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地獄めぐリゾート in 魔界
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★地獄で芸術
旅鴉 月詠
は呟いた。
「考えてみれば、地獄にリゾートがあっても不思議ではないな。地獄には鬼や閻魔がいる。ここは魔界なので悪魔もいる。彼らは地獄で『働いている』のである」
(魂の浄化が必要な受刑者はともかく、職員にまで『労働地獄』を強いるようなブラック企業では悪魔も逃げ出すだろう。
魑魅魍魎だろうが神仏だろうが休息は必要なのだ。そうした職員や受刑の必要がない霊魂、こうして外からきた者たちを相手に商売を始めるのは自然なことだ)
そんなことを思いながら、月詠はマイペースにリゾートの観光を始めた。
ちなみに月詠は神も悪魔も一緒くたに認識している。
善であれ悪であれヒトの手の及ばざる存在としてはどれも変わらないのである。
ビーチに来てみた。
「地獄のビーチというか、賽の河原か?」
月詠は傍にいた悪魔に聞いてみた。
「ここの砂と石は好きに積んでもいいんだね? いいんだよね?」
老年に見える悪魔は頷き、
「どうぞ」
とシャベルとバケツを貸してくれた。
月詠は人の邪魔にならない場所に陣取り、フリークラフトを始める。
「砂をショベルでバケツに集めて水で固めてー」
どーん、と砂の塊ができた。
「まずは素材完成ー土台になるところに石を敷き詰めてー」
崩れないようしっかりさせると、あとはサクサクと削っていく。
目の前をカップルがいちゃつきながら走っていっても気に留めない。
(こんなところにきてまで制作しなくても、と我ながら思わなくもないが)
それをやってしまうのが月詠らしい。
休憩に近くの出店で飲み物を飲むことにした。
「未成年だからアルコールじゃないので頼む」
と、真っ赤な液体の入ったグラスを受け取る。
「カンパーイ、プハー」
一気に飲み干した月詠は言った。
「トマトだこれ」
(ま、血はさすがに出てこないよね)
人間に合わせたリゾートのようだし、アルコールでなければいいというものでもあるまい。
その後、ちょこちょこ調整しているところに角の生えた猫たちと一緒に修と夏朝が通りかかった。
「旅鴉。それは……もしかして」
修が作品に気づいた。
それは、素朴な像だった……原始的な丸いフォルムは、可愛らしいとも言える。
口元と目は弧を描いて、慈愛の笑みを浮かべていた。
「はい、仏様完成ー。まさに『地獄に仏』」
「……それを言いたかっただけじゃないのか?」
見事なできばえに感心しつつ、つい突っ込んでしまう修だった。
「可愛い仏さま……」
夏朝は自然としゃがみ、手を合わせた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月08日
参加申し込みの期限
2016年07月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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