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【4】バースデープレゼント その2
御巫 時子
は職員室に入ると、真っ直ぐに
大橋 尚
の席に向かい、声をかけた。
「尚先生」
「御巫さん、どうしました?」
紫からもらったプレゼントを自分のカバンにしまっていた尚は、顔を上げて尋ねる。
「期末テスト前に勉強会を開いてもらえて、助かりました……。歴史上の人物になりきると、とても覚えやすかったです……。ありがとうございました……」
時子はまず、以前に参加した勉強会のお礼を口にした。
「あの時のお礼に、わざわざ来てくれたのですか?」
「あ、いえ……」
問い返されて、時子は慌ててかぶりをふった。
そして、手にしていたプレゼントの箱を、彼女の方へと差し出す。
「尚先生、誕生日おめでとうございます……」
職員室には他にも何人か教師がいたので、少しだけ小さめの声で時子は告げた。
「まあ……。ありがとうございます」
尚は小さく目を見張ってそれを受け取り、礼を言う。
「開けてみてもいいですか?」
「はい」
尋ねる尚に、時子はうなずいた。
フタを開けた箱の中に入っていたのは、アイシングクッキーだった。
家紋や歴史上の人物に関わる文字などを書いたものと、ケーキの形をしたクッキーにデコレーションしたものの、二種類がある。
「星型やハート型のクッキーに可愛くデコレーションしようかと思いましたが……尚先生を思い浮かべると、歴史に関する方へ傾いてしまって……」
更に目を見張る尚に、時子が告げた。
「ありがとうございます。家紋や文字など、よく調べてありますね。……あとで、ゆっくりいただくことにしましょう」
微笑んで言うと、尚は改めて箱にフタをする。
「喜んでもらえて、うれしいです……。ケーキは恋人さんと食べられるだろうと思ったので、クッキーにしました……」
「それは……かえって気を遣わせてしまいましたね」
時子の言葉に、尚はこそばゆそうに微笑んだ。
それを見やって、時子はほほえましそうに返す。
「今日はきっと、恋人さんともお祝いされるんですよね……」
「え、ええ……まあ……」
尚は幾分か赤くなって、うなずいた。たしかに、そんな予定はある。
「以前、買い物している時にお見かけしましたが、お二人がとてもお似合いで、幸せそうでした……」
「あ、ありがとうございます……。で、でも、そういう時には声をかけてくれていいんですよ?」
続く時子の言葉に、見られていたのかと慌てつつ、尚は答えた。
「そんな……。お二人の邪魔なんて、できません……」
「邪魔だなんて、全然大丈夫ですから」
「そうですか……?」
少しばかり引きつった笑顔で答える尚に、時子はおっとりと返して首をかしげる。
「ところで、恋人さんってどんな方なんですか……?」
「落ち着いていて、大人で、イケメンで……あ、いえ、その、優しくて頼りになって私を大事にしてくれる、とても素敵な方です」
問われてつい、普段恋人に対して思っていることを口にしてから尚は赤くなった。
(私ったら、生徒相手に何を言ってるのかしら。誕生日だからって、浮かれてしまっているわね)
だが、時子にはそれもほほえましい姿と映った。
「尚先生に、そんなふうに思われているなんて、きっと本当に素敵な方なんですね……」
時子が言った時、職員室にいた他の教師が、尚に声をかけて来た。
それを見て、時子は自分が話し込んでしまったことに気づく。
「尚先生、私、そろそろ失礼します……。今日は恋人さんのことばかり聞いてしまいましたが、ぜひまた授業以外でも歴史のお話を聞かせていただきたいです……」
「もちろん、いいですよ。一人でも多くの生徒さんたちが歴史に興味を持ってくれるのは、私にとってはおおいに嬉しいことですからね」
軽く頭を下げて言う時子に、尚はうれしそうに言ってうなずいた。
「はい。それでは……」
再度会釈して、時子は踵を返す。
そのまま、職員室をあとにした。
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担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月24日
参加申し込みの期限
2016年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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