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☆お買い物とヘアスタイル
白い髪に赤い目の
桜 月
はキャットロードで服やコスメなどを眺めていました。
この日は曇り空で、アルビノで日光に弱い月にも過ごしやすい日でした。
(ふむ、今年はこういうのが流行か……)
ふと気配を感じて目を上げると、同じ芸術科の友人である
小山内 海
がいました。
サイドテールで童顔な海は微笑み、筆談用のスケッチブックを開いて見せました。
そこには挨拶が書かれています。
『こんにちは』
「こんにちは、小山内さんもコスメを見に来たのかい?」
海が病気の後遺症で声を失っていることを知っている月は、戸惑うことなくスムーズに話しかけます。
『服を買おうと思って』
海は話す代わりにスケッチブックにペンを走らせ、月に見せます。
「私はデザインの参考にしようかと思ってね」
(そういえば月ちゃんって自分でデザイン画を描いたり服を作ったりしてたっけ)
何かいいアドバイスとかもらえるかも、と海は思いました。
『一緒にお買い物しない?』
スケッチブックを見せると、月も頷きました。
「そうだな、服やアクセサリーをお互い見立ててみるのも意外な発見があるかもしれない」
こうして二人はお互いの服を選び始めました。
「足を長く見せたいなら黒のパンツやタイツがいいが……ロングスカートでいっそ全部隠してしまうのも可愛らしいな」
普段自分のものを選ぶときは可愛らしさを意識することはめったにないのですが、海なら可愛らしさを生かすべきだろう、と思う月でした。
月の言葉に海は感心します。
『やっぱり月ちゃんって詳しいんだね』
(私は絵の方が専門だからデザインならちょっとやったことはあるけど縫製とかはわからないんだよなぁ)
柄とかならなんとなくはわかるんだけどね、と思いながら海は書きました。
『うん、やっぱり月ちゃんを誘ってみて良かったよ』
「そうかな。それならいいんだが」
『この服、月ちゃんに似合いそう、試着してみない?』
海はVネックのニットを月に勧めました。
胸の開いた大人っぽい服は、セクシーで胸の大きな月に似合うだろう、と海は思ったのです。
「小山内さんから見た私の衣装はこういうのなのか」
月は嬉しそうに微笑みました。
(見立ててもらう事があまりないから嬉しくてちょっと照れくさいな)
服飾デザインが得意な月に服を勧めようとする人はあまりいませんでした。
「よし、小山内さんに似合う服も探すから、ちょっと待って」
月は念入りに可愛らしい服をチェックしています。
(月ちゃんならきっと私に似合う服を見つけてくれるはず)
わくわくしながら海はその様子を眺めているのでした。
「これでどうだろう。お互い試着してみようか」
月が選んだのは、複雑なデザインのジャンパースカートでした。
『ジャンパースカートって子供っぽいと思ってたけど、おしゃれなのもあるんだね』
意外そうな顔をした海ですが、すぐに着てみたくなりました。
「よし、それじゃ私はこちらで着替えよう」
しばらくして二人は試着室から出てきました。
「うん。大人っぽくて、それに可愛い」
『月ちゃんも思ったとおりすてき』
二人はお互いの服の感想を言い合い、そして鏡に映った自分の姿に満足そうです。
「ここまで来たらヘアスタイルも変えたいな」
月がそんなことを言い出しました。
『服にヘアスタイルを合わせるのも確かに重要だね。私はいつもこの髪型だからなぁ、たまにはいいかも』
「確か『Gatto Bianco』の美容室はウイッグや化粧、着付けもしてくれたはず。小山内さん一緒に行こう」
突然の展開にちょっと戸惑う海でしたが。
『へぇ、着付けとかもしてくれるんだ。なら行ってみようかな』
初めての店でも月が一緒なら気後れせずにすみそうです。
そして二人は、幾つかの洋服とアクセサリーを買って美容室へ向かいました。
「いらっしゃいませ!」
元気な声に迎えられ、二人は待合室に入ります。
「彼女は声が出ないので筆談なんだ」
月は店の人に説明します。
そして海が美容室に入っている間、待合室でプチマッサージを受けたり、タブレット端末でカタログを眺めていました。
『この服を着付けしてもらって、似合うヘアスタイルにしてほしいです』
美容室で、海は店長の平野さんにスケッチブックを見せます。
「かしこまりました。着付けは女性スタッフに頼みますが、ヘアアレンジは任せてください」
(どう変われるのかな……)
海はワクワクしながら着付けをしてもらい、席に向かいました。
しばらく後、海が待合室に戻ってきました。
『どう? にあってる?』
まず海を、そしてスケッチブックの文字を見て、月はうんうんと頷きながら近づきました。
「よく似合っているよ」
見事な出来栄えでした。髪は結い上げてふわふわになっており、ウィッグを使っているようです。
「この部分はどうなっているんだろう、ああ、なるほど……ここはどうなのかな」
つい、気になる部分は触れながらよく観察してしまう月です。
我に返って、月は言いました。
「つい観察してしまった……ごめん、悪気はないんだ」
『観察? 謝らなくてもいいよ、気にしないし』
スケッチブックの返事を読んだ後、月は言いました。
「小山内さん、よかったら今度モデルをしてくれないかな?」
『オッケーだよ』
海はにっこり微笑んでそう書いたのでした。
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担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月26日
参加申し込みの期限
2016年07月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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