this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
The NEKOJIMA M@STER
<< もどる
1
…
19
20
21
22
23
【エピローグ、あるいは、『屋敷野梢のダークナイトネコジマ』】
アイドルの夜は長い。
ときにその活動時間は深夜にまで及ぶこともある。
ネコジマ。深夜。とあるラジオの放送局にて。
「お疲れさまでーす。時間、間に合いましたよねー?」
いまだ夜の気配を感じさせない放送局のスタジオに、
屋敷野 梢
が生放送のためにやってきた。
「おー、梢ちゃん。おはこんばんちわー。今日も可愛いねー。でも、夜更かしは身体に毒だよー?」
「それ、深夜ラジオの共演者が言う台詞ですー? いえ、私は一向に構わないんですけどー」
すでに何度も共演をかわした司会者と軽口を叩き合いながら、マイクの前に座る。
ヘッドホンをつけて、準備を整える。
なんだかんだで、生放送のスケジュールはなかなかにタイトである。
収録開始。
冒頭のBGMからシームレスに雑談に入る。
「いやー、つい最近、年越しだーとかで徹夜の仕事をしたと思ってたら、もう気づけば2月なんですねー。はやいものです」
「梢ちゃん、なんかお婆ちゃんみたいだよ?」
「なっ!? アイドルに向かって何てこと言うんですか!? 私はまだ若くてピチピチですよ。あ、ピチピチといえば――」
と、梢はおもむろに遠い目をする。
「……なんかうちのプロデューサー、水着の仕事が夏より多いんですよねー。寒いのは嫌ーとはいってるんですけど、容赦なく! せめて夏ですよねー。私西表とか行きたいですー(チラ」
梢がガラス板の向こうのプロデューサーに目をやると、彼はそっぽを向いて目を逸らしていた。あんにゃろう。
「いやー、相変わらず梢ちゃんのトークはきれっきれだね。というわけで――」
「というわけで屋敷野梢のダークナイトネコジマ! この番組は、猫菱、任侠堂、……以上の提供で、ここネコジマから全国31ネットにお送りしまーす!」
そこでCMが入り、梢は少し一息入れる。
「いやー、毎週この時間はお便りの数が凄くてねー」
と、司会者がハガキの束とメール、SNSのメッセージのプリントアウトの束を持ってくる。
「んー。多いですねぇ。半分ぐらいこっそり燃やしちゃいません?」
「あはは。その梢ちゃんのぶっちゃけトークが人気があるんだよねー。こう人生に疲れた受験生やサラリーマンの胸の内をスカッと晴らしてくれるみたいな?」
「……人生に疲れたって。あー、受験ですかー。大変ですよねー」
などと言っている間に、CMが終わり、収録が再開される。
なお、燃やすというのは、冗談で梢はファンを大切にしている。それもまた彼女の持つ魅力の一つに相違ないだろう。魅力のない人間の毒舌はただの悪口でしかないからだ。
「はーい。それじゃあ早速最初のお便り行ってみましょうかー。星ヶ丘にお住まいのAさんから。なになに『浮気がバレて、妻に離婚を迫られています。どうすればいいですか?』。あー、馬に蹴られて地獄に落ちればいいんじゃないですかねー」
「あはは。これは訊く相手を間違ってますよねー」
「ちょっとー、それどういう意味ですー? さて、次のお便りはー『梢ちゃんも最近露出が増えてきましたが、ぶっちゃけ胸の大きさはどうなんですか? AAですか、Aですか?』。……これってセクハラなんじゃないですかねー」
「まあ深夜ラジオだからねー」
「ていうか、どうしてAAかAの二択なんです? Dかもしれないし、Eかもしれないじゃないですか!?」
「いや、ないわー。いくらなんでもそれはないわー」
「どこ見て言ってんですか、その口にお便り全部突っ込みますよ! ちなみに答えは――乙女の秘密です!」
「あ、逃げた」
「はい、次!」
そうして、梢は次々とお便りを読み上げていく。
ときに辛辣に、ときに親身に。
何故なら、それもまたアイドルの仕事だからだ。
そして、お別れの時間は近づいてくる。
「はい! それじゃあ、今週はこのあたりで! 来週も、このラジオを聴いてくれなきゃイヤですよ! 来週もドライブ中でも、勉強中でも、お仕事中でも……この番組を聞いてくれてる人が、素敵な時間を過ごせますよーに! 」
そうして、いつもの決め台詞とともに、梢の収録は――ひいては、ネコジマのアイドル達のその日の仕事は、全てつつがなく終了を迎えた。
〔了〕
<< もどる
1
…
19
20
21
22
23
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
水月 鏡花
ファンレターはマスターページから!
というわけで、ご参加頂いた皆様お疲れ様でした。MSの水月 鏡花です。
そんなわけで、ネコマスでした。
元はプレイヤーさん発のイラスト企画ということで、とても楽しく書かせて頂きました。
この楽しさがお読み頂いた方々に少しでも伝わっていれば幸いです。
さて、今回もだいたいそんな感じ。
いやー、それにしても、やっぱり俺ゲーム好きだわーということで、今後もゲーム系・ファンタジー系は積極的にやっていきたいと思います。
よかったらまた一緒に遊んでやって頂けると嬉しいです。
あ、もちろん参加されたPCさんは全員無事にゲームから帰還されましたので、ご安心下さい。
それでは最後になりましたが、ご参加頂いた方、ここまでお読み頂いた方、そして「らっかみ!」に関わる全ての方々に感謝を。
ではでは、またどこかのあとがきでお会いできることを祈って。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
The NEKOJIMA M@STER
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
ゲーム
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月28日
参加申し込みの期限
2016年10月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!