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スノーマンズ・ウォー
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●集う雪玉戦士たち
木々を盾に、徐々に移動しながら戦う修たち。
強固な防壁を作ってひたすら降ってくる雪だるまたちを撃退するまもるたち。
雪だるま集団から逃げながら安全に戦える場所を目指す紫たち。
彼らが合流したのは、雪合戦開始から約五分ほどのことだった。
「龍目先輩!」
「八神か! 丁度良かった、手伝ってくれ!」
防壁に身を隠しながら叫ぶ豪。
修は木々に身を隠しながら、それに応えた。
「そこに合流するより、ここから挟み撃ちにした方が効率的だ!」
「確かにな……ちかちゃん!」
豪が振り返ると、ちかは綺麗な丸みを帯びた雪玉をひたっすら生産しまくっていた。
「雪玉作りはまかしとき。こーみえてもちか、泥団子作りのプロや!」
「鎌八!」
「寝子島ゴールキーパー世界チャンピオンをなめんな、ってな!」
まもるは防壁からあえて身体を出すと、飛んできた雪玉をキャッチアンドスロー。
更にちかからパスされた硬い雪玉を握り込み、オーバースローで投擲した。
「クオリティが段違いだ。本物の雪玉ってやつをくらわせてやる!」
「その挟み撃ち、俺たちも混ぜてくれ!」
斜面の上側から駆け下りてきた亮が、豪や修たちに手を振った。
目を細める清一郎。
「よく見えへんな。どちらさん?」
「見たことあったかな……?」
同じく樹幹から顔を出す瀬莉たち。
「新田だ。前に会った」
「八神か。丁度いい!」
それさっきも聞いたなと思いつつ、共闘のジェスチャーを送る修。
すると亮は、紫へと振り向いた。
「三チームで迎撃だ。俺は身体能力を上げられる。雪玉を投げるのは任せてくれ」
「ここは協力するのが一番よさそうね。わかったわ。防壁を作っていくから、暫く時間を稼いでいて」
「よし……!」
亮は足下の雪玉を拾ってぎゅっと握りしめると、雪だるまめがけて投擲した。
連携をとった彼らの前に、文字通りぽっと出の雪だるまがかなうはずはない。
集団につられる形で集まった雪だるまたちはたちまち三チームに囲まれ、集中砲火をうけることになった。
「いかーん! このままでは!」
「全滅してしまうー!」
次々に砕け散っていく雪だるま。
ついに決着がつくか……と思われたその時。
「ん、これは?」
豪や亮たちは、足下が急に暗くなったことに気がついた。
何事かと空を見上げて、目を見開く。
「そこまでだ! 雪だるまの根性を思い知るがいい!」
空から、とんでもなくでっかい雪だるまが降ってきた。
着地の衝撃だけで防壁が崩され、美咲紀や瀬莉たちが一斉にひっくり返される。
「で、でかい!」
「さしずめ雪だるまの親玉と言ったところか……目の前に出てきてくれるとはむしろ好都合だ」
「でかい雪だるまにはデカい雪玉だ!」
豪が立ち上がり、その辺の雪だるまをファイトのかけ声と共に持ち上げた。
「くらえっ!」
「甘いわぁ!」
投擲――直後に巨大雪だるまはお腹から雪玉を連射。
空中で雪だるまを粉砕させてしまった。
「だめだ、強度が足りない」
「ならオレが――本気出すぜ!」
まもるが腕をクモに変え、雪玉を連続で投擲した。
ぷちぷちとぶつかるが、巨大雪だるまのボディを表面だけ削ったにすぎない。
「うわなんやそれ! きしょ!」
小学生の女子に気持ち悪いって言われるのは心にくるもんだ。まもるは雪玉を投げる手をとめて振り返った。
「えー、隊長クモ苦手?」
「そない腕沢山ある生き物が好きな女子が……あっ」
一方、修や紫たちは巨大雪だるまの牽制に回っていた。
「くらえー! 最高にハイってやつだー!」
てやーとか言いながら雪玉をぽいぽい投げまくる瀬莉。
一緒になって自分も投げる美咲紀。
が、二人の雪玉を覆いつくさんばかりの雪玉を、巨大雪だるまはお腹から乱射した。
まさに雪玉ガトリング。ちょっとやそっとの雪玉ではダメージにならないのだ。
「あかん、バラバラに攻撃しても弾かれるだけや。隙を作って一斉にぶつけな……」
額の汗をぬぐう清一郎。
ぶっちゃけ雪がばしばし当たってるだけなのでたいした危機感は沸いてこないが、町に下りるのだけは勘弁して貰いたい。
紫と亮も雪玉で牽制しながら、集中攻撃をうけないようにぐるぐると相手の周りを回り始める。
特に紫は巨大雪だるまの射撃を冷静に分析して、うまく回避しながら攻撃を挟んでいた。
「いいアイデアでもあるの?」
「あればもうやってるところだが……八神はどうだ」
「なくはない。と言うより、先輩たちが何か考えたらしい」
修は、合図を出してくる豪に頷いてから言った。
「俺が一瞬だけ隙を作る。その後に一斉攻撃だ」
「何を相談しているのだ! 雪に埋もれてしまうがいい!」
振り返り、巨大な雪玉を放り投げようとする巨大雪だるま。
が、雪玉を掲げたその瞬間を狙って修は呼吸を停止。巨大雪だるまの腕に意識を集中させ、強引に分解。
「何ィ!?」
バランスを崩した巨大雪だるまは大きくよろめいた。
「今や、大放出!」
清一郎は、瀬莉たちの作った硬い雪玉を人数分一斉に放出。
それらを掴んだ紫や美咲紀、瀬莉たちはバランスを崩した雪だるまへ次々と弾をぶつけていった。
「もう一つおまけだ!」
息を止めて、凄まじい身体能力で雪玉を投げつける亮。
巨大雪だるまのボディが大きくえぐれた。
「ぐぬう、しかしまだまだ……ハッ!」
後ろで巨大な雪玉を持ち上げる豪。
ただの雪玉ではない。
クモ化したまもるを雪の上でコロコロして作った、芯の強い巨大な雪玉だ。
「くもの兄ちゃんはええ芯になったわ。とどめや、いてもうたれー!」
「鎌八、お前の犠牲は無駄にしねえぜ!」
「死んでねえっての! いくぜ必殺、スノーラブハリケうわああああああああ!」
豪の全力投擲。
巨大雪玉と化したまもるは、咄嗟に放った雪玉ガトリングをも乗り越えて巨大雪だるまに激突。
「ば、ばかなー!」
なかなかお約束なことを言って、巨大雪だるまは砕け散っていった。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月27日
参加申し込みの期限
2016年10月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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