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寝子島高校
【星幽塔】酒場にて →飲む →話す →外に出る →脱ぐ
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酒場に疲れた足取りでふらりと入ってきた人物がいた。
彼はガタンと乱暴に占い師の前に座る。そしてだるそうに天井を見上げた。
「ちくしょう、黒い影なんか見つかりゃしねぇ」
その言葉に片眉だけ上げた占い師に、彼―――
夜海霧 楓
はずいと身を乗り出した。
「あんたはこの世界の事を何でも知ってると聞いて来た。この塔の事を教えてくれ」
占い師はほっほとおかしそうに笑った。
「儂は世界の事なんてわからんよ。この水晶玉に見えるものを皆に教えてるだけさ」
「じゃあこの世界を映してくれ。一体何が見える?」
「映さなくても知っておるじゃろう。黒竜は見事に退治されたよ」
のらりくらりとした占い師の態度に楓はバリバリと首を掻き、たまらず叫んだ。
「この塔は一体何を開放している? この世界は竜と魔法。そして次の世界の扉が現れた。そこでもまた同じ様な事が起きるのか? 果てしない世界は……まるで【誰かの夢】みたいじゃねぇか」
興奮して息を荒くする楓に占い師は目を丸くしたが、にっこりと笑って答えた。
「お主は若いのぅ。そんなに世界が気になるなら、あの子に訊けばいいではないか」
占い師は離れたテーブルに向かって手を振る。飲み物をくぴぃとやっていた
ステラ
が気が付いて、コップを片手にとことこと占い師の横に来た。
「おじーさんどうしたのー? ステラにご用なのー?」
楓が思い切り眉をひそめた。
「この子が『塔の精霊』って言ってる事は知ってるよ。でもこいつじゃ……」
「そうよ、ステラは精霊なのよー! 今日はお祝いだからおにーさんも飲むのよー!!」
そう言ってステラはコップの飲み物をこくこくと飲み干す。そして、
「次は生中なのー!」
と空のコップを掲げた。
楓はうんざりと呟いた。
「こいつじゃ話になんないだろう……」
その時、静かな声がした。
「そうでしょうか?」
楓が振り向くと、
灰色の髪を艶やかに伸ばした少女
がにっこりと立っていた。その緑の目が妖しく輝く。
「貴方が彼女に用がないのなら、私が頂いていきますね」
そう言うとその少女はステラに声をかけ、さっさと違うテーブルに連れて行ってしまった。
突然の少女の行動にポカンとしたままの楓に、占い師が水晶を覗き込みながら楽しそうに声をかけた。
「おお、儂にも分かる事があったぞ……お主の仲間達があの酒場の隅で飲んでおる!」
「そんな事………っ」
知ってると言いかけたその言葉を楓はくっと飲み込み、代わりに長い溜息をついた。
「……色々ありがとな」
そう言って楓は席を立つ。
「またいつでも来るがいい」
食えない顔で微笑む占い師に苦笑すると、楓は仲間が談笑しているテーブルに向かい歩き出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
65人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月29日
参加申し込みの期限
2016年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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