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おしゃれ日和
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☆男子二人でエトワール
前日の放課後。
早坂 恩
は、学校帰りに後輩の
鴻上 彰尋
と話していました。
生徒会役員である恩は、学校行事の時に放送部から機材を借りることが多く、放送部員の彰尋とは自然と顔見知りになりました。
そして結構同じ時間帯に帰ることが多く、話す機会が増えたというわけです。
「そろそろ髪をお手入れしにいかなきゃ」
腰まである髪を一本三つ編みにした恩はおねぇ口調ですが、れっきとした男子です。
最初彰尋は『早坂先輩』と呼んだのですが、さん付けのほうがいいと言われ、そう呼ぶようになりました。
「俺もそろそろ切ろうかな」
彰尋が同意すると、恩は目を輝かせて言いました。
「あら、それなら一緒に行きましょ!」
「え?」
「気になってたとこがあるのよ。美容院『エトワール』ね! どうも店主さんが友達の親戚っぽいんだけど、一度行ってみたかったのよ~」
すごい勢いで(というのは彰尋視点ですが)誘われ、彰尋としては断る理由もありませんでした。
「そ、そうですか。構いませんが」
普段は特定のお店にいくわけでもなく、近くの所やたまに自分でとかで済ませていた彰尋です。
今のマッシュショートヘアはそれこそ近くのお店に入って切ってもらった時に気に入ったものです。
(早坂さんが行くような所か……きちんとした美容室は緊張するなあ。高くないかな?)
「初めてでも大丈夫かしら?? 予約しておくわね♪」
緊張気味の彰尋に対し、恩はニコニコと携帯を取り出しました。
そして当日。
「綺麗なお店ですね……」
「店主さんどんな人かしらぁ、楽しみねぇ♪」
美容院『エトワール』の前で待ち合わせ、彰尋は恩の後について店内に入りました。
「予約してました早坂と鴻上でぇす。よろしくお願いしまぁす♪」
恩の言葉に、長身長髪の男性がおねえ言葉で答えました。
「ハァイん、いらっしゃぁい♪ 高校生なのねぇん♪」
店主と思しき人の姿を見て、彰尋は思わず目を見開いて、それから恩のほうを見ました。
(友達の親戚って言ってたけど、むしろ本人の親戚と言っても納得できるような?)
それは彰尋だけの感想ではなかったようです。
「あらあ、アンタなんかシンパシーを感じちゃうわねん♪」
星太郎も恩を見てにっこり言ったのでした。
「さぁてん、今日はどんな風になりたいのかしらん? 言っとくけど高校生にはパーマ・カラーはアタシは積極的に勧めないわよん♪ 頭皮がまだ敏感な子も居るから、ヘタするとただれることもあるし、ウィッグの方が安全よぉん♪」
「はい、私は少し長さを短くしてトリートメントねぇ。彰尋ちゃんは?」
「と、整えてもらう感じで」
「それじゃ髪が短いアンタが先でいいかしらん? で、整えるってどのくらい? 毛先数ミリだけカットしろなんて無茶なこと言うお客さんもいるのよねぇん♪」
星太郎は彰尋を椅子に招きます。
「数ミリとか言いませんから、そこはお任せします」
「それはよかったわぁん♪ あら、緊張しなくていいのよん?」
そういうお客さんには、「とりあえずやるけど、出来上がりに文句言うんじゃないわよ!」って強めに言ってから始めるのですが。
手際よく彰尋の毛先をカットしながら星太郎は言います。
「この髪型似合ってるわねん♪ どこの美容院?」
「あ、えーと……近くのお店だけど、なんて言ったかな……」
「あまりお店にこだわらないタイプなのねん?」
「ええ、自分で切ることもありますから」
「不器用な素人が前髪とか切ると美容師泣かせなのよん? 短くはできるけど長くはできないのよねぇ♪」
そんな話をしているうちに、あっと言う間にカットは終わりました。
「はいおしまいよん。それじゃ、次はそっちのアンタね♪」
恩が立ち上がり、彰尋と交代しました。
「はあい。へその辺り位に切ってくださいね。その後トリートメントを」
そう注文する恩に、星太郎は言います。
「あら、アンタお肌がきれいねん♪ さすが若いわねん♪」
「そうかしらぁ? 褒めていただけると嬉しいわぁ」
手際よくカットしながら星太郎は話を続けます。
「髪のお手入れにも気を使ってるんでしょお?」
「そのつもりなんですけど……結構気をつけてもやっぱり暫くしちゃうと駄目よねぇ」
「そうよねん。でもいいトリートメントがあるのよん♪」
「えー、それはありがたいわぁ」
女子同士のような会話に、彰尋は料理雑誌を広げつつちょっと目を白黒させていました。
「はい、これでおしまいよん♪ また来てねん♪」
「すごくいい感じ! ありがとうございました、また来るわ」
ようやく帰れる、と少しほっとした彰尋ですが。
会計を済ませながら恩が彰尋に耳打ちしました。
「この後まだ時間あるわよね?」
「どこか寄るんですか? 構いません……が」
「うふふ、髪を切ったら彰尋ちゃんももっと男前になったわねぇ。好きな女の子には格好いいところ、見てもらいたいものね♪」
「な、なんでそういうのを知って……!?」
恩の言葉に、彰尋は思い切り動揺しました。
「あら、びっくりしてる? 勘は良いのよ、私。それじゃ、またね」
恩は星太郎に手を振ると、彰尋の肩を押しながらエトワールを出ていきます。
「さぁさぁ、お店を出たら近くでお茶でもしましょうか! 一度じっくりお話しして色々と聞いてみたかったのよね~♪」
「いや、そんな……お話するほどのことでも……」
彰尋の緊張は、まだ続きそうでした。
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あとがき
担当マスター:
茄子りんこ
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました。
おしゃれは私にはハードルが高かったかなと悩みつつも楽しく書かせていただきました。
おしゃれは心のゆとりが必要だったり、方則通りにするだけでなく意外性を狙ってみたりと奥深いものだと思います。
皆さんもそれぞれのおしゃれを楽しんでくださいね。
ではまた機会がありましたら、よろしくお願いします♪
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担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月26日
参加申し込みの期限
2016年07月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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