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スノーマンとの戦い & のんびりコタツムリ?
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剣を手にした雪だるまは、とある路地で止まった。
前方に、一人の少年が立っていたからだ。
「愛用のダマスカスブレードがあれば良かったんだけどね……急だったから仕方ない」
サキリは左右の手にしたナイフを構え、雪だるま――否、剣士に微笑した。
「君は別格のようだね。是非、斬り合いで勝負したい」
その言葉を残して、サキリの姿は路地から消えている。
氷の剣がひるがえる。
凍てつく刀身は、背後の死角から現れたサキリの刃を絶妙のタイミングで防いだ。
「まだまだっ」
瞬時に凍りつくナイフを放り、サキリはさらに瞬間移動。赤く輝くナイフの片割れで剣士の頭部に斬りつける。さらに離れながら隠し持っていたナイフを三本投げ放った。
極北の烈風が路地を駆け抜ける。
投げたナイフを吹き散らし、風は雪路を氷獄へと染め上げた。付近の家の屋根にサキリは瞬間移動するが、左足は氷がまとわりついていて、片膝をついてしまう。
「雪にナイフの斬撃じゃ、あまり期待できないか」
人なら急所である場所を裂いても、雪だるまにはダメージとはなり得ない。僅かにつけたその傷でさえ、降雪によって塞がっていく。
「じゃあ、戦法を変えようかーー」
サキリが屋根を蹴る。刹那を置いて、飛び上がった剣士の一撃が屋根を叩き割った。
雪だるまは空中から落ちるサキリを追って、さらに屋根を蹴って斬撃を放つ。
瞬間移動でそれを避け、サキリが現れたのは路地の上だ。着地した剣士が一足飛びで間合いを詰め、凍れる斬撃を放つ。
「雪だるまは基本的に、頭が胴体に『乗って』いるだけだ」
サキリがかき消え、剣が空を切る。
「なら弱点はそこだ」
剣士の背後に現れたサキリが、渾身の回し蹴りを相手の頭部へと放つ。
重い蹴りを受け、雪だるまの体勢が崩れる。
その瞬間をサキリは見逃さなかった。
「ッ!」
鋭い呼気。まだ赤く輝いていたナイフを、雪だるまの剣持つ腕に投げつける。
旋回する刃が腕を斬った時には、サキリの手に凍れる剣はあった。
斬――!
踏み込む必要はない。
瞬間移動で赤刃と変じた氷の剣は、赤光の斬撃となって剣士の頭部を斬り飛ばしている。
「――ありがとう。素晴らしい剣技だったよ」
刹那の勝負を勝ち取って、サキリは提げていた魔法瓶を開けた。
中に入っているのは、茶道部の部室で作って置いた熱湯だ。
「手合わせして分かったよ。君も僕と同じ、刃に心を置く者なんだね」
湯気を放つ液体を、動かなくなった雪玉にかける。
「来年の冬にでも……また戦おう」
立ち昇っては消える白い煙に、サキリは静かに呟いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月10日
参加申し込みの期限
2016年09月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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