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\ オーバータイム!/
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⚫︎
「なんだあれ、なんだなんだあれは!」
追いかけられる恐怖で、思うように走れない。
それでも月は一生懸命に走った。
「誰か、誰か助けて」
一人は嫌だ、一人は怖い。
息が苦しかた。日光が辛かった。
「 さん、 さん!」
無意識に誰かの名を呼ぼうとするが、それは言葉になっていなかった。
それでも、身の危険がなんらかの効果を及ぼしたのか、思い出してくるものがあった。
――そうだ。私にはメイドが居た。
親しい友人、いや、それ以上の人だ。
この状況だからわかる。私には彼女が必要だ。
「彼女がいないと駄目なんだ……!」
ずっとそばにいてほしい。
――思い出さないと。
そんな大切な人を忘れたままでいる自分が、私には許せない。
脳裏の中に部屋が浮かんだ。見覚えのある部屋が。自分の部屋だ。
追われながら、月はその部屋へと走り続けた。
ナイフが屋上を転がり、金属音を響かせる。
給水塔に叩きつけられたサキリは、それでも二本の足で着地した。
「一撃で倒せなかったのが、お前の敗因だ」
給水塔が衝撃波で破壊された。
その時には、サキリは新たに取り出したナイフを手に、瞬間移動していた。
出現場所は、蝉の真上だ。
「これで、終わり――」
ろっこんに輝く赤い刃が、宇宙人の体を貫く。
断末魔の声が上がった。
その瞬間、道を埋め尽くすようにいた影法師たちが苦しみ、何割かが元の影へ戻って消えていく。
「サンキュ、助かった!」
誰ともなしに――おそらく直感で――声を投げかけ、刀は何度目かの加速状態に入った。
家の前を塞ぐ影法師たちを一気に切り裂き、自宅へと転がり込む。
すでに長引く戦闘で、身体中から悲鳴が上がっている。
「――っだまだ!」
自分の部屋に駆け入る。背後で家に影が押し入る音が響いた。
部屋に入って、カーテンを開けた。月光が部屋に入り込んでくる。
「これだ!」
光を浴びた物のうち、二人の少女と撮った写真と、静かにたたずんでいた人形を手にする。刃引き刀を納めた彼は、その二つを月へとかかげた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月12日
参加申し込みの期限
2016年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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