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寝子島高校
寝子島に雪が舞う
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篠宮 六花
はピアノの練習をする為休日にも関わらず寝子高へ訪れていた。
「はぁ、やっと学校に着いた」
いつもと同じ道、けれど雪が積もって歩きづらい。
「それにしても一面の雪、綺麗だなぁ……」
いつもと同じ光景、けれどいつもとは違う。
降り積もった雪のおかげか、それはどこか幻想的に見えた。
「ふむ……このくらい積もってれば大丈夫か?」
手を広げそのままぽすりと雪に倒れこむ六花。
「おおすごい、雪の包容力すごい」
まるでふかふかのクッションのような心地良い感触、その後六花は立ち上がりグラウンドで雪遊びをする者達を眺めていた。
「っくしゅ」
少し冷えたのだろう。体を動かして暖まろうと六花も雪だるま作りに参加することにした。
「大きな雪球が出来たッス!」
杏と弥琴のコンビは直径1メートル以上ある雪球を作っていた。後は重ねて飾り付けるだけである。
「この大きさの雪球があれば、どんだけ大きい雪だるまができるんだ?」
六花も加わり三人がかりで雪球を重ねていく。その後杏は拾ってきた棒や石で手と顔を飾り付ける。
「Big Snow Man 完成だな!」
成人男性並に大きな雪だるまが出来上がったその横で、六花は一回り小さい雪だるまを作っていた。
自分の髪から簪を抜き雪だるまの頭に添える六花。
「リア充雪だるま完成……爆ぜろ、と言いたいが折角上手に作ったしなぁ……」
「リア充ッスか?」
首をかしげる弥琴に六花は微笑みながら。
「そのうち分かるよ。まぁ、幸せな雪だるまがいてもいいよな」
「そうッスね!いいッスね!」
六花達が雪だるまを作っていたその頃、乙女ゲームの妄想をしながら歩いていた碧南はいつの間にかグラウンドの前にいた。
「あれ、ここは……」
降り積もった雪で皆思い思いの物を作っているのを見て碧南の興味は乙女ゲームからそちらへと移った。
「私はかまくらでも作ろうかな」
スコップを持って雪を集める碧南、しかしこれがなかなかの重労働。
「手伝おうかい?」
声をかけてきたのは杏だった。
「ありがとう。えっと、とりあえず雪を集めて山を作って、それから中をくりぬいて……言うのは簡単だけど結構難しいね」
「ま、なんとかなるよ」
そう言ってスコップを手に取る杏はせっせと雪を集め始めた。その雪を碧南が山にして叩いて固めていく。
程なくして数名が入れる程度の大きさの雪山が完成した。碧南は強度に気をつけながら慎重に中をくり抜いていく。
そして壁や床を丁寧に均していくとついにかまくらが完成した。
「やっと出来たね」
「ああ、強度も充分そうだな」
二人はかまくらの中で休憩することにした。
(雪山で岐人と遭難して、偶然見つけた洞窟に身を隠すも寒さで意識を失いそうになったそんな時、岐人が服を脱ぎ始めて……なんて!)
ちょっとありがちな展開かなと思いつつも再び碧南は妄想の世界へ。
完成した雪だるまを眺めていた駿に声をかけて来たのは時子だった。
「学校内でお見かけしたことはありますが佐伯駿さん?でしたでしょうか」
「ああ、えっと君は……」
「1年の
御巫 時子
です。宜しくお願い致します。もしよろしければ少し手伝ってもらえないでしょうか」
そう言う時子の手の上には小さな雪うさぎがちょこんと乗っていた。どうやら木の実と葉っぱで目や耳を再現したようだ。
「雪ねこもあるんですよ」
と言われて駿が足元を見ると松の葉でヒゲを作った雪ねこが座っていた。こちらも可愛らしい。
「それで俺は何を手伝えばいいのかな」
「普通より大きいサイズの雪とりを作りたいので作るのを手伝ってもらいたのですが……」
なるほど、と頷く駿。一先ず手分けして材料を集めることにした。
駿はスコップで雪を集め時子は翼となる葉っぱを広い集めた。
集めた雪を使い二人で雪とりの体を作っていく。その後時子が葉っぱを一枚一枚丁寧に飾り付けて大きい雪とりが完成した。
「小さい雪とりも作りましょう」
余った材料を使い二人は小さい雪とりを作り始めた。
時子の作った雪トリと比べると駿の作った方はどこか不格好だ。
二人は作った雪とりを大きな雪とりの後ろに並べていく。
大きな雪とりを親とするなら小さい雪とりは子供。並べた姿はまるで親子の様。
「上手に出来ましたね。なんだかカルガモの親子みたいで微笑ましいです」
「確かにな。これは、ちょっと和む」
微笑む時子を見て、駿もまた楽しそうに微笑んでいた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三ツ星
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月20日
参加申し込みの期限
2016年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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