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【マラソン大会】晴れ、ときどきあわあわ!? マラソン大会!
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「あっぶねえあっぶねえ!」
亨は、不意に飛んできた泡の弾丸を羽織で弾いた後、一気に泡ジェット噴射第二弾を振り切った。
「よっしゃ!一気に滑り降りるぜ!」
そうして見えてきた次のポイント、滑り台へとひたすらスピード重視で突き抜けていく。
そこは曲がりくねった滑り台の群れだった。
いくつか設置されたコース入口を、亨は直感でひとつ選ぶと即座に向かう。
階段を登り、周囲にいる観客の声援に腕を上げて応えながら、亨は羽織を翻した。
体に下に敷くようにして、抵抗を少なくして滑り出す。
――目指すは最速だ!
スピードが趣味、というと人聞きが悪いかもしれないが、トップスピード時の感覚はいつだって気持ちいい。
泡だらけで見えないコース。時々カーブで左右に大きく揺れながら先陣を切っていく。
「おっと、あれに見えるは滑り台、かな?」
セクシーな記念写真を撮ってきた陽毱も、その頃には滑り台に着こうとしていた。
「マラソンで滑り台とかあるのかー! 楽しそうー!」
うきうきと階段を登り、勢いよく滑り出す。
「ひゃっはー!!――って、あれ、ナニコレ泡で前が……」
そう、大量の泡で前が見えない。
サプライズ感があってスリルがあるとも言えるが、何がそうなってるのかどんどんわからなかった。
「よしっ……と、ゴールも近いし最後まで楽しんでいきましょう♪」
同じ頃、紫苑もスタートしている。
みえないコースを面白いと楽しんでいる彼女だったが、直しが甘かったのか、大量の泡が水着の隙間に入ろうとして、どんどん水着がずれていく。
「あっ」
気づいて手を伸ばしたのは、むしろ失敗だった。
手が滑って指が隙間にかかり、上ではなく下の水着の紐に絡まってしまう。
「あら?」
気づけば、上下の水着はそろって空中ダイビングを始めていた。
良い風も吹いたのか、フライ・ハイ! フライアウェイ!
それがたまたま、亨の滑っていたコースの真上を通過した。
「!?」
一瞬だったが、青少年の本能はその形状を瞬時に解析、未確認飛行物体の正体を突き止める。
「な……マジか! いまここのどこかに……がっ!?」
しかしその一瞬の油断が、泡の接近に気づくのを遅らせた。
息を吸った所に大量の泡を浴び、ついでにトップスピードの体勢が崩れてコースの壁にあもわぬ衝撃を連打される。
「くそ……この勢いのまま駆け抜けるつもりが」
うまく地面についたものの、頭をふりつつ次の迷宮へと走り出す亨。
その途中で何度か振り返ったのは、十分察することのできる行動であった。
「うわー!?」
もし単位があるのなら、平凡属性値がけっこう高い英二。
あらためて冷静に考えれば、摩擦力がかなり減衰しているあわあわ滑り台は絶叫案件だった。
滑るスタート地点に立った時から心は粟立ち、果てなく続くコースと泡で見えないゆえの恐怖に精神は乱れっぱなしだ。
「まだ終わらないのー!?」
「えー、もう終わっちゃったのー?」
同じ時間でも、人はどういう感情ですごしたかによって長くも短くも感じるという。
陽毱にとって、あわあわ滑り台はあっという間の出来事だった。
「これおもしろーい! もう1回滑ってもいいものかなっ?」
わくわくうきうき、名残惜しそうに登る場所を探すが、残念ながら見つけた階段にはスタッフオンリーの印しかない。
「……あ、そっか。これって一応レース的なものだった」
忘れるくらい楽しかったのか、ちぇっ、と渋々前に進みだそうとする陽毱。
そこへ、新たなランナーが泡を巻き上げて到着した。
ステイシーだ。
「うう……」
泡の上で大の字に横たわる。眼鏡は死守したが、激流を突っ切ったメロスのごとく、起き上がる様子もない。
(しんどい)
もう
たいりょくてきに
むり
そもそも3kmは歩くのだって大概しんどいのだ。それを走れとか、障害物付きとか、無理難題にもほどがあった。
「おおメコちゃん。こんなところで死んでしまうとは情けなーい」
……そしてなんで彼女はこんなに元気なのだろうか。
いや、なんとなくわかっていたけれど。
「だいじょーぶ?でもあと少しでゴールだからファイトー!」
一方的に言って、陽毱は走っていった。
何度も荒い呼吸を繰り返してから、ステイシーは立ち上がった。
「待ってろよ体育の出席2回分んん……!」
勇者(?)ステイシーは立ち上がった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
35人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月12日
参加申し込みの期限
2016年11月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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