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\ オーバータイム!/
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The NEKOJIMA M@STER
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【初めての単独ライブ】
やはり同じ頃。
ネコジマ。とあるライブ会場。
「うわー……。凄い人がいっぱいいるよー……。もしかして、みんな入る会場を間違えてるんじゃないかなー?」
そこでは、
千鳥 雅人
もまた、緊張にその身を震わせ、頭頂のアホ毛をカチンコチンに固めていた。
「う、うう……。今まで、小規模なライブは何度かやらせてもらってきたけど、こんな大きな会場でやるのは初めてだよ。駄目だ。じっとしてると緊張して死んじゃう!」
言うが早いか、楽屋入りして早々に、雅人は設営スタッフに「なにか手伝えることはありませんかー……?」と震える声で聞いてまわる。
とにかく体を動かして、緊張を解したかった。
だが、
「いえ、お気持ちだけで充分です! 本番前に何かあったら、私達が叱られてしまいますので!」
「そ、そうですか……」
そんなふうに言われてしまっては、雅人も無理には手伝えなかった。
「うう……。俺ってやっぱり駄目駄目だなぁ……。スタッフさんの手伝い一つできないなんて……」
楽屋に入り、一人になると、思わずそんな自虐的な台詞を口走ってしまう雅人。
そんな彼の声は今も緊張に震えまくって、もはやアイドルオーラが欠片もなかった。
と、そのときだった。
「……雅人くん、いるかい?」
コンコンとノックの音がして、雅人をプロデュースしてくれたプロデューサーの声が聞こえてきた。
「あ、プロデューサーさんだ!」
雅人は慌てて、楽屋の扉を開けて、中にプロデューサーを迎え入れるとかくかくしかじかとこれまでの経緯と現在の状況を説明した。
「プロデューサー……。俺、あんな大勢の人の前でちゃんと歌えるかなぁ……」
ぽつり、と呟いた言葉はあまりにも力がなく、一緒に魂まで身体から抜けていってしまいそうな、そんな印象さえあった。
そんな雅人を見かねてか、プロデューサーがポンとその肩を叩く。
そして、落ち着いた声音でこう言い聞かせる。
「いいかい、雅人くん。君なら絶対に大丈夫だ。だから、いつもみたいに肝が据わってるところを見せてみな」
「プロデューサー……」
眩しい笑顔でそう言ってくれたプロデューサーのおかげで、なんだか不安がゆっくりと消えていくのを感じた。
「ありがとう、プロデューサー。俺、頑張るよ」
そう言って、雅人は本番前の最後の打ち合わせのために楽屋を出た。
そのときの彼の声には、さっきまでのような緊張による震えはもうどこにもなかった。
* * *
そして、ライブが始まる。
(わあ、本当にみんな俺のライブを観にきてくれた人達だったんだ)
舞台袖から覗いた超満員の観客席と、自分のイラストや写真が描かれたグッズを身に着けたお客さんに、雅人はさらなる勇気を貰う。
(よし、こうなったら、全力で頑張っちゃうよ!)
頷き、ステージへ飛び出した。
「みんな! 今日は俺のライブに来てくれてありがとう!!」
観客席から声援があがる。
自分の名を呼ぶ声が聞こえる。
胸に熱いものが込み上げてくる。
それらを全部歌のエネルギーに変えて、
「それじゃあ早速だけど歌うよ! 曲は『エモーショナルアンテナ』! 俺のデビュー曲にして、みんなとの出会いの曲だっ!」
そして、雅人は全力で歌い始める。
迷いを吹っ切った雅人の頭の上では、彼の感情を反映する頭頂のアンテナがピコピコと楽しげに動いていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
ゲーム
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月28日
参加申し込みの期限
2016年10月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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