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\ オーバータイム!/
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風が吹けば、ののこが笑う
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「あおいちゃん、できそう?」
「もうちょっと」
ののこに返事するあおいの目は真剣だ。
「修くん、薩摩芋は?」
「もう切ってあるよ」
「手ごろに切り分けた薩摩芋を乗せて、修がまな板を持ってくる。
約束していた通り、修とののこ、あおいの三人は料理を作っていた。
「ありがとう修君、薩摩芋持ってきてくれて」
「俺こそ、豚汁を食べられるなんて嬉しいよ」
あおいに笑いかけ、修は作りかけのデザートを冷蔵庫の中に入れる。
「野々、焦げかけてるぞ」
「わっ、大変!」
慌ててフライパンへと走るののこ。そこへ一匹の猫が姿を現した。
「テオ、今取り込み中だからあっち行ってて! 修君もおやつ上げたらダメだよ」
「相変わらずテオは苦手なんだな」
「だってウザいんだもん」
「隠し味投入っ」
「勝手に食べる分にはいいだろ? テオ、おやつはあっちにあるぞ」
「むぅ、それならいーけど」
「……できたっ!」
そうこうしているうち、あおいが豚汁を完成させた。
「……いい感じじゃないか」
少々赤っぽい気もするが、立派な豚汁の完成だ。
「匂いが少しきついかもしれないけど……本当に前より腕が上がったんじゃないか?」
「本当? 嬉しいな。じゃあ、問題は味の方かな」
「……緊張の瞬間、だね」
あおいの声に、ののこが豚汁を見てごくりと喉を鳴らす。
ちなみに味見役は修なので、ののこが食べる予定はない。修は箸を手に豚汁と向かい合った。
(さて……)
正直、あおいの料理ならどんな味だろうと嬉しいし、大歓迎だ。
なにより、あおいの力になれるなら!
「いただきます!」
「おあがりなさい!」
修は豚汁に口付けた。
「――――」
「ど、どうかな?」
あおいたちが見守る中、修の目がじん、と潤んだ。
「美味しくなかった!?」
「いや……俺、豚汁ってあんまり食べたことなくてさ」
家庭的な味だろうか、体がほっこり温まってきた気がする。
「嬉しいなぁ……体も心も温かくなるよ」
むしろ嬉しすぎて、熱いくらいだ。
豚汁の熱さとは違うそれに汗がたくさん出てきて、修は若干ふらついた。
「良かった。隠し味のおかげかも」
「……隠し味?」
「冬だし、唐辛子とかいくつかのスパイスを多めに」
ああ、だから赤く見えたのか……?
「隠し味が無くても、美味しいかもしれないかな」
ソフトにそう言いつつ、修は汗をぬぐった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月18日
参加申し込みの期限
2016年09月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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