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巨大迷路と夢と巨人
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どこまでも続く白亜の空に、ぎこちなく浮遊するものがある。カバンだ。
規則的に息継ぎすることで修がそのろっこん“分解”の進化能力によって宙に浮かせているのだ。
「見えているかな……」
不安気に水上がカバンを見上げる。わからない、と桜 月は首を横に振った。
「足止めしている人たちが、ここにいると気付いてくれると良いのだけど……」
八千穂、まもる、水上の三人が出口に向かうと、そこには修、桜 月、夏朝の三人がいた。
修たちいわく、出口への解読が終わった辺りで巨人と遭遇してしまい、そのまま常闇とサキリの二人に足止めを任せて逃げてきたそうだ。
「足止めには合流した渥美と御剣も付いている。四人もいるから、やられるようなことは無いと思うけど」
「でも、待っているだけなのも不安になりますね……」
――ふと、ぴくりとまもるが顔を上げた。
「今、音が聞こえた。近い」
顔を向けた通路の方向。そこから、白煙と衝撃が見えた。
「常闇たちか!」
ろっこんで目印を作っていた修が息継ぎをやめて、声を上げる。
よし、逃げよう。出口を前にして、誰もそれを口にしなかった。この迷宮に迷い込んだのは自分たちだけではないかもしれない。できることなら、あの巨人を倒してしまいたい。
そして、彼らはすでに巨人の弱点とも言うべき箇所を解読して知っていた。それなら、力を合わせればきっと倒せる。
駆け寄ってきた刀へと、桜 月が説明する。
「……確かにそうだ。弱点を狙えば、倒せるかもしれない」
だが、と彼は自分の握った日本刀を見る。その刃は折れていた。
「そ、それなら私、直せるかも……」
意外な水上の申し出に、刀が驚いた顔をする。
水上はやや緊張したような面持ちで刀から日本刀を受け取り、その刀身に触れる。――すると、不思議なことにその刀身がぐにゃりと歪んだ。水上のろっこん“金属粘土”だ。
その能力はまだ未熟で、粘土状になった日本刀を元のように伸ばして整えるということは至難の業だ。けれど、切るだけが日本刀ではない。
水上が日本刀から手を離すと、そこにはやや短くなった刀身と、歪ながらも尖った刃先があった。薄く切り裂きやすい刃を作るのではなく、比較的加工難易度の低い尖鋭させた、刺突に特化したものに整えたのだ。
「全体的に鋼が薄くなってるから、多分、一度きりだろうけど……」
「いや、一度きりで充分だ」
どうせ夢から帰れば直っているだろうしな、と刀は得物の具合を確かめながら言う。
「これならやれる。あとは囮役が――」
「私が、やれます」
強張った表情で一歩前に出たのは、八千穂だった。
「合計で1分ちょっとだけですけど、必ず」
できます、と八千穂は決意を秘めた瞳で告げる。
――こうして、巨人を全員で倒し、全員で帰還するための作戦が固まった。
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担当ゲームマスター
豚野郎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月29日
参加申し込みの期限
2016年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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