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おっぱいヒーロー見参!
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【勝利者無き戦い】
ミリティア・ディスティン
は街で買い物をしていたとき、はたと街の様子がおかしいことに気づいた。
というのも、街中のいたるところから、卑猥な叫び声が聞こえてくるのである。
「おっぱい!」
「おっぱい!」
「おっぱぁぁっぁあああああああああい!!!」
「な、なんなんですか、この人達は!?」
ミリティアが悲鳴に近い声をあげると、近くを通りかかっていた長身の女性が足を止めた。
「どうかしたの?」
女性――
仙藤 紫
の問いに、ミリティアは涙目になりながら、気がつけばまわりに変態しかいないことを訴えた。
「それは大変ね」
紫は深刻そうに頷いてくれた。
そのことに、ミリティアはホッとする。まともそうな人がいてよかった。そう思ったのだ。
「でも、まともそうな人がいてくれてよかったです。それで、これからどうしたらいいと思いますか?」
それから、ミリティアがすがるような目で紫にそう訊いたときだった。
「――これはおっぱいの仕業ね」
「え……?」
紫は真顔でよく意味の解らないことを言った。
「このままでは世界はおっぱいの闇に包まれてしまう。そのまえに誰かが何とかしないといけない。私はそう思うの」
「そ、そうですか……」
ミリティアは半笑いで頷きつつ、
(もしかして、この人、「おっぱい」って言いたいだけなんじゃ……)
という気がしてきた。
「というわけで、行くわよ」
「どういうわけですか!?」
いきなりわけのわからない理屈でミリティアが紫に連れ出されそうになったそのときのことだった。
「そこのおっぱい星人二人、止まりなさいっ!!!」
やや幼い感じのする少女の声が、ミリティアと紫の背中を呼び止めた。
そこにいたのは、一見九歳児と見間違えそうな高校一年生――
鬼河内 萌
だった。
何故か竹刀を持ち、威圧的な空気とともにこちらを睨みつけている。足元にはすでに萌と戦って負けてしまったと思しき、マスク・ド・雄ッパイ――
握 利平
が踏みつけられている。
「ここにいるおっぱいヒーローはボクがもう片づけた。キミ達も大人しく投降するならよし。さもなくば――」
「……さもなくば、いったいどうするというのかしら? ちっぱいのお嬢さん?」
「え、ちょっ……!?」
紫のあまりに挑発的な物言いに、ミリティアは戸惑った。
なんとかフォローしなければと思いつつ、萌と紫との間に立ちはだかる圧倒的な乳格差にかけるべき言葉が見つからない。
「……だ、誰がちっぱいだってぇ?」
ふるふると肩を震わせながら、怒りに震えた声で萌が竹刀をこちらに突きつけてくる。
「……最初は乳を置いていけば許してあげるつもりだったけど、もうボクは怒ったぞ!」
怒りに燃える瞳でこちらを睨みつけながら、萌が鋭い声で言った。
(いや、おっぱいを置いていくのは物理的に不可能な気がするんだけど……)
そう思ったが、とてもそんなことは言えそうにないミリティアだった。
「ふっ……。上等じゃない。ちっぱい星人ごときが私達おっぱい星人に勝てるとは思わないことね」
他方、紫は大きな胸を張るようにしながら、腕組みして挑発的な態度を崩さない。
「あの、勝手に私もおっぱい星人にカウントしないでくれます?」
確かに胸は大きいと思うが、さも当然のようにおっぱい星人呼ばわりされるのはちょっと心外なミリティアだった。
「あら? あなたは自分で巨乳じゃないと思っているとでもいうの? それは本当に胸がない女性に対して失礼よ?」
「あなたの方がよっぽど失礼だと思うんですけどっ!?」
教え諭すような口調で言う紫に、ミリティアは思わず強い口調で言い返してしまった。
