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【バレンタイン】フェアリィテイルとチョコレート!
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珍しく仕事が早く終わったと、
曖浜 鴻
は自宅であるアパートへと向かっていた。
「しかし早く終わったところで、特に用事はねぇんだよなぁ」
時刻は夕方、辺りの気配はバレンタイン一色だ。そういや仕事中に聞いていたラジオもそうだったなと鴻は思い出し、真っ直ぐ部屋に帰るのもつまらないと踵を返した。なんとなくシーサイドタウンに向かえば、前に行った事のある小鳥カフェ&ホテル『TABE=TYA=DAME』の事を思い出す。
「そういや、前に行ったあの店の面々や鳥達は元気かねぇ」
思い立ったが吉日とばかりに、鴻は店が開いているかどうかは運次第だなと思いながら『TABE=TYA=DAME』へ向かった。店内は灯りが点いており、数名の客も見える。
「よかった、やってるみたいだな」
店内へと入り、なんとなく以前来た時と同じ場所に腰を落ち着けると、メニューを眺める。少しすると店長の
小鳥遊 風羽
が注文を取りに来てくれた。
「あら、お久しぶりですね~。ご注文はどうなさいますか~?」
「ああ、珈琲とオムライスと…フルーツと青菜を頼むぜ。……それから、鳥をお任せで1羽」
「はい、少々お待ち下さいね~」
相変わらずふわふわとした彼女のテンションに笑みを浮かべ、すぐにやってきた青いセキセイインコを鴻は指先で構った。暫くすると注文した料理がテーブルへと並べられ、自分の珈琲とオムライスをインコから死守するようにして食べ進める。興味深そうに鴻の腕を服の上から嘴で軽くちょんちょん、と突きピッと鳴くインコに、
「悪いが、こっちはやれねぇ…代わりに、ほら」
と、お手拭で手を拭いてから、青菜とフルーツを差し出した。つんつん、と青菜を突くと、気に入ったのかチッチッチと鳴いて食べ始める。その様子を微笑ましげに見つめながら、鴻もオムライスを食べた。
鴻がオムライスを食べ終わる頃には、フルーツも楽しげに突いてインコは満足そうに鴻の手に擦り寄る。これもバレンタインの贈り物、って事になるのかねぇ? と思いながら、思う存分インコを可愛がるとテーブルを立つ。インコを風羽へと返しお会計を済ませる事にした。
「ありがとうございました~、今日はバレンタインなのでこちらはサービスですよ~」
風羽がお釣りと共に、手の上に小さな鳥の形を模したチョコレートを載せてくれる。
「……ありがとう、ごちそうさま」
また来ます、と声を掛けて店を出た。思いがけない所でバレンタインのチョコレートを貰い、笑みを浮かべながらシーサイドタウンを歩く。例えそれがお店からのサービスだったとしても、嬉しいと思うのが人情というものだ。
少し歩くとバレンタインのイベントに満ち溢れた看板が目に入り、鴻は同僚が、マリンパラダイスにゆるキャラが来てると話していた事を思い出す。
「休日ならあいつ誘って昼から行ったんだがなぁ……」
甥っ子を思い出しながら、今から呼び出すのも時間としては遅いと考えて1人でマリンパラダイスに立ち寄る事にした。
夕方ではあったけれど、まだイベントはやっているようでマリンパラダイスは賑わいを見せていた。1人というのも意外と悪くなく、自分のペースで見たいものを好きなだけ見ていれるのはある意味特権のようにも思える。
立ち見で覗いた人魚姫のショーは人魚と魚達が水槽を自由に泳ぎまわり、時に観客達へアピールしたりと幻想的な世界に触れているような気分になれた。少しふわりとした気持ちのまま水族館の散策を楽しんでいると、広場にマンボウくんがいるのが見えて鴻は写真撮影を頼もうと思い付く。いい大人が、と思うかもしれないけれどこれも後々話のタネになるだろうし、いい思い出になるのだろう。
「写真、いいだろうか?」
「もちろんだよぉ~、わぁっ大きい人なんだよ~」
……きゅうっと気絶しそうになるのをなんとか堪えてぷるぷるしているマンボウくんの横に鴻が並び係員の人に撮影を頼む。撮影音で気絶しないだろうかと心配したけれど、さすがにシャッター音には慣れているのかきゅうっとなる事はなかった。なかったのだが、鴻がありがとうとお礼を言うと、
「大きいけど優しい人なんだよ~~」
と言って、感激のあまりか結局マンボウくんはきゅうっする事となったのだった。鴻はほんのり遠い目をして、マンボウくんは今日だけで何回気絶したんだろうなと考えながら助け起こしてやるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
76人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月19日
参加申し込みの期限
2016年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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