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授業風景 ~1年8組の場合~
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【授業中(初級編)】
泉先生の説明直後、真っ先に生徒2名が動いた。
丁香花 リラ
と
葛城 璃人
である。
「あ、リラさん! ごきげんよーなのです! 良かったら一緒にやりませんー?」
「あら、葛城様。ごきげんよう。ええ、私などでよろしければご一緒願えると僥倖でございます」
2人は早速ペアになると、泉先生へ挙手してアピールする。
「私、モデルにも芸術性が必要と存じます。そこで、是非、葛城様にもお手伝いして頂きたく……。葛城様がお召し物を選び私が、私が選び葛城様が着るということで、早速着替えの許可を頂きたいと勝手ながら申し上げさせていただきます」
「分かった。行ってこい」
泉先生は二つ返事で承諾してくれた。
それに葛城が満面の笑みでクラスメイトに告げた。
「衣装OKということなら、コスプレ部副部長として衣装の貸し出し許可出しちゃいますですよーっ。皆さんもどうぞー!!」
この申し出におおっ、とクラスメイトはどよめいた。
コスプレ部なら衣装の種類と量、そして質も万全だろう。
葛城に引率される形で数名が席を立って衣装を見繕いに向かっていった。
その中に
長谷川 凜
の姿があった。
一部始終を眺めていたクラスメイトの誰かがボソッと呟いた。
「――これってカオス展開のフラグじゃね?」
「コスプレか。どうだね、追分氏。僕のモデルとしてコスプレしてもらえないだろうか? 安心したまえ、何も女装などさせたりしないから」
「……女装じゃなくてもコスプレは勘弁してくれ。モデルやる分には問題ねぇけど。ちょうどペア組めなくて困ってたんだ」
伊賀 解理
と
追分 義一
のローテンションペアが誕生した。
ちなみに、伊賀が追分をペアに選んだ基準は、単純明快。
(身体に余分なパーツがない描きやすい人がいい。髪結ってたりぼさぼさだったりは描く時面倒だしね)
なるほど、追分は周りの生徒と違って、頭部がやたらスッキリしている。
「……俺のスキンヘッド、珍しいか?」
輝く頭皮に自然と目を奪われていた伊賀が「朝日のように眩しいよ」とボケをかますと、まずは追分がモデルとなり伊賀が描くこととなった。
旅鴉 月詠
は現役モデルの
姫神 絵梨菜
とペアを組んだ。
姫神もコスプレ部から衣装を拝借してきたようだが、迷いがなかったのか真っ先に美術室へ戻ってきた。
「舞台袖で早着替えは慣れてるから遅れたりしないよっ☆」
姫神が選んだ衣装は、可愛い制服で有名な某ファミレスのミニスカなウェイトレス制服である。
彼女の美脚がとても映える衣装だ。
「よく似合っている。では絵梨菜、宜しく」
旅鴉が早速スケッチブックに鉛筆を走らせる。
「こちらこそだよっ。ところでポーズの注文なんてあるのかなっ?」
「ポーズは好きにとってもらって構わない。絵梨菜はプロなんだし、自分が一番映えるポーズを知っているだろう?」
旅鴉の提案に「勿論っ♪」と見事すぎる胸を更に張る姫神。
「じゃぁ~、こんなのどうかなっ♪」
姫神は片手にコーヒーカップ載せたトレイ(コスプレ部備品)を持って、悪戯っぽくウィンクして小指を唇に添えて、腰をくねらせてポーズを決める。
その破壊力は絶大で、一部の男子がガタッと立ち上がり彼女を凝視してしまっている。
姫神自身、ギャラリーが増えるとノッてくるらしく、ますます発散されるオーラでクラスの女子さえも羨望の眼差しを向けざるを得ない。
「月詠ちゃん、可愛く描いてねっ♪」
「当然だ。こんなに良いモデルを前にして手抜かりなんて出来ない。全力を尽くそう」
どうやら、旅鴉は本気を見せるようだ。
「ありがとう、月詠ちゃん! 他に描く人がいない人は描いてくれていいよー?」
この姫神の言葉に男子数名が真後ろに陣取り始めた。
その意図を姫神は素早く読み取り、スカートの裾を抑えた。
「わわわっ、だからってえっちいのはだめだよっ!? 後ろに回ったってスカートの中身は見えないんだからっ!!」
「おい、そこの男子数名、戻れ戻れ」
泉先生もこれには苦笑いだった。
だがいつしか、姫神の周りにはぼっちーズが包囲してスケッチを行っているではないか。
「絵梨菜、流石アイドル。見られる事に慣れてるから恥ずかしさがない。とても描きやすい」
20分という制約を意識しながら、旅鴉は鉛筆のみで濃淡を付けていく。
手早く素描を行い、表情、ポーズ、各種特徴だけ強調して特徴を掴む。
(うん、これだけやれば楽できるな)
あとはスケッチブックの次ページに転写し、更に濃淡で皺や影をつけて詳細に描いていくだけだ。
(二人一組? は、なにそれマジ私に対する嫌味? 組む相手なんかいないって分かってるでしょ……)
弘明寺 能美子
は授業が始まってから機嫌が悪くなる一方だ。
最初は「芸術科らしく専攻の授業とかあるのね。ま、私には関係ないし、適当にやらせてもらうわ」程度にしか捉えてなかったのだが。
(このクラスで浮いているのに、誰かと組めだなんて……)
昼休みのように、8組には仲のいい相手がいないと彼女は認識しているのだ。
今回の授業でそれが明確になるのがとても嫌だった。
やむなく弘明寺は泉先生のもとへ。
ちなみに泉先生は世界で名の通ったデザイナーでもあるのだが、彼女はただの爺ちゃんとしか思っていないので若干接し方が雑なようだ。
「人物画描けばいいんでしょ? 泉センセー描いてあげる。生徒の愛情をセンセー否定しないでよね?」
相変わらず悪態付きながらそう申し出る弘明寺。
すると泉先生は椅子に座ると、弘明寺に尋ねた。
「いいだろう。ポーズの注文があったらどんどん言ってくれ。生徒の愛情をもれなく受け止めたいからな。俺も善処しよう」
嫌な顔一つせずに聞いてきた泉先生に面食らいつつも、弘明寺は結構細かくポーズの注文をしだしたのだった。
「十条寺君! モデルになって! あ、加瀬君も一緒に!」
何やらテンションがMAXな
常盤 四月
は
十条寺 達磨
と
加瀬 礼二
に声を描けた。
「おや、トッキー。俺をモデルに描いてくれるのか?」
「おやおや、光栄です~♪ 上手に描いてくださいねぇ」
十条寺と加瀬は揃って協力的だ。
「トッキー、どうして“れっくん”と俺なんだ?」
「十条寺さん、その“れっくん”って何ですか?」
困惑する加瀬に十条寺はドヤ顔で答えた。
「今考えたスペシャルなあだ名だぜ! いい感じじゃね?」
「無断で妙なあだ名付けないで下さい……」
加瀬、これは言ってもやめないだろうと直感し、それ以上のツッコミをやめた。
「それよりも、俺たち2人っていう組み合わせも珍しいですし、良かったら理由を教えて下さいませんかぁ?」
加瀬の問い掛けに「よくぞ聞いてくれた!」と破顔一笑の常盤。
「勿論、眼鏡が似合うから!」
言い切った。清々しいくらいに言い切った。
黙っていれば、ベレー帽を被った漫画家スタイルで授業に臨むタヌキ顔がキュートな女子生徒。
しかし、発言がアウトだった。誠に遺憾であります。
そんな彼女がワクワクしながら画材入れの中から大量の眼鏡ケースを出し始めた!
「こんな事もあろうかと眼鏡を複数用意してきたの! さあさあ、遠慮なくこれを掛けてポーズをとって!」
十条寺と加瀬が思わず顔を見合わした。
「もう! 2人とも羞恥心なんてかなぐり捨てろ! 大胆にこう、豪快にもう少し股を広げて! 股関節の開脚角度の限界に挑んで!! 脱臼なんて怖がるな、キミならイケるよ、四十八手!! ただの似顔絵じゃ面白くないから、君たち今すぐ抱き締め合う! ほらっ!」
もはや鬼気迫る雰囲気の常盤にモデル2人の顔は真っ青だ。
「俺たちに何を望んでるんだ、トッキー!?」
「俺、そういうの、却下です♪」
2人は逃げ出した!
だが、2人の腕をガッチリ掴んで離さない常盤。
「眼鏡萌え~なあたしとしては眼鏡がないと今いち締まらないというか滾らないというか。困った事にこの授業が成り立たないんだよね。それに、か、勘違いしないでよねっ? BLデッサンの練習台になんてしてないんだからっ!」
「「嘘だッ!!」」
十条寺「直前の発言で意図がバレてるよ!」
加 瀬「なんでそこでツンデレ発言なんですか!?」
男子2名のツッコミが飛び交うが、「そこ、静かに!」と泉先生から注意されてしまった。
このタイミングに常盤は眼鏡の選定に入る。
「で どれにする? 黒縁? ノーフレーム? オサレなカラーフレーム? 私の一押しはインテリクールな銀縁!」
「トッキー、俺、自前のメガネあるんだけど……」
十条寺自身、眼鏡を愛する身なので、自前で構わないのではと反論しつつ逃げ道を探る。
「俺も自前の眼鏡が……」
加瀬もここは流れに乗らざるを得ない。
だが、常盤は更にヒートアップ!
「元から眼鏡っ男も色々試してみて! あ、全部度入りね。伊達はNG。だって
度入りじゃないと取り上げられた時の無防備かつ不安げな素顔と虚ろに彷徨う視線が楽しめないし
」
そのへん(腐っても)こだわりがあるの、と常盤は力説。
勢いに圧倒されっぱなしの十条寺と加瀬、万事休す!
その時だった、救世主が現れたのは――。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月15日
参加申し込みの期限
2013年05月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月22日 11時00分
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