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●目玉卓球女子シングルス
「よろしくお願いします」
きちんと挨拶する夏朝に、相手も礼を返した。
相手の鬼は夏朝より大分大きい。
(まあ、僕が小さいんだからしょうがないか……)
卓球台やネットは普通のものと変わらないようだ。血のように真っ赤である以外は。
審判が球を持ってきた。
ピンポン玉と同じくらいの大きさのそれは、しかし中が黒かった。
「……ほ、本当に目玉なんだね……」
(他の鬼さん等の目玉だと思うと打つのに気が引けるけど……)
身体は思ったより自然に動いた。
(手加減できるほど強くない!)
夏朝は、程よく左右に動き、打ったら真ん中へ戻る……という戦法を取ることにした。
(……あれ、このパターンって他の競技だっけ?)
たぶんテニスか何かだ、と夏朝は思う。
「がんばれー、そこだーいけーっ!!」
「頑張れ恵御納、行けるよ!」
みつびとサキリが、少しでも力が出せるように気持ちを込めて声を送る。
(いけるかも?)
夏朝もそんなことを思ったが。
「……って、えっ!?」
次の瞬間、夏朝は目を疑った。
一個だったはずのボールが、二つある!
(め、目玉が……増えた!?)
「何時の間に分裂したのー!?」
叫びながらも何とか打ち返そうとする夏朝。
「こ、これはさすがにきつい……」
へとへとになりつつ観客席を見やった夏朝は、そこに探していたものを見つけた。
「魔猫さん達……?」
「ミャー」
「諦めるな。落着いて!」
魔猫と一緒にいた
八神 修
の声も耳に飛び込んできた。
「魔猫さん……魔猫さん可愛いな……何かにじゃれないかなぁ……」
夏朝の頭は魔猫さんでいっぱいになった。
(魔猫さんなら、目玉にもじゃれつけるのかな……)
夏朝は、魔猫さんが目玉にじゃれつく姿を想像した。
幸せな想像の中、打ち返す。
疲労の中、夏朝のテンションはおかしくなっていた。
「魔猫さんならこう! 魔猫ぱーんち、魔猫お手手でてしてしー! ねこー!」
相手の鬼はあっけにとられ、夏朝の玉を受けそこなった。
「か、勝った……?」
「ありがとうございました」
終了後もきちんと挨拶し、夏朝は相手と握手を交わした。
「おめでとー♪」
「やったね、恵御納」
仲間の祝福を受けながら、夏朝は魔猫の声を聞いた。
「ミャー」
魔猫の可愛らしい声にとろけそうな気分になり、夏朝の足は自然とそちらへ向かってしまう。
「今行くよ、魔猫さん……」
残念ながら次の試合では敗れてしまったが、魔猫に癒されて、悔いのない夏朝だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月16日
参加申し込みの期限
2016年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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