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歌う?踊る? エンタメやってみた!
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自動扉をくぐった後の新築独特の匂いを吸い込んで、
雨寺 凛
はぐるりとビルの1階を見回した。
向こうに見える休憩を兼ねたカフェスペースから、
高知 竹高
がこちらへ小走りに駆けてきた。
「凛さん!」
「タカタカ君、と、みんな! 来てたんだ。なかなかいい感じのところだね!!」
背後で竹高がフロントマンを務めるバンド『状態異常』のメンバーが——と言うより
幌平 馬桐
が——軽く会釈してきた。しかし記憶よりメンバーが多い気がする。
「あれ、誉くん?」
クラスメートの
市橋 誉
が、バンド面子の中に混ざっていた。
「雨寺もきたのか。
ここで色んな楽器を見てたら、セッションがしたくなったから、泉たちにセッションしようって持ちかけてたところだ」
「いいね楽しそう! 誉くんはピアノで?」
「勿論。
実は人と音を合わせる機会って、ありそうであんまりない。でも、他の人と音で会話するのも音楽の楽しみの一つだろ。
雨寺は? ステージに出るのか?」
「うん! せっかくだし普段の練習の成果の披露って感じで、思いっきりパフォーマンスしちゃおうかな!」
「じゃあ登録あっち——」
水海道 音春
が顎でしゃくった先を見ると、もう一人知っている顔と目があった。
青山 絢
だ。
「あ……」
絢はクラスメイトの誉と凛へ軽く会釈をして、奥の階段を上っていった。影を背負ったような姿を見て、
イリヤ・ジュラヴリョフ
が一瞬目を大きく開いた。
「俺たちのクラスメイトなんだ」と、誉。
「彼女、悩んでいそうです」
イリヤの言葉に、誉と凛は心配げに顔を見合わせた。
その後スムーズに登録作業を終えた時——。
「ご無沙汰でございます……、また会えて光栄です」
独特に丁寧な口調で挨拶をした
羽黒 空
は、凛の所属する軽音部でバンド活動も行なっている仲だ。
「ドラマーさんだよ!」
「私も……軽音部のメンバーなので部長とはよく大規模ライブしてましたね……懐かしい……」
とりあえず二三挨拶を続けて、竹高たちは彼女とセッションをすることになった。
* * * * *
「機材や設備も良い感じでございますね……」
レンタルスタジオの一室で、空は中の様子を見ながらドラム用の椅子に腰をかけた。
音楽が好きな彼女はいつも暇を見つけてはこうしたレンタルスタジオを借りて、気が済むまで叩き続けているので、この出来たばかりのレンタルスタジオが適当に作られたのかそうでないのかは見ただけで分かる。
他のビルと隣り合っているだけあって防音設備はしっかりしているようだし、機材も最低条件はカバーしているものだ。
何より全てが新品なのが嬉しい。
あとで上のステージに行って演奏しようかと考えながら——プロとして活動する彼女だ、特別ゲスト登場のようになってざわめきが起こるかもしれない——、空は本人も知らずに微笑んでいた。
そしてドラムセットのセッティングを始めると、状態異常のメンバーや誉たちが続いて入室し始める。
早々に「新築くッせー、ゲロ吐きそ」と音春が悪態をつき、
日本橋 泉
が「シールド振り回すなアホ」と馬桐の背中を蹴り、蹴られた本人はケロッと「ラッキー、モニターだ。先輩位置ズラします?」とアンプを確認している。
イリヤと竹高が「何か手伝う?」「っスねー」と笑顔でやり取りしているのだけが癒しの空間だ。
不健全にテンションが低く元気の良い中学生たちを見て、空は薄く微笑んだ。
彼女は今も、組める仲間を探しているのだ。
「私ももう少し若ければここのメンバーに入れたかもですね」
「ここにいると漏れなくバカになりますよ」
音春が首を振って「流石に狭いから」とイリヤと誉と部屋を出て行ったので、空は自分の書いた高難易度の譜面を出そうとしながら、バンドの方を向いた。
「新曲の楽譜等はあります?」
「有りません、って事にしときましょ?」
泉は空の行動を苦笑しながら押さえた。プロの世界はシビアだ。パクリパクられが当たり前のように横行する為、互いに疑いを持たなくて良いように、知り合ったばかりの仲で『作品』を渡すのはやめようと言う意味だ。
結局借りてあった、そこそこに知られているバンドの一曲を演奏することになった。
各パートを聞きながら皆へ才能を見せつけた空は、終わった後に彼らの長所や短所について気づいたことを、あれこれとアドバイスをした。
「皆は苦手分野は克服できました?」
「出来ません!」
竹高が元気よく答える。馬桐が貼り付けた笑顔で何かを言おうとしたのを泉が「有りません」と声をかぶせた。
時間がきてしまうので、待っていた誉に次を譲る為に空は外に出た。
竹高が見送りの会釈をして微笑む。
「空さんって音楽が好きなんスね」
「私にとって……楽器は【体の一部】ですね……曲や楽譜は【血液】みたいな身近な存在です」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月04日
参加申し込みの期限
2016年08月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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