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\ オーバータイム!/
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風が吹けば、ののこが笑う
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「うぅ~……夕方になってきてまた寒くなってきたかも」
丸美は今度こそ道を間違えないよう、前を行く人をその都度変えながら目的地へと進む。
(遅くなった分、ちょっとでも早く買い物のミッションをクリアして帰らないと!)
寒さを上手く避けつつ、買い出しを終えると、今度は帰りの道だ。
(無事に寮まで帰り着くのよ!)
嬉しいことに、目当ての商品が値引きされていた。風を避けるように歩くのも、いつしかゲーム感覚のようになっている。
アイスも買えたし、ミカンも買えた。
道中の体験を忘れたように、楽しんで歩いていた丸美は、前方をトボトボと歩く長身の影を見つけた。
あの女の人、背が高いなぁ……。
ちょうど良い風よけになる上、幸い桜花寮方面に向かっている。
(でも、なにかあったのかな? とっても悲しそうに歩いてるような……)
ゾンビのごとく歩いている碧南の事情を、当然ながら丸美は知らない。
「私もちゃんとしたスケジュール帳買おうかな……」
碧南もまた、背後に丸美がいることなど知らずにぼんやりと歩いている。
でも二人は、同時に苦しげな鳴き声に気付いた。
『あ……』
同時に声の正体に気付いて、一瞬顔を合わせる。しかし次の瞬間には、同じ場所に視線を戻していた。
猫が一匹、柵の隙間に引っかかって身動きが取れないでいる。
「大変」
碧南が駆け寄る。魚をくわえた猫は、首の部分でつっかえているようだった。
「手伝ってもらえませんか?」
丸美はうなずいて、猫の様子を見ていく。
「……お魚をくわえてるせいで、引っかかってるみたい」
「じゃあ、放してもらおうっか」
しかし、獲物を奪われると思ったのか、猫は激しく暴れ出す。
「大丈夫だよ、取ったりしないから」
「ちょっとじっとしててね」
碧南と丸美はなだめながら、協力して猫を助けようとする。
やがて疲れたか、猫の口から魚がこぼれかける。碧南が魚を取り、同時に丸美の誘導で猫の身体を柵から引き出す。
「ふぅ、終わったね」
猫は魚を拾ってさっさと駆けていく。礼なども何もないが、二人の顔にはちょっとした達成感があった。
「わ、買い物途中だったのにごめんね! 桜花寮の人でしょ? よければ持つから」
「そんな、悪いよ~」
碧南の申し出に慌てながら、丸美はさっきよりも彼女が元気になったような気がした。
やがて、二人は話をしながら歩き出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月18日
参加申し込みの期限
2016年09月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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