【第３ゲーム】

【親猫決定ダイス！】３回目
※サイコロの結果はこちらからどうぞ



親猫：獅子目 悠月
　彼は再び、舞い戻りました。そう……このカラオケボックス、『ＢＵＳＡＮＥＫＯ』へと。
「ちっ。機材はあるってのに、やっぱり命令が絡まないと歌えないのか……」
「命令にさえ当たれば、いくらでもダミ声響かせていいんだぞー？　元気そうだなーブサイクー！」
「ダミ声だ？　誰に物を言ってる。お前も相変わらずだな、ドチビ」
　ふたりはもはや、顔見知りであります。前回は、ブサイクドチビと言い合いながらも子猫たちへ命令を下し、猫様ヨエコさんがそれを広げて子猫たちにクツジョクを刻み込み、悠月は大いに王様ならぬ女王様気分を堪能したものです。
「歌いたくとも歌えないこの状況は、腹立たしいが……まぁ、な。ちょうど、ストレス解消になるいーいものが、ここには転がってるからな？」
　子猫候補の皆さんをぐるりっと舐めるように見回して、猫様ゲームの女王様、悠月はぐいーん！　超然と背を反らしながら、やっぱりニヤリと笑うのでした。

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親猫：獅子目 悠月の命令

『バニーガール姿で、セクシーポーズ５分間』！

【マッチングダイス！】３回目

子猫Ａ：千歳飴 楓子「楓子がバニーガールとはな。みんな大丈夫か？　魅力的すぎて、鼻血を噴いて卒倒してしまうんじゃないか？　ん？」
子猫Ｂ：苑下 ちか「バニー……うさぎ？　あー、あー。しってるしってる。ちかなー、それめっさとくいやねんー」



悠月「ほほう？　やる気だけはあるというわけか、面白い。どれほど俺を楽しませることができるか……魅せてもらおうか」
楓子（バニーガール）「しかし、終わるまで部屋からは出られないのだろう。いくら楓子のハートが鋼鉄製でも、男の前で着替えるのはちょっとな……ん？」
ちか（バニーガール）「きがえ？　あーあー、そやねんなー。ばにーがーるゆうたら、うさぎのかっこせんとなー、ちかしってる……あれ？」

楓子＆ちか（バニーガール）「もう着てる！！！！」

悠月「甘く見たか？　理解したか？　着るんじゃない、着ようと思った時には既に着ている……それが猫様ゲームッ！！」
ヨエコ「……おー。そーだったのか。すごいなー、さすがあたしの考えたゲームだなー」



　そんなわけでして、セクシーで可憐なバニーガール姿へと一瞬にして変身を遂げた、美少女おふたり。
　……てゆーか、何だかんだでスレンダーかつお年頃な楓子さんはこれでもかと似あっておりますけれど、それはさておき、若干８歳でピッチピチな小学２年生ちかちゃんのバニー姿は、何と言いましょうかこう、若干の犯罪臭がですね……。
「な？　ゆうたやろー。うち、寝子島イチこれうまいねんでー」
「残念ながら寝子島では二番目だな、一番は楓子だから。寝子島ではバニーといったら楓子だ」
「へー、ねーちゃんすごいなー。けど、ちかもまけへんでー？」
　あ、ええ。ノリノリです。胸元とかオシリとか気にするそぶりもゼロ、羞恥心もへったくれもありゃしません！
　そんなおふたりを、悠然と椅子に腰かけ長い足を組んだ女王様、悠月さまはどこかつまらなさそうに見据えまして、
「ふん。まだまだ、この程度では余裕か？　面白い……ここからが本番だ！　羞恥に頬を染め、打ち震えるがいい……！！」
　うん。こっちも、ノリノリ！



【猫様ダイス！】05

○どんなセクシーポーズ？

１：見返り美人
２：寝そべりポーズ
３：女豹のポーズ・正面
４：女豹のポーズ・バック
５：乳寄せむぎゅっ

６：Ｍ字開脚

楓子：６　ちか：２



「どや、セクシーやろ？　ちか、こーいうのとくいやねん。いえー♥」
　ソファに寝そべったちかちゃん、片手を頭の後ろにやって腰をひねり、しなっとポージング。ぱっちん！　ウィンクも。これがなかなか、様になっている……のですけれど、何しろ若干８歳のちかちゃんです。どちらかと言うと、親御さんの遊びゴコロで色んなコスプレをさせられてるお子さまみたいなカンジです。ソコソコ健康的で健全な雰囲気ではありました、ああ良かった！
「どうした、それが限界か？　それが本当に、お前の考えるセクシーポーズなのか？　発想力の貧困な子猫だな」
「ほー。兄ちゃん、ちょーし乗っとったら、日本海溝くらいの落とし穴ほって落としたるで？　見とれ、ちか史上最高セクシーさを更新したるからなー」
「ふんっ、いいだろう。やってみるがいいさ」
　ああっ、煽らないで女王様！　まずいですから！　ちかちゃんこれ以上はまずいですから！
「……う……く……く……」
　それでもって、片やこちらの方。文句なしセクシーバニー姿な、楓子さん。
「はっ！　何だそのザマは？　足が震えてるぞ、産まれたてかお前は？　この程度も満足にこなせないとはな、情けない」
「じ……自慢じゃないが……楓子は体力がない……これ、意外とキツい……」
　ババァーン！！　両手は後頭部、屈んだ姿勢で両足をがばーっと開いて、バニー楓子はＭ字開脚！　セクシー！
　まあ、足、とっても震えてますけれど。けっこー難しくて、その道のプロ（？）でも案外できなかったりするそーです、このポーズ。



悠月「その程度でセクシーとは、笑わせてくれる。だが、お前たちではそれが限界か。だらしないな、はっ！　まあいい。そのまま５分間、そうして恥辱を味わっているがいい……」
ちか（バニーガール）「５分ぽっちでええのん？　ちか、まだまだやれるでー？」
楓子（バニーガール）「楓子はもうやめたいんだが」
ヨエコ「おー、消しカス並みの根性しかないと思ったら、言うじゃないかミニブサイクー！　いいぞー、好きなだけやれなー」
悠月「……ふん、勝手にしろ。俺はせいぜい、その無様な姿を眺めて楽しませてもらうとするさ」
楓子（バニーガール）「楓子はもう、やめたいんだが！」
ちか（バニーガール）「おっけーちかにまかしときー。楓子ねーちゃん、がんばろなー」
楓子（バニーガール）「足がぷるぷるしている。足がぷるぷるしている……！」



【猫様ダイス！】06

○どのくらいやってた？

１：１０分
２：３０分
３：１時間
４：２時間
５：ゲーム終わるまでずっと

６：２４時間耐久

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千歳飴 楓子と苑下 ちかは、
獅子目 悠月の命令『バニーガール姿でセクシーポーズ！』
を達成しました。


楓子（バニーガール）「ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる……あっ」ころんっ、どんがらがっしゃーん
ちか（バニーガール）「ふわぁ……あふ。ちかもーあきてもーた、やめてもええー？」
悠月＆ヨエコ「はえーよ」