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湯煙に、咲かせてあげよう冬花火
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●三宅葉月の休日
キャリーバッグを引いて、葉月は旅館の前に立った。
予定の無い休日を過ごすには、福引きで当たった旅行券は丁度いい。
普段見ない景色の中に身を置くのも、いい刺激になるかもしれない。
「……少し、早かったかしら」
懐中時計を閉じ、葉月はロビーへの自動ドアを潜った。
賑やかなロビー。
フロントを脇に見て、奥には古びてはいるが高級な一人がけソファが並んでいる。海を一望できるように壁側がガラスばりになっていて、いかにもな豪華主義が窺えた。
「……」
葉月は、暫く周囲を散策することに決めた。
温泉街というのは不思議な空間だ。
バブル時代に雨後の竹の子がごとく立ち並んだ無数の旅館はその殆どが高層建築で、慰安旅行に来た会社員が海を眺めて海鮮料理に舌鼓を打ったであろうさまが、ありありと……そして数十年の劣化を経て存在していた。
歩いてみれば、目に映る建物の全てが宿泊施設だ。
そしてその全てが、どこかのグループに買収されてライトなサービススタイルに変えられているという。
きっと当時は売れっ子だったであろう画家のデザインした壁にヒビやツタがはしり、きっと賑やかだったであろう通りはひどく静まりかえっていた。
まるで巨大な廃墟である。
海沿いに作られたごくごく小さな公園のベンチに腰掛けて、葉月はスケッチブックを開いた。
今日は、いい絵が描けるかもしれない。
散策を終えた葉月は、旅館に戻って食事に卓球にと楽しんだ。
いや、楽しんだのかどうかは傍目にまったく分からないが、彼女なりに見知った顔に挨拶したり誘われた卓球にチャレンジしてみたりと、アクティブに休日を過ごしたつもりである。
「そろそろ、花火の時間ね」
葉月は露天風呂で花火を眺めることにしていた。
挨拶した寝子島高校の人々は部屋から見るようなことを言っていたが、そこは葉月ならではのスタンド思考である。
周囲がいかなる存在であっても、葉月の世界は葉月を中心にできていた。
さておき。
ハンドタオルを手に露天風呂へと足をつける。
非現実的な雰囲気に近くの女性が見とれていたが、葉月の気にするところではない。
肩まで湯につかり、空を見上げる。
星空に次々と開く花火が、胸を打つようだった。
不思議な経験だ。
温泉につかって身体が溶けていくようだというのに、花火の轟音と明るさで気持ちは高まっていく。
冬花火も、悪くない。
葉月はこれから、何もかもを忘れて癒やされることに決めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月11日
参加申し込みの期限
2016年08月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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