストローでちゅるちゅるして、因はほおづえを突いた。
「アカリさんと遊びたかったんですよ? ホントですよ? 疑ってます?」
「疑う余地しかねー」
「ふーん」
ストローから口を離して、因は目をそらした。
「別にいいけど」
一瞬だけ見えた不思議な顔色に、アカリは気づいたような、気づかなかったような顔をした。
立ち上がる因。
「さ、お洋服見に行きましょ! カワイイ服、沢山ありますよー!」
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月27日
参加申し込みの期限
2016年11月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月03日 11時00分
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