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【マラソン大会】晴れ、ときどきあわあわ!? マラソン大会!
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「ふぅふぅ、やっとここまで来たのですー」
紆余曲折を経て、いおねもラビリンスに走り込んだ。その道中、飛んでくる応援に笑顔と「ありがとー」と手を振って応えるのも忘れない。
「むむっ、これが最後の難関なのですね!全身泡まみれのいまさら、泡を気にする必要はないのですよ!」
直進すべく、泡の壁に突撃を敢行するいおね。彼女の体は泡を突き破るかに思えたが、またしてもよく似た色合いの壁だったため、めり込むのみに終わってしまう。
「むぷっ!またしても壁なのです。でもそう何度も何度もひっかかるいおねじゃないのですよー!」
拳を握って、そう力説するいおね(前科13回目)。
「じゃあ次は、こっちの道に行ってみるのですよー!」
そして14回目の記録が作られる。
「すごいガッツね……」
トンネルの時も、その不屈ぶりを見ていた圭花(ちなみに激突11回)は、しかしその姿に一面の真理も見出していた。
(さすがに泡も食傷気味だけど……このマラソンの趣旨っ、て選手が泡まみれになるのが「おいしい」わけよね)
なら、ここであえてつまらない道を行く理由はない。
ゆえに、いおねのやり方も正統派といえる。
「当然私のコース選びも……こう!」
圭花は潔く、目の前の泡に突っ込んでいく。
どちらにしろ、現在の順位は良いとは言えない。逆転の目があるのもこっちなのだ。
(ま、それでも勝率低いから負けてもしょうがないんだけ、どーー)
「あれ……?」
気づくと、圭花は壁に阻まれることもなく泡を突破していた。
前方の奥には、明るく輝く泡の壁が見える。
「明るいっていうことは……もしかして」
「出口発見なのですー!」
後ろから声。見ればいおねも壁を突破したようだった。
二人の視線が合わさる。
圭花がダッシュした。
「あっ、待つのです!」
「待つのもおかしいでしょ!」
なんとなく、二人の競争が始まった。
「まだゴールじゃなかったの!?」
輝夜は残り数十メートルで現れたのは迷宮に愕然とした声を出した。同じ気持ちは隣を走るゆりにもあったようで、
「うわー、トンネルよりも難しそーだね」
なんて言葉が返ってくる。
「でも、逆に遅れた分を取り戻すチャンスかもね」
「うーん、そっかぁ。それもそうだね」
気を取り直して中に入る。
「普通の道と泡の道、どうしよっか?」
「泡に突撃してショートカットの方が良くない?」
「もう濡れちゃってるもんね、私たち……」
そう言って苦笑する輝夜。
「それにこっちの方が私たちらしくて、面白そうかも」
「じゃあ決まりね」
そう言って、今にも飛び込みそうなゆり。輝夜は手を差し伸べる。
「中は複雑そうだし、手をつないで行こうよ。二人なら気づくことも多いだろうし」
「オッケー。トンネルは壁があったから、気をつけないとね」
「今度は大丈夫だよ。女の勘は鋭いんだから」
「……私も女なんだけど?」
「もちろんゆりちゃんの勘も頼りにしてるよ!」
二人は手をつないで泡の中に入っていった。輝夜はすぐに壁にぶつかったが、ゆりの方はうまく別の道を見つけたらしく、軽く手を握って合図してくる。
「こっちにあったよ。そのまま真っ直ぐね」
「うん」
「すぐに次の泡の道があるけど、どうしよっか?」
最初の泡の壁から抜け出て、ゆりが聞く。今度は左右に泡でふさがった道があった。
「ここは左かも?」
「女の勘?」
「うん」
輝夜が笑ってうなずく。
「じゃあ間違ってたら男の子だ」
「え、そんなー!」
笑って冗談を言うゆりと一緒に、輝夜は迷路の中を進んでいく。
参加者たちは、この迷宮で苦戦を強いられた。
「あれぇ? ここ、どころへんかなぁ?」
瑠樹は滑り台から一直線。あわあわな道を駆け抜け彷徨っているが、一向にゴールにたどり着く気配がない。
「まぁいっか。走ってれば、そのうちゴールに着くはずだよね、それぇー!!」
まだまだ元気いっぱいの瑠樹。迷路に負けるものかと、特に道順は気にせず気の向くままに走り出す。
「ゴールはどこだ……?」
同じく迷宮をさまよい歩く遥斗。結局交差地点であわあわコースに迷い込んだ挙句、ここまで来てしまっていた。
「しまったな……もう方角も分からない」
実のところ、迷路にはめっぽう弱い遥斗。
「補給の食べ物は、どこなんだ……」
すでに参加したマラソン大会とは違うものであることに、彼は気づいていなかった。
「はぁ……汗と泡が混ざってグチャグチャだわ」
妙子は泡のない道を歩きながら、服の中の気持ち悪さに顔を歪ませた。
人数が足りないからと参加することになったこの大会。写真を撮ったり滑り台を下ったりと、主婦としては色々クタクタだ。
「全然出れそうな気配もないわね……」
そのせいか、少々蒸し暑い。
ちょうど周りに誰もいなかったので、妙子は服を大きくたくし上げ、パタパタと身体に風を送り込んだ。ついでに服の中に入り込んでいた泡も手で拭っていく。
「こうすれば、少しはマシかしら?」
「こっちじゃないか?」
「ええー、こっちだよ」
その時、間が悪く正面から来た子どもたちと鉢合わせしてしまった。
「!!」
今日連れて来た子どもたちだ。
「えっ、白石くんのおばちゃん……?」
「あっ!? いやっ、見ないで……!」
どんな風に見られたのだろう。
真っ赤になったまま、とっさに妙子は迷宮の奥に駆け出してしまうのだった。
「面倒ね」
水樹がついに、我慢の限界を迎えた。
そろそろ限界だったころに現れたこの迷宮である。もはや攻略する気にもなれず、振るった手足で壁の破壊を試みる。
「この紛らわしい壁さえ邪魔しなければ……!」
苛立つままに壁の建材の隙間に手を入れて、その間を無理やり突破していく。
「……最初からこうすれば良かったのね」
どことなくスッキリした表情の水樹が、次の壁に強襲を仕掛ける。
ただその様子を、カメラマンとして中で撮影していた恋人のヒューにばっちりカメラに収められていたことを、水樹はあとで知ることになる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
35人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月12日
参加申し込みの期限
2016年11月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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