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【マラソン大会】晴れ、ときどきあわあわ!? マラソン大会!
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「急がば回れっていうが……少し余裕すぎたか?」
滑り台を一番で駆け下りた亨。その勢いのままラビリンスに入ることはできなかったが、順位的な優位を活かして泡のない道を駆け、時には果断に泡の中を進んだりして、着実にゴールに近づいて来ていた。
だが、後続が迷宮内に入って来たのか、人の話し声や気配がどんどん大きくなっている。
「そろそろ出口を見つけないとな……お」
外縁部の右カーブを進んでいた亨は、前の角から見えてくる光に破顔した。曲がれば、光り輝く泡のシャワーが流れていた。
輝いているのは外の光のせいだ。
「ビンゴ!」
泡のシャワーをかいくぐり、外へ出た。
そのとたん、沸き起こる歓声。
視界の中には最後の直線と、まだだれも切っていないゴールテープがあった。
――よし!
亨の走る速度が増した。一番だ。
すぐ後方に気配もなかった。おそらくは余裕の勝利。
「やっぱり出口だったのです!」
「!?」
思考を背後からの声が破壊した。別の場所にある出口から、圭花といおねが競うように飛び出て来たのである。
「出口は一つじゃなかったのかよ!」
猛然と走る二人に、亨がしかしほおを緩める。
「だけど、俺の勝ちだ」
すでに目の前にはゴールがあった。亨は羽織を広げ、風になびかせ華麗にゴールへ走り抜ける!
「最後は派手に頼むぜ!」
きらびやかな羽織を放り投げ、亨が両腕を広げた。
同時に左右と露草がボタンを押す。
「途中遊びすぎましたけれど……最後は真面目に全開ですわ!」
「というわけで、一位おめでとうのあわあわGOデース!」
ゴールに設置されたジェット噴射機が作動し、亨の身体を泡で祝した。
やがて、あわあわマラソンの踏破者が増えだした。
「ゴールっ。あー楽しかったぁ! また来年も走りたいねぇ!」
ゴールした瑠樹が、表彰台にいる三人を見る。
あわあわマラソンは亨が一位。
そして、
「道はいつだって私の歩いた背後にあるってこと!どーよ?」
泡をフ、ッと吹き飛ばし、圭花が自信満々にアピールする。
「驚きの高順位なのですー!」
三位にはマイペースながら入賞したいおねが手を振っている。
三人とも多かれ少なかれ、泡にまみれていた。
「つ、疲れた……」
ステイシーや英二は、さすがに体力の限界でその場にへたりこんでいる。
どうにかゴールできた葉月も、休む場所を探していた。
「ゴール!」
輝夜はワンピースの裾をパタパタ広げ、太陽の光で乾かそうとする。
「楽しかったけど、まさか助けるとは思わなかったなぁ」
「ふーん?実はそれで、こっそりセクシーアピールを狙ってたりして」
「ち、違うもん!そんなことしないからっ」
からかわれて、少し真っ赤になったまま乾かす手を早める輝夜。
今の心配は、慎之介がゴールするまで乾くかどうかだった。
一方、絢に至っては、むしろ乾くと恥ずかしくなってくる。
「更衣室があって助かったわ」
バンドゥビキニが泡に隠れているうちにと、更衣室へと入っていった。
「落し物デースか?」
大会は無事終わるだろう。
露草はほっとした心持ちだった。
要救助者が出ないか心配であったが、ついでに一部コースが被っているので心配だったが、あと倫理的に放映禁止事項的な出来事が起きないか心配だったが、何事もなく終わりそうだった。
今は、参加者の落し物の話を別のスタッフから聞いているところだった。
「それで、何を落とされたと?」
「水着らしいですよ」
「ワット!?」
「なんでも女の子が途中で一式全部脱げて困っているとか」
「困ってるレベルでいいんデースか、それ!? じょ、女性スタッフー、スタッフー!」
さすがにその落し物に男が関わってもと、やや混乱気味に女性スタッフを呼ぶ露草。
(お、落ち着くデース。夢想しなければその程度、錯乱案件じゃアリマセーン。『考えるな、感じもするな』デース)
「ちなみにその子、泡が消えそうなんで噴射機また稼働して良いですか?」
「許可しまーすって早くやってあげてくだサーイ!?」
「ありがとうございます。下着の替えは忘れちゃったから困ってたんですよぉ」
改めて泡噴射で補給した紫苑。嬉しそうに水着を受け取っていく。落し物を届けに来たスタッフが苦笑した。
「あなたも中々すごい状態で走るのね……ああそうそう、体操服とさっき撮った写真も用意しているから、あとで取りに来てね」
「わかりましたぁ」
紫苑は着替えるべく、更衣室へと戻っていった。
「おおー、記念写真だねー」
陽毱は渡された写真を手に声をあげた。
「本当に服を着てないみたーい!」
「こ、これじゃ……変態みたいじゃない」
肌に泡のみをまとった自らの身体に、上気した自分の顔。
妙子は受け取った写真を見て、しばし冷や汗を禁じ得なかった。
(誰かに見られて勘違いされたら大変だわ……)
けっこうな黒歴史になりそうだった。
運動して多少はダイエットになったかもしれないのが、せめてもの救いだろうか。
「白石さーん、すみませんが」
「あっ、わかりました」
しかしどう処理するか迷っている間に、子どもたちの世話に追われてシャワーもままならない妙子だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
35人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月12日
参加申し込みの期限
2016年11月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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