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おっぱいヒーロー見参!
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【人類皆おっぱい】
その頃、おっぱいヒロインとちっぱいヴィランの戦いはより一層の激しさを増していた。
「行くぞ、黒兎氏! こうなったら、僕達の手で、この世界中の乳という乳をもぎとってやるんだ!」
「……わかった。うち、全てのおっぱいをもぎとるまで、ちっぱいの修羅になる」
もはや
伊賀 解理
と
黒兎 都
のペアは、『ちっぱい』という固い仲間意識で繋がり、生半な覚悟では太刀打ちできない巨悪へと変貌しつつあった。
「もごごご!? むぐぐ!? ぐもも!?」
「ああ、横嶋くん。しっかりしなさい。息ができないのね。でも、このガムテープ本気過ぎて、私の力じゃ外せないわ……!」
ガムテでぐるぐる巻きにされたおっぱいヒーローの
横嶋 下心
を
鷲尾 礼美
はなんとか助けようとするが、憎しみの心が強すぎて簡単には外せなかった。
「……おっぱいヒーローだからまだ死なずに済んでいますけれど、このままではいつか死人が出かねませんね」
北条 冬華
はさすがに冗談では済まされないと思い始めてきた。
(ちょっとみなさん調子に乗り過ぎですよね。最悪、キャラじゃないけど、グーでパンチして黙らせるしか……)
冬華の瞳からハイライトが消え始めたそのときだった。
「……北条、無事か!」
「あ、御剣さん。あなたも無事だったんですね……」
冬華の友人で、ハーレム主人公属性を持つ
御剣 刀
が、制服姿のまま駆けつけてきた。
ムッツリなところもあるが、基本的に頼れる友人である刀の出現に冬華の瞳にわずかばかりの光が戻り始めた。
が、
「当たり前だ! こういうときのために鍛えてるからな! おっぱい!」
「……ああ、そっち(頭の中)は無事じゃなかったんですね。いえ、そんな気はしてましたけど……」
次の瞬間、今度こそ冬華の瞳から完全にハイライトが消えた。
「……?」
綺麗な目で首を傾げる刀に、(悪い人じゃないんだけどなぁ……)と冬華は心の中でフォローをした。
「とにかく北条はここにいてくれ。俺は『おっぱい』の力で、荒くれ者と犯罪者どもをぶっ潰す! おっぱい!」
刀が『おっぱい』コールをした瞬間、手許に相棒の日本刀が召喚され、彼はその柄を握ると同時に「おっぱぁぁぁぁぁいっ!」と叫び、敵のただなかに走っていく。
(御剣さん、なんだかイキイキしてるなぁ……)
よく考えるとムッツリなのだから、今の彼が本来の彼の姿で、抑圧されたリビドーが解放されているからイキイキしているのかもしれない、と冬華は妙に納得した。
「む……! キミは御剣氏……! そうだ! だいたいキミがおっぱいモンスターどもにちやほやされるから!」
「ちっぱいの敵は――うちらの、敵!」
「……っ!? お前達、ちょっとは落ち着け! おっぱ――」
「「おっぱいおっぱいおっぱいうるさいんじゃあああああああああああああああああああああっ!!!」」
「……うわぁぁあぁぁっ!?」
ガムテープとUボールを手に鬼気迫る表情で迫ってくる二人に、刀はおっぱい加速の発動に失敗し、出鼻をくじかれてしまった。
「くそ……。想像以上に手ごわいな……」
刀が間合い取り直し、額の汗を手で拭ったときだった。
「……どうやら、私の出番のようですね」
「え……?」
刀がハッと気づくと、そこには胸がない、けれどちっぱいヴィランには属していない黒髪眼鏡の少女(?)の姿があった。
* * *
絹織 真由良
は胸がなかった。
だが、真由良はちっぱいヴィランには属さず、最初からおっぱいヒーローとして戦うことを決めていた。
「何故だ……! キミは何故『ちっぱい』を持ちながら、僕達と敵対する!?」
伊賀 解理
が裏切り者を糾弾するような口調で、目の前に立ちはだかる真由良に問いかけた。
「いえ、何でと言われましても……」
真由良は言葉に詰まったように苦笑する。
「何か海よりも深くて山よりも高い事情があるのかの? 怒らないからうちに相談してみ?」
黒兎 都
はなだめるような声で問いかけてくるが、その目にはいまだ修羅の気迫に満ちている。ぶっちゃけ何を言っても次の瞬間には手にしたガムテでぶち転がされそうだ。
(ていうか、俺は男なんだから胸なんて無くて当たり前――とは言えないよなぁ……)
真由良は自分の女子制服をちらと見下ろしてから、人知れず深い溜息を吐く。
自分の特殊すぎる事情を儚みつつ、真由良は眼鏡を投げ捨てて、目を閉じ「おっぱい」と叫ぶ。
その次の瞬間、
絹織 真由良
はスーパーロボット『フェノメノンver.OP』に変身している。
もちろんOPはオープニングじゃなくておっぱいの略である。
具体的にノーマルバージョンとどこが違うかというと、胸におっぱいミサイルの発射機構が備えられている。
「「……!?」」
さて、真由良に起きた突然の異変に解理と都は目を見開いた。
「「やはり貴様もおっぱいの手先か!?」」
二人の声が重なり、真由良はずっこけそうになった。
(俺が巨大ロボに変身したことより、おっぱいミサイルを装備していることの方が問題なんだな……)
