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ゴアラ対ユーカリス
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【ゴアラ上陸!】
ぎゃおおおおおおん!! お馴染みのあの鳴き声が、寝子島の青空へと響き渡ります。そう、きっと誰もが一度は聞いたことがある、あの声です。
「わぁぁ……ゴアラ、かわいいねぇ♪」
ずずん、ずしん! 寝子電の線路が走るトンネルをぺしゃんと踏み潰した巨大怪獣、言わずと知れた『ゴアラ』を見上げて、
曖浜 瑠樹
は思わずほんわか、和みます。特撮映画といえば、このCG全盛の時代にも見劣りしない着ぐるみの超絶造形とか、それを操る演者さんの職人芸的操演技巧なんかが見どころのひとつでありまして、寝子島へと上陸を果たしたこのゴアラもまた、なんとなく着ぐるみっぽい愛嬌があったりしました。中にナニが入ってるのかは定かじゃありませんけれど。
瑠樹くんは、どきどき。わくわく半分の、怖いのがちょっぴり。でも、
「にゃんこ、じゃないやテオの言うとおり、怪獣映画っぽくなるように頑張るよぉ!」
結局わくわくが勝ったようでして、おーっ! 元気に腕を振り上げます。その笑顔があんまり可愛らしいもので、怪獣パニック映画にも関わらず見ている人(?)を大いに和ませてしまいそうですけれど、ともかくやる気はバッチリ! でありました。
さてそのお隣では、
佐藤 英二
がいささかムツカシイお顔で、同じくリアルに出現した怪獣たちを見上げております。
「やっぱり、怪獣映画は劇場で見るのに限るよね。臨場感的に! ……っていうのが、僕の持論ではあるんだけど」
「じろんー?」
くり、と首を傾けた瑠樹に、英二は額を押さえてため息ひとつ。
「これは、臨場感ありすぎだろ……」
ユガーーーーーーッ!! ヘンテコリンな鳴き声を上げて、九夜山をデコボコにしながら下ってくるのは、植物怪獣『ユーカリス』! ライバル怪獣の出現に、ゴアラもハッスル。しゅっしゅっ、とシャドーボクシングで牽制……なんて光景を見るのは、できれば大画面のスクリーンの中だけにしておきたいものです。まさか自分が、その登場人物として巻き込まれるなんて……!
とはいえ、そこは怪獣映画を始め、特撮モノには明るい英二くんのこと。
「まぁ、これはこれで貴重な経験、かもね? 自分で言うのもなんだけど、こういうのは詳しいほうだし……何とかモブ役、頑張ってみようか」
「おーっ♪」
何だかんだで、ノリは良いのでした。
そう、怪獣映画にエキストラの奮闘は、必須! 彼らが見せる切迫した表情こそが、怪獣の巨大さ、その脅威、日常からの乖離を際立たせて見せるのです……と、いうわけで。
「う、うわあああっ……ご、ゴアラだー! こっちに来る……ふ、踏み潰されるぞぉっ!! 逃げろ、逃げろおおおおおおーーーッ!!」
「わああああ、怪獣だぁーーーっ。たあああすけてえええーーー」
モブの皆さん、熱演!!
「……シュー君、なんで小学生になってるのです?」
「さあな。そういう役を演じろってことじゃないか?」
ふうやれやれ、と肩をすくめた
八神 修
は確かに、何故だか10歳くらいの小さな少年の姿。短パンからすらりと覗く、白いおみ足がまぶしいです。
「それより、演技な。演技」
「はっ……!? そうなのです!」
小さな修にびしりと言われて、
椿 美咲紀
はしゅばっとタブレット端末など取り出し、きりり! 凛々しく表情を引き締めます。
「ゴアラ……再び現れたのね……!」
ばたばたとコートを風にはためかせながらつぶやく彼女の役どころは、新聞記者。過去に幾度となくゴアラ事件に関わりながら、執念によってその足取りを追い続けている、情熱の事件記者! という、そんな設定であります。
ずがががん、どどどどどん! 見れば、我らが寝子島高校の敷地内ど真ん中で今、ついに激突する二大怪獣! ゴアラ対ユーカリス、宿命の対決!
「やめてよぉ! ゴアラをいじめないでぇ!」
「!?」
小学生男子、修もまた、熱演! いつもの知的クールはひとまずナリを潜めて、子供らしいあどけなさをカンペキに表現するこの演技。つぶらな瞳には、涙すら浮かばんばかりであります……!
「ゴアラは、悪い怪獣じゃないのに……!」
「……それ、どういうこと? 詳しく聞かせてちょうだい」
美咲紀ももちろん負けてはいません、ぴぴぴっとタブレット端末を慣れた手さばきで操作しつつ、熟練記者の貫禄を見せつけながらに尋ねます。
「何年か前、家族で行ったオーストラリア旅行……あの時、ぼくは可愛いコアラに懐かれて……」
ぱっ!
唐突に挿入される、セピア色な回想シーンの中。映り込むのは無邪気な八神少年と、その腕に抱かれた、一匹の愛らしいコアラ。旅先でできたひと時の友だち、しかし色褪せない永遠の友情の証として、少年は宝物のネックレスをその首にかけてやるのでした……。
「そのネックレスが、ほら! あれなんだ!」
そんな、小さい修が指差した先に……あっ! 本当だ! 巨大なゴアラの首には、確かに回想シーンと同じネックレスが!
「……さっきまで、あんなのつけてましたっけ?」
「ベタな展開だが、まぁ細かいことは気にするな。特撮好きな誰かのために、神魂が気を利かせてくれたんだろう(?)」
なんとも、某灰白猫が切り分けたここは、怪獣映画には都合の良い空間であるようです。
それはさておき美咲紀はと言いますと、
「ゴアラは過去、何度か寝子島を訪れているわ。時には寝子島を破壊し、時には別の怪獣と戦い……その中には、あなたの話と似たケースもあったわね。小さな女の子が、ゴアラと意思を疎通したことがあったのだとか……」
ぎゃおおおん、ユガーーー! どってんばったん、取っ組み合いを始めた二大怪獣を遠い目で眺めつつ、雰囲気たっぷり。ぽつりとつぶやくのでした。
「もしかしたら。あなたには、ゴアラの心が分かるのかもしれない……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月12日
参加申し込みの期限
2016年07月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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