おっぱいヒーロー見参！｜リアクション

おっぱいヒーロー見参！

【epilogue】

　そんな感じで、
「はー。今日はヒドい目に遭ったなー。ね、るるかさん？　って、あれ、るるかさん？」
「むむむ……」
　その日のポタリングを終えた宇津野京と兎水々るるかは、二人並んで夕暮れの帰り道を歩いていた。
「……ねぇ、京さん。さっきから思ってんだけど、みんなあからさまに京さんの胸ばっかり見たり、揉んだりしてたよね？」
「……え？　いや、そんなことはないと――ていうか、るるかさん。ちょっと目が怖いよ？」
　京が、るるかのジト目に少し怯える。
　どうやら、どれほど真理に辿り着いたところで、この世におっぱいのある限り、その大小を巡る争いの火種は尽きることがないようだ。
「そんなことっ、そんなことあるもんっ！　うー！　るるかにだっておっぱいはあるのに！　もーっ！　京さんのおっぱいなんて、揉んでやるーーー！」
「えっ……ちょ……る、るるかさん……いやっ……そんなに揉んじゃ駄目だって……んっ……あぁんっ……」
　こうして、また新たな戦いは始まってしまった。
　羞恥に顔を染めつつ、ちょっと気持ち良いのか声に艶が混じってきた京とるるかのじゃれあいに、島の変態どもがまた歓喜の声を上げ始めたのは無論言うまでもないことだった――。

　Fin.

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あとがき

担当マスター：水月鏡花
ファンレターはマスターページから！

というわけで、お疲れ様でした。ＭＳの水月鏡花です。おっぱい！

いや、なんとうか、本当に我ながらヒドいお話でしたね。
というか、こんなラストで本当に申し訳ありません。こうするほかに収拾つける方法なかったんや……。

まあ、コメディなんでこんな感じでもいいんじゃないかと、書き終わった今となっては完全に開き直っています。
少しでも、お読み頂いた皆様にクスリと笑って頂ければ幸いです。

今回もここまで読んで頂いてありがとうございました。

それではまたどこかのあとがきでお会いできることを祈って。

水月鏡花

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