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寝子島高校
寝子島に雪が舞う
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休日の寝子島、鳴り響くアラームを止め
猫島 寝太郎
は目を覚ました。
「うー…寒ぅ」
早起きするのは苦手な寝太郎だったがそんな憂鬱な気分も窓の外を見て吹き飛んだ。
「雪だー!」
ベッドから飛び起き、急いで朝ごはんを食べると制服に着替え上にダッフルコートを羽織った。
外へ出るとそこは一面の銀世界、踏みしめる雪の感触を楽しみながら寝太郎は寝子高への道を急ぐ。
「プリント忘れたのは災難だったけど、早起きしてみるものだなぁ」
通い慣れたいつもの道が少しばかり新鮮だった。
一方こちらではいつもと違う街の様子に別の意味でテンションの上がっている女子が一人。
雪道を散策しながら
羽生 碧南
は冬を舞台にした乙女ゲームの想像に耽っていた。
(雪の日の学校へ行って、そこで幼い頃に生き別れとなった幼馴染の岐人と再会して……)
今妄想しているのは碧南が現在攻略中の乙女ゲーム『Winter Kiss ~降る雪はあなたからの……~』の新海岐人ルートのこと。
ベタな展開ではあるが碧南はそれが好みらしい。
そんなことを考えていたからだろうか。碧南の足はいつの間にか寝子高へと向かっていた。
グラウンド内では小学生の
暁桜 逢莉
と
住之江 弥琴
が寝子島では珍しい雪にはしゃいでいた。
「本当に真っ白、これがギンセカイというものですね!」
「雪!雪ッスよ!やっぱり雪を見てると気分が高揚するッス!」
そんな二人の様子を微笑ましそうに見つめる
御巫 時子
。
「白くて綺麗な雪があるので何か作りたいですね」
そんな時子の言葉にはしゃいでいた二人は冬の定番であるあれを思い出す。
「よし、自分は雪だるまを作るッスよー、それも特大の雪だるま!」
「わたくしも雪だるまを作ってみたいです!雪玉を作り、丸めるのですよね?」
逢莉は雪を手にとっておにぎりを作るように握り固めてみる。
「このなんともいえないさわりごこち、手袋ごしの冷たさ……不思議です!」
一方弥琴は雪球を丸めるとそれをごろごろと転がし始めた。
「どんどん大きくするッスよー!」
転がる雪球の表面にさらに雪が付きそれはどんどん大きくなっていく。
しかし調子に乗って転がし続けた結果雪球は弥琴一人では動かせない程大きくなってしまった。
体重をかけなんとか動かそうとするがビクともしない。
「だ、誰かー!手伝ってほしいッスー!」
そんな弥琴の声に近くを通りかかった
十二月晦日 杏
が反応する。
「入っちゃっていいかな!俺、大学生だけど不審者扱いされない?平気?YES!OK!」
そんな自問自答をしながらグラウンド内へ足を踏み入れる。
久々の雪の感触、杏は本来ならばスノボーをしたかったのだが残念なことにそれを出来る場所は寝子島にはなかった。
「俺で良ければ手伝うよ!」
「よろしくお願いするッス!」
目指すは巨大雪だるま。二人は雪球を押して勢いよく駆け出した。
そんな二人に負けじと逢莉も大きな雪球を作ろうとするが中々上手くいかない。
「粘土のようにねばねばではないから難しいです……」
やり方の問題だろう。雪球は中々大きくならない、そんな時である。
「たぬもまーぜて、なの!」
声をかけたのは中学生の
四月一日 菊乃
だった。おやつを入れてきたのであろうリュックを背負って気分は探検家……らしい。
「雪遊び?んっんー、遊びのプロたるたぬさんにお任せあれー、なのー!?」
早速雪だるま作りを手伝おうとした菊乃は勢い良くその場で転んでしまった。
「大丈夫ですか?」
「え、えへへ……たぬはとってもタフなのー」
逢莉の言葉に菊乃は照れくさそうに笑う。幸いにも下が雪だった為怪我はしていないようだ。
「たぬさん、ですか。わたくしは逢莉と申します」
「じゃあ逢莉ちゃんって呼ぶの!」
逢莉と菊乃は仲良く楽しそうに雪だるまを作り始めた。
「こちらの一番大きいのがお祖父さま、次にお祖母さま、最後にわたくし!家族だるまです!」
「じゃあこっちはたぬなのー!」
出来上がった雪だるま達を並べて二人はとても満足そうであった。
そんな菊乃達を横目に寝太郎はまだ誰も踏み入っていないまっさらな雪のキャンパスを眺めていた。
本当は校内に忘れたプリントを取りに来たのだが寝太郎にはやってみたいことがあった。
雪の上に倒れこむとそのまま手足をばたつかせる。
「うわ、冷たー!」
ひんやり冷たくふわふわな雪の感触はどこか心地いい。
「随分面白そうなことをしてるな」
頭上から聞こえた声に寝太郎はハッと我に返る。
寝太郎が見上げるとそこに居たのは高校生の佐伯 駿だった。
「あはは……えっと、一緒に雪の妖精作りませんか?」
「雪の妖精?」
「はい、こうして雪の手足を動かすとほら、跡が妖精みたいに見えるんです」
「なるほど……」
寝太郎と同じように駿も雪の上に寝転ぶ。真似して手足を動かしてみると不格好ではあるものの雪の妖精らしいものが出来上がった。
「確かに妖精に見えるな。君はあっちで遊ばないのか?」
と、菊乃達の方を見る駿。けれど寝太郎は急に慌てた様子で。
「あああっ!そういえば遊んでる場合じゃなかった!!思い出させてくれてありがとうございます」
と言い、放ってあった鞄を手に取ると大慌てで校舎内へと入って行ったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三ツ星
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月20日
参加申し込みの期限
2016年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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