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【POP&CUTE】
畑中 華菜子
の言葉に、
浮舟 久雨
は大きく目を見開いていた。
そんな久雨の様子に、華菜子はニッコリと微笑んでから言葉を続ける。
「じつは、私、昨日の今日まで、ずっと悩んでいたアル」
華菜子が自分の胸につかえていた想いに手を触れようとするように、そっと手を喉の下あたりまで持ち上げる。
「Pさんが言っていた、『Menu-etta(メヌエッタ)』で表現したい、私の違う一面というのが、本当はよくわかってなかったアル……」
目を閉じれば、初めて久雨とユニットを組みたいと言ったときのP(プロデューサー)の顔が昨日のことのように甦る。
『
浮舟 久雨
と組むことで、今までとは違った君の一面が引き出されるはずだ』
そう言ったときのプロデューサーの目は情熱の光で満ち満ちていて、華菜子も一も二もなく頷いてみせた。その熱意に、期待に応えたいと、心から思った。
「Pさんはこれまで私のやりたいことをやらせてくれた。だから、今回の新ユニットのお披露目ライヴはその恩返しという意味でも絶対に成功させたかったアル。でも――」
華菜子の言葉が不意に途切れる。
久雨は真摯な表情で、その続きを待ち続ける。
「――でも、何もわからなかったアル。一緒にいることで、呼吸やリズムは合うようになってきたと思うアル。でも、結局、私は何も変われなかったアル……。全部無駄な努力でしかなかったアルよ……」
呟くと同時に、華菜子は深い深い溜め息を吐いた。
結局、プロデューサーの期待に応えることができなかった。
自分の持ち味は元気だと理解していたからこそ、今の今まで空元気で押し通してきた。
だが、不意に稽古場で二人きりになっていたことで、緊張の糸がぷつりと切れてしまったのかもしれない。
こんな自分は、『らしくない』だろうと華菜子は思っていた。
と、そのとき。
「……そうか。貴様も悩んでいたのだな」
「え……?」
ふっと息を漏らして微笑する久雨の言葉に、華菜子は目を瞬かせる。
(……私、『も』? それって、どういうことアル?)
華菜子がその真意を問おうとしたとき、久雨が青い髪を振り払うように首を振って、再び口を開く。
「いや、何でもない。だが、華菜子よ。ユニット結成から、ずっとそばで貴様を見てきたパートナーとして一つだけ助言をしよう。貴様がやってきたことは決して無駄になどなっていない。己を信じ、己の納得する格好良さを全力で表現するが良い」
「……私の信じる、私の格好良さ」
その言葉に、華菜子はどこか憑き物が落ちたような気がした。
「さあ、始めるぞ、華菜子。私と貴様の最高の舞台のリハーサルをな」
「……はいアル!」
久雨の呼びかけに笑顔で応じた華菜子の声にはいつもの明るさが戻っていた。
かくして、リハーサルのあとで、本番の舞台が幕を開ける――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
ゲーム
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月28日
参加申し込みの期限
2016年10月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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