「ええい、うるさいっ! ボクを無視するなっ! こうなったら、巨乳はみんなジェノサイドしちゃうぞ!」
萌が地団太を踏んで、『ちっぱい!』と叫んだ。
その刹那、萌の身体が眩い桃色の光に包まれたかと思うと、次の瞬間には彼女は魔法少女ピンキーモエに変身している。
「巨乳、爆乳、超乳、奇乳はすべからく死すべし!」
気がつけばビーム兵器と化している竹刀をブォンと振り回し、萌は血の涙を流して、そう叫ぶ。
「ふっ。嫉妬は見苦しいわよ。いい加減に理解しなさい。大きなおっぱいは全てを支配する『力』なのだということを! おっぱい!」
紫もまた大仰なポーズともう喧嘩を売ってるとしか思えない台詞を口にしつつ、『おっぱい!』と叫んで、おっぱいヒロインへと変身してみせた。ぴっちりとしたレオタードを模したピンクのバトルスーツ姿はもはや貧乳へのあてつけとしか思えない。
「……あなたに恨みはないけれど、罪もなきおっぱいの持ち主に危害を加えると言うのなら、私が削除してあげる。右手におっぱいの『力』をチャージ!」
紫はおっぱいおっぱい言いながら右手にピンク色の光をチャージし始める。
「戯言をッ! もはや巨乳は
存在することそれ自体が罪
なんだよっ! 必殺! 無乳ビィィィム!」
もはやキャラが変わりつつある萌は、ビーム竹刀の先端から放った細いビームを的確な狙いで紫の右の拳に当てた。
「……っ」
紫は息を飲んだ。無乳ビームがヒットした瞬間、チャージしたはずのおっぱいエネルギーが消滅してしまったのである。
「ふはははは! 説明しよう! 無乳ビームとは、ボク達ちっぱいの持ち主の巨乳に対する怨嗟の心を圧縮して撃ちだす技でありとあらゆるおっぱいに関するものを消滅させる力があるのだ!」
「くっ……! なんて恐ろしい技なのっ……!」
「えー……どうでしょうか……?」
同意を求められ、ミリティアは反応に困る。巨乳に対する怨嗟とか言われても。
「……っ。この声は――ちっぱいの仲間達がボクを呼んでいる!」
と、そのとき、急に萌が方向転換をして、街の騒ぎの激しい方へ移動を開始した。
「いけない! このままではほかのおっぱいヒロイン達が危ないわ。急ぎましょう!」
紫がおっぱいをぼいんぼいん揺らしながら、萌を追いかけて走り出す。
「……この戦い、どっちが勝っても誰も幸せにならない気がします」
げんなりとした表情で、ミリティアは呟いた。彼女には、どうしても萌や紫を追いかけていく気にはなれなかった。
と、そのとき。
「……おっ……ぱぁ……い……」
さっきまで萌に踏みつけられていたマスク・ド・雄ッパイが、おっぱいを求めて這いまわっている姿を発見した。
(……私は、私の主観で、誰かを助けられれば、それでいいよね?)
ミリティアはゆっくりとマスク・ド・雄ッパイに近づいていく。
「…………おっ……ぱぁ……い……」
マスク・ド・雄ッパイはミリティアのたわわな胸に気づくと、ふらふらとその手を伸ばした。
ふにゅん、とその手がミリティアの胸を掴むと、「……んっ……」と彼女の唇から小さく吐息が漏れた。
「……お……っ……ぱ……ぁ……い……」
次の瞬間、マスク・ド・雄ッパイはとても満ち足りた顔で目を閉じた(注:死んでません)。
「……すごく安らかそうな顔で眠っていますね」
その顔を見ていると、多少恥ずかしくはあったけれど、悪い気はしないミリテイアだった。
「……私は私のやり方で人々を助けましょう」
ミリティアは頷くと、たわわな胸を揺らしながら、次の行動を開始した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月25日
参加申し込みの期限
2016年07月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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