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眠猫島夢奇譚 古代ネコ文明(探索編)
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●ブックエンドガールとニャンカーメン
綾辻 綾花
はインドア派である。図書室によくいる女子高生で、家事全般が得意だという。
いわゆる理想のお嫁さん的少女だが、この日は遺跡探索に心を躍らせるアウトドア派に転じていた。
この日はというか、夢の中でのことなのだが。
「ネコの壁画が沢山。古代ネコ?」
ライトで壁を照らしては、メモに気づいたことを書き込んでいく。
このメモが残るかどうかはわからないが、探究心の赴くままにである。
足下や壁を慎重に調べていると、まるで生コンクリートに野良猫がイタズラした時のような、肉球の足跡めいたくぼみが転々と続いているのがわかった。
どこかへ案内しようとしているのか。たどるようにぐねぐね進んでいくと、広い空間へと出る。
壁画には、二本足で歩くネコや王様のように襟の高い服を着たネコ。ねこじゃらしをステッキのように翳すネコが描かれている。
「古代ネコ文明の手がかり、なのかな……」
独り言をつぶやく。
と、それに応えるようにか『うにゃーん』という声が聞こえた。
誰かいるのか。古代ネコ文明のネコか。などと思って駆け寄ってみると……。
「た、たすけてー! あはは、くすぐった、くすぐったい……!」
遠野 まほろ
が猫じゃらしにまみれてくねくねしていた。
よく冒険モノの映画なんかで、怪しい遺跡の中で最初に出会う美女はなんかしらの罠にかかっているもんだが、まさかそれが猫じゃらしにハマった女子高生とは。隣の組の子とは。
まあ綾花もインディーさんやハムナプさんみたいな冒険大好きな考古学者ではない。そっちのセオリーに習う道理もなかろうて。
「あ、ありがとう……。ピラミッドの仕掛けが猫じゃらしって、なんだか斬新……かもね」
「そ、そうですね……」
むにむにとした独特のテンションで身体を起こし、ぬいぐるみを抱っこするまほろ。
「でも、ピラミッドって、すごいね。やっぱり古代文明の遺産? なのかな?」
「どうなんでしょう。なにか、見つけましたか?」
「えっとね……」
まほろは他とはちょっぴり趣の異なった金色の壁画を指さした。
ねこじゃらしトラップの先にあるものだ。
どうやらそれを目指してひっかかったようだ。
「人と、ネコさんが、お話してる絵じゃないかな」
「確かに……」
近づいて見ると、ネコの足跡が複雑に入り組んだような列が刻まれている。
一見してただの模様のようだが、よく見ればちょっとした法則性があった。
もしかしてと眼鏡をかけて、模様の列をなぞってみる。
「『ゴロゴロ族は、ヒトに、知恵を、さずけた』」
「やっぱりお話、できるんだね。すごいね」
テンションを上げるまほろである。
テオを知っている大体の人にとって、ネコとお話できるのは楽しい経験である。たぶん。少なくともまほろにとっては、ネコとお話したい。お茶とか飲み交わしたい。
「でも、どんな知恵を授けたんでしょう。毛繕いの方法とか……じゃあ、ないですよね」
うーんと考える綾花たち。
に、堂々とした声が響いた。
「教えてあげようとも!」
美少女が現われた。
と、あえて言っておこう。
音海 なぎさ
が探検家みたいな装備を調え、腕組み姿勢で高いところに立っていた。
とうっとか言って飛び降りる。
「このピラミッドには伝説のねこじゃらしが納められているんだよ」
「でんせつの」
「ねこじゃらし」
何を言っているんだろうねえこの子はという目をするので、なぎさは両手をぶんぶん振った。
こちとら年上である。もっというと男子である。見た目のせいでなんだか年下の美少女に見えると思うが、勘違いして貰っちゃあ困るのだ。(場合によっては助かるが)
ということで、途中で見つけてきたらしき石版を翳して見せた。
「いーい? 伝説のねこじゃらしはね、ネコを思いのままに操る力があるんだよ。古代ネコ文明が栄えたのは、そのねこじゃらしの力とも言われてるんだ。きっと今の野に咲くねこじゃらしは、その末裔なんじゃないかなあ……」
「言われてみれば、そんな壁画もあったような気がしましたけど……」
ネコを思いのままに操れれば、ネコで文明も築けよう。
とはいえ、知恵のあるネコがそれを使わねば意味は無い。
つまるところ、知恵深きネコの王がいるはずなのだ。
もっと探れば新しい真実が見つかるやも。
三人で協力して新たな真実を……。
と思ったその時。
広間の周囲でがこんという音がした。
壁際へ等間隔に置かれていた箱が開き、中からミイラが次々に現われたのだ。
剣を手に取り、じわじわと取り囲むミイラたち。
「おっとお……」
なぎさは二人を庇おうと腕を翳すが、じりじりと部屋の中央へと追い詰められていく。
「ど、どうしよう……ミイラには私のろっこん、きかないみたい……」
「話を聞いてくれそうにも、ないですね」
万事休すか、そう思われた瞬間。
するりと渚の手から石版が落下。
足下のくぼみになぜかピッタリとはまった。
「んっ?」
はまっただけならいいのだが。
まさか足下が落とし穴式に開くとは。
「んんんんんんんん!?」
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月16日
参加申し込みの期限
2016年10月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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