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\ オーバータイム!/
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巨大迷路と夢と巨人
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●
「こっちです!」
先導して走る桜の後を、時折痛む腕に顔をしかめながら八千穂は追う。
分岐先に方角とバッテンがビニールテープで示された方へ二人が走った先にあったのは、果たして袋小路であった。
「え……」
思わず不安気な声を漏らす八千穂。嫌な想像が脳裏を過る。ここで立ち往生していたらいずれ巨人に追いつかれて――。
けれど、横目に見た水上の様子は落ち着いたものだ。
「鎌八君!」
彼女は壁に向かって声を上げると、ふわりと白い縄が壁の向こう側から渡って来た。
「ヘイハロー、クモ糸の加勢はご入用かい?」
ひょっこりといつの間にかに壁の上に現れたのは、カウボーイスタイルの少年、
鎌八 まもる
だ。
後ろから刀とロードバイクに乗ったニナも追いついてきた。
「間に合ったか。まだ巨人は追ってきている、早く逃げよう」
「オーケー、スパイダースパイダー!」
まもるはそう唱えると、手をからいくつもの白い糸が発射されて複雑に絡み合い、複数の縄を作り上げた。彼のろっこん「クモ男」だ。
クモ糸で仲間たちを引き上げ終えて壁を越え、ようやく五人は一息つく余裕ができた。
「えっと、つまりここは夢の世界で、どこかにある出口を探しながら巨人から逃げなきゃいけない、と……?」
一通りの自己紹介と状況説明を終えた頃には、八千穂は頭をかかえていた。
「少なくとも巨人から逃げ続けなきゃ酷い目に遭うだろうな」
刀の言葉で、腕の痛みを思い出す八千穂。ぞっと背筋に嫌な汗が伝う。
「多分、壁に書かれた文章が脱出の手がかりになると思います。かなりの長文ですけど、みんなで手分けして読み解けばきっと……」
「当然、巨人からの横槍も入ってくるでしょう。なのでその間、私と御剣さんが囮になって時間を稼ぎます」
水上の言葉を引き継ぐようにニナが頷きながら、クモ糸で壁の向こう側から引き上げた自転車をぽんと叩く。
「巨人を倒すとかは……できませんよね」
「無理です。勝てません」
水上が思いの外強く八千穂の言葉を否定したのは、きっと巨人に襲われた時点で「戦う」ということを断念したからだろうか。
「ま、なにはともあれ巨人は避けつつリード&エスケープだ。とりあえず灰色ちゃんは解読で良いよな?」
「は、灰色ちゃん……」
自分の灰色髪を見ながら、妙なあだ名を付けられたと思いつつも八千穂は頷く。
「決まりだな。早速に行動に移るぞ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
豚野郎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月29日
参加申し込みの期限
2016年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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