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ふりふり☆ ~平行世界鬼ごっこ~
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「はぁ……、この記事じゃたぶん青年向けだな」
大体平行世界での鬼ごっこじゃ、他の参加者にインタビューしたり脚色したところで、イベントリポートにならない。オカルト雑誌でも受け取らない記事が完成するだけだ。
「平行世界という部分を除いてしまうと、ただの学生のプライベートな遊びになってしまうか」
虚金 俊通
はため息を零した。
「寝子島のイベントを記事にしろって言われてもな。
まったく、あの会社は俺を特派員か何かと勘違いしてんのか?」
島と言うのは独特なコミュニティーに見えるから、外部から接触しづらい印象もあるかもしれないとは俊通も思うが……。
兎に角、ゲームに参加するにあたって改めてやらなければならない事として、鬼ちゃんに確認したルールを思い起こしてみる。
(尻尾鬼って俺もやった事はあったか?
本来はハンカチ辺りをボトムスに挟む遊び……だから、尻尾を狙うと下着が見えるのか……)
半屋内展示室のアクリル板に映る自分に生えているのは、大ぶりな、狼の尻尾だった。なんとなく自分のイメージしていた通りである。
(まぁ銀毛なことを除けば犬型と大差ないな。とりあえず俺は基本ズボンだし、気にしないで頑張るぞ!
この手のゲームは、ルールはいいかげんなところはホントいいかげんだからそこは突っ込まずに、ルールの主軸と輪郭をとらえれば大丈夫なハズ!)
そんな風に頭でっかちに考え込んでいたからか、俊通は背後の植栽に隠れていた彼女の接近に全く気付かなかった。
「お前が小さくなぁれ♪」
俊通の後頭部に程よい刺激が訪れると共に、ピコンと小気味の良い音がした。
すると彼の姿が小さくなってしまう。
猫屋敷 姫
のろっこん『スクナヒコナ』の能力だ。そのまま流れるように彼の尻尾を素早く触れようとすると、近くで「えっ!?」と驚きが上がった。
そこでは姫と同じく俊通を狙っていたのだろう
水海道 奏
が、飛び出した瞬間に起こった予想外の出来事に、固まってしまっている。
「小さくなぁれ♪」
姫は自分をピコンと打って瞬時に小さくなり、「え? え?!」と固まったままの奏の横に回り込んで「お前が小さくなぁれ♪」。
「気づけなかったな」
「うっそ……信じらんない」
肩を落とす二人を見下ろして、姫は口の端をくいっと上げていた。作戦大成功、だが本番はここからだ。
この姫は、名前は猫だが、見た目と中身は狼なのだ。
「フフフ私の指は相手選ばず手当り次第男女問わず、どんな動物でもモフれるですよ」
ワキワキっと動いた指に、俊通と奏は喉の奥で「ひっ」と悲鳴をあげた。
直感したのだ、こいつはヤバイ奴だ! と。
「さあ、秘技・極楽行指圧術(シャングリラフィンガー)を喰らうがいいです!」
姫の両の手が俊道へ伸び、彼の耳をふにゅっと掴んだ。
「ふふふお兄ちゃん、スケベしようや」
「へ!?」
裏返った声を聞きながら、姫は親指をすすすと耳の付け根から先へ滑らせる。
耐えながらも「……ぅっ」と漏れてしまう声を聞いて、姫は興奮のまま銀色の大きな尻尾をすりすりと撫でまくった。
「ほうらここがええのん? 昇天してもええんやでぇ?」
「あ、これ以上は——」
その後に何が起こったのかは、三人の中だけに留めておこう。
とりあえず兄よりも年上の男性のアレでソレな光景を見た奏が硬直を通り越し、電源が落ちた状態になった事だけは確かだ。
こうして俊通から1点を取ると、姫の手は奏の尻尾を撫でた。
「……んぅっ! や、やだお兄助けて!」
「さあさ、お嬢ちゃんも気持ち良く——あぃでっ!」
すぱん!
後頭部をはたかれて振り返ると、
水海道 音春
が冷ややかな、しかし鬼の形相で立っていた。
「人の妹に何晒してんだ尻尾捻り切ってやる!」
既に尻尾がぎゅむっと掴まれている。このまま持ち上げられると下着が見えてしまう。が、姫は怖気付くようなタマじゃなかった。
「フッ! 見られて恥ずかしい下着などはいてないのです! さあ堂々と見るがいいです!」
そう言い放った時に漏れなく紫のシマシマぱんつがお目見えしたが、彼女の残念ぶりには、音春も興奮しようがなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月27日
参加申し込みの期限
2016年08月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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