真由良は苦笑しつつ、ならばそのおっぱいミサイルの威力を見せてやろうじゃないかと胸を張る。
「いきます! うおおおおお、お・っ・ぱ・い・ミ・サ・イ・ル!」
スーパーロボットらしく、真由良は叫びながら両胸から二つのミサイルを発射した。
おっぱいミサイルは威力・スピードともに申し分のないレベルで二人のちっぱいヴィランに迫る。
「……か、かいりちゃん。あれを食らうと、さすがのうちらもマズいんじゃないかの?」
「ぐ、ぬぬぬ……。まだ僕達はこんなところで果てるわけには……」
解理が悔しそうに歯噛みした、そのときだった。
「二人とも、ボクが来たからにはもう安心だよっ!」
きゅぴりん、という効果音とともに、魔法少女ピンキーモエこと
鬼河内 萌
が二人の前に颯爽と立ちはだかる。
「スーパーロボットだろうとなんだろうと、相手がおっぱいならこの無乳ビームでっ!!」
萌がビーム竹刀を突きだして、その先端から無乳ビームを発射しておっぱいミサイルを狙い撃つ。
すると、
「……っ。フェノメノンのおっぱいミサイルが!?」
なんとビームが当たった瞬間、二つのおっぱいミサイルは光の粒子となって弾けて、跡形もなくどこかへ消えてしまったのである。
「「おおっ!」」
その素晴らしい効果に、解理と都が同時に感嘆の声をあげた。
「そのビームを北条氏を始めとするおっぱいモンスターどもに当て続ければ……!」
「いつかはうちらが相対的に巨乳になれるの、かの……!」
相対的に巨乳という
残念
斬新な概念に全米が涙しそうな台詞だった。
「……フェノメノン! おっぱいミサイルはあいつには利かない! 何か別の武器を使うんだ!」
地上から、
御剣 刀
が大声でそう言ってくる。
しかし、
「……フェノメノンver.OPにはおっぱいミサイルしか武装がないんです」
と、真由良には答えるしかなかった。実際、ver.OPにはおっぱいミサイルしか武器がなかったのである。
「……マジか!?」
それに刀は目を見開き、
「男らしくていいな! おっぱい!」
「私もそう思います! おっぱい!」
結果としてその仕様は大好評だった。この世界はマジ駄目かもしれない。
と、そのとき、おっぱいおっぱい連呼する二人のおっぱいの叫びに呼応して、フェノメノンver.OPの二つのおっぱいに新たなミサイル――おっぱいミサイル(改)が装填された。
「これが、フェノメノンの新しい(おっぱい)力……!」
真由良は自分の内側に宿る、その新しい力の威力に震える。
これをブチこめば、戦いを一瞬で終わらせることができると直感した。
だが、ちっぱいヴィランもそれを黙って見ているわけではない。
「そうはさせないよ! ボクの無乳ビームがある限り、そんなミサイルは打たせない!」
萌がビーム竹刀を構えて、おっぱいミサイル(改)を撃ち落とそうとする。
だが、それに対抗するべく、すでに刀も動き出している。
「――ピンキーモエ、お前の相手はこの俺だ!」
「な、何っ……!?」
おっぱい加速で一気に萌への間合いを詰めて、おっぱいミサイル(改)への射線を身体で封じ込める。
「黒兎氏、鬼河内氏を援護するぞ!」
「わ、わかったし!」
解理と都が援護に走りだす。
だが、その目の前に、
「……まったく、御剣さんも意外と世話が焼けますね」
「……私のことも忘れてもらっては困るわね、おっぱい!」
「「!?」」
北条 冬華
と
仙藤 紫
がカバーに入った。
冬華はボクシングで身につけた瞬発力で、紫はおっぱいの力をチャージした右手で、最終兵器おっぱいミサイル(改)を通すための突破口を開く。
「よし! 今だ! 必殺、おっぱいミサイル(改)発射ぁああああああああああ!」
真由良の裂帛の気合とともに、フェノメノンの胸部からおっぱいミサイル(改)が発射される。
それは、みるみるうちにそのちっぱいヴィランとおっぱいヒーロー達が小競り合いをしているその中心地点に着弾し、
「「「「「……っ!?」」」」
刹那、凄まじい閃光とエネルギーを放った周囲の全てを巻き込んで爆発し、全ての者達の意識を一瞬で呑み込んだ。
その刹那、解理も、冬華も、そこにいた誰もが唐突に、ある真理を理解した。
それは、すなわち、巨乳も貧乳も、ちっぱいも、雄ッパイも、全て「おっぱい」であることには変わりがないということ。
――つまり、人類すべてが『おっぱい』だったんだ。
まったくわけがわからなかったが、誰もがあまりの馬鹿馬鹿しさに、なんだかもうどうでも良くなった。
かくして、おっぱいヒーロー達とちっぱいヴィランズとの戦いは、静かに(?)その幕を閉じたのであった――。
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担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月25日
参加申し込みの期限
2016年07月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月02日 11時00分
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