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【星幽塔】酒場にて →飲む →話す →外に出る →脱ぐ
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可愛らしい女の子2人がトレイにお酒を並べて
エスカルゴ・臼居
達のテーブルに戻ってきた。
1人は先程まで【代理】と書かれていた看板を、くるりと裏返しにでもしたのか、【(すでのな)仕給】と書き換えて首から提げている。
「お酒なのよー!」
「デスデスー!」
「お、なになに
ステラ
氏じゃん!」
酒場を根城にしていたので知っていたのであろう。エスカルゴがステラに声をかける。その横にいた
トワ・E・ライトフェロゥ
が意気込んで言った。
「ステラはelement せーれー! トワのがおねいさん」
そこでステラとトワが息を揃えた。
「「なのデス!」」
「何だか息が合ってるけど凄いな、精霊とは」
真白 雪兎
がまじまじとステラを見る。そこに白い手がにゅっと伸びてきた。ゲームやらファンタジーやら門外漢の話で頭がいっぱいになってしまった
弘明寺 能美子
だ。
「な、何でもいいけど飲み物が欲しいわ……」
そう言うとトレイに置かれたグラスの1つをくいーっと飲み干してしまった。
「あら、美味しい…………ヒック!」
たちまち能美子の頬がぽっと赤くなる。その様子に驚いたのは
日守 紀子
だ。
(えっ、お酒? わたし達未成年ですよ?)
紀子はグラスを前にむむむと考えていたが、すぐその顔を明るくした。
(ああ、リアルすぎて忘れかけてましたけど、ゲームの中でしたね。これは限定イベント。ネトゲのイベントは全力で楽しむものですよね!)
紀子は1人納得すると、自分もパッとグラスを1つ取った。
「よーし、折角だからわたしも飲んじゃいますよ!」
「ふむ、じゃあ俺も飲もうか」
と、雪兎。
「大丈夫、お酒でもファンタジーだからいけるよ!」
と、エスカルゴ。
「俺も飲むぞ、ちくしょう!」
と、合流してきた
夜海霧 楓
。
「カエデが帰って来たデスネ!」
と、トワ。
「ん? ライトフェロゥも飲むのか? 子供はお酒飲んじゃだめだぞ?」
と言いつつ自分もグラスを持っている
御剣 刀
。能美子もまた新たにグラスを持つ。
ステラが全員を見渡して元気よく言った。
「黒竜が退治されてとーってもおめでたいのよーっ! かんぱいなのーっ!!」
全員が笑顔でグラスを掲げた。
「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」
それからは、それはそれは大騒ぎだった。
「ステラはtowerの上に住んでるデス? ネーコージーマ 住む出来ないデス?」
トワは陽気にステラに話しかける。
一足先にへべれけになった能美子と、老獪な占い師に煙に巻かれた楓は、やけ酒絡み酒。そこにゲームのことを滔々と語る紀子も加わって、三つ巴の様相だ。
そんな楽しい―――というか騒々しい光景を見つめる雪兎の口には笑みが浮かんでいた。
(フレンドリーだよなこいつら。俺もそれで一緒に遊べてるようなものだが)
そう思いながら雪兎はくいーっとグラスを飲み干した。
刀はエスカルゴに絡まれていた。
「いいないいな! 生の戦闘とか超いーじゃーん!」
酒に強いのだろうか、刀は飲んでも飲まれてはいなかった。据わった目でコンポジット・ボウを取り出そうとするエスカルゴを宥めながら刀がふと能美子を見ると、彼女は真っ赤な顔でくいっと酒を飲んでいる。
「お、弘明寺いい飲みっぷり……」
そこで刀は言葉を止めた。彼女の前に空のグラスが何個も並べられている事に気が付いたのだ。
「……じゃねえ、飲み過ぎだ弘明寺!」
しかし能美子は「胃が痛くないもーん!」と言いながらまたくぴぃと飲み続ける。
おいおい大丈夫かよと思いながら顔を戻すと、今度は雪兎の様子がおかしい。彼はガサゴソとしていたが、突然その装備を外し始めた。
「おい、なんで脱いでるんだよ真白!」
「何故かって? 重量制限ギリギリに重いからだよ!」
顔色こそ変わっていないが、その目は完全にイッている。どうやらいきなり酔っ払うタイプらしい。
「ちょっと待てって!」
「待たない! と言うか君も脱ぐんだ御剣!」
「いや、俺は脱がないから!」
―――もうワイワイもいいところである。
そんな風に騒がしくも楽しく過ごす仲間達の様子を見ながらも、刀の脳裏には
攻城戦
のことが浮かんでいた。
寝子島には、現実にはいるはずのないモンスター達。それらは動き、襲いかかってきた。そして、それを斬るあの手応えもまた事実。
(この先には、一体何が待ち構えているんだろう)
刀が考えていた時、横からステラがひょこっと顔を出した。
「どうしたのー? 楽しく飲むのよー?」
「あのさ、ステラ」
刀はステラに問い掛けようとしたが、その口を止めた。
この先何があるか分からなくても。俺は俺の出来る事をするまでだ。
―――仲間と一緒に。
「そうだな、飲もうか」
刀の言葉にステラはにっこり笑った。
「そうなのよ! 次は生中なのよー!」
「御剣氏ー、もっと話を聞かせてくれよー」
エスカルゴの声がする。
楽しく異世界の夜が更けていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
65人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月29日
参加申し込みの期限
2016年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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