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【星幽塔】酒場にて →飲む →話す →外に出る →脱ぐ
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時を少し巻き戻し、討伐隊が城下町に帰って来た日に合わせよう。
酒場はそれはそれは大騒ぎ。いつもは寡黙なマスターも、やや頬を紅潮させながら客達にこう言った。
「共に飲んで祝いましょう……サジタリオの酒を全て飲み干すくらい。大丈夫です、フランチェスカ様からお許しも出ています!」
*****
エスカルