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【星幽塔】酒場にて →飲む →話す →外に出る →脱ぐ
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ステラ
と一緒にテーブルに着いた灰色の髪の少女―――
エレノア・エインズワース
は、手早く小料理を注文すると、緑の瞳を細めてステラを見た。
「こんにちはステラさん……この世界に御召喚、ありがとうございます。尤も貴女は
攻城戦
には同行されなかったようですが」
そう言ってエレノアはニッと笑う。ステラから視線を外さず、ステラに余計な事を考えさせないように。
「ところで貴女のことについて私よく知らないんですよね……突然戦いに巻き込まれましたので」
料理はまだ来ない。それでいいのだ。食べることが目的ではない。この塔の精霊とやらに精神的圧力をかけ、情報……特に
テオ
に関する情報を引き出せればいいのだから。
ステラとの邂逅
はこれで何度目か。エレノアはこの可愛らしい塔の精霊を、毛の先ほども信用していなかった。都合良く自分達を呼び出し、厄介事を押しつけるふざけた存在。この子に対する認識はその程度の物だ。
ただ1つにおいて、ステラはエレノアにとって興味を引いた。
それは、テオだ。どうやらこの精霊はテオと顔見知りらしい。寝子島に飽きたらず異世界にも通じる小賢しいテオとは一体何なのか。エレノアはステラに精神的圧力をかけることで、じわじわと情報を引き出そうとしていた。
「戦いに行ってくれたの? ありがとーなのー! お陰でオーブに火が点いたの!」
無邪気にステラがエレノアに言う。エレノアの唇に酷薄そうな笑みが浮かんだ。
「それで、私達に戦いを依頼した貴女は、見返りに何をくれるんですか?」
「ミカエリ?」
首を傾げるステラにエレノアは畳みかけた。
「酒場で注文したらお金を払うように、人に何かしてもらったら相手が納得するような御礼をするのが当然ですよね?」
「そうなの?」
「そうですよ……ああ、別にお金なんて欲しくありませんよ。で、見返りに何を?」
エレノアはステラにまくし立てる事によって、他の思考を奪い、彼女に『礼をしなければならない』という思考を強制させるつもりだった。
しかし。ステラはステラだった。
「おねーさん何か欲しーのね? いいわよ! そしたら、ステラをこちょこちょするの!」
「―――は?」
突然斜め上の答えが返ってきて、エレノアの思考が停止してしまう。それにも構わずステラが続けた。
「だから、こちょこちょ!」
(く、くすぐれって事なの……?)
無垢な瞳に気圧されながらも、エレノアはステラの脇腹に手を当て、容赦なく指を動かした。
「―――アハハハハハハ!」
エレノアのくすぐりにステラが大きな声で笑い出した。と同時に、カツンカツンと何かがテーブルに零れ落ちる。
「こ、金平糖……?」
驚くエレノアにステラがまだ目から金平糖を零しながらもその1粒をエレノアの口に押し込んだ。
「甘くて美味しい涙はステラなのよー!」
「私が欲しいのはこんなのではなく……!」
エレノアは目尻を吊り上げ抗議しようとしたが、口に入った金平糖が甘く溶けるうち、何だかこそばゆい楽しい気持ちになってきた。
(これは一体どういう事ですか?!)
エレノアが己の感情に戸惑っていると、横から可愛らしい声が聞こえてきた。
「Stella nanoデス?」
見ればふわふわした金の髪の少女がステラを興味深そうにじっと見ている。それは飲み物を取りに来た
トワ・E・ライトフェロゥ
だった。ステラの瞳がパッと輝いた。
「ステラはステラなの。ステラナノじゃないのよ?」
「ステラ・ナノ・ジャナイノナノ デス?」
「ステラなのよ!」
「ステラデス?」
「そうなのよ! あなたはなんていうの?」
「トワデス!」
「トワなのー!」
「デスデスー!」
「なの!」「デス!」
ガッ!
2人は突然肩を組む。どうやら波長がピッタリ合ったようだ。そのまま2人は「なの!」「デス!」と言いながら飲み物を取りに行ってしまった。
呆然とするエレノアにようやく料理が運ばれてくる。彼女の脳裏に先程の
占いをしてもらっていた男
の言葉が浮かんだ。
(こいつじゃ話になんないだろう……)
「―――!!」
エレノアは歯軋りをしながら運ばれて来た料理に思い切りナイフを突き立てた。
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担当ゲームマスター
KAN
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
65人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月29日
参加申し込みの期限
2016年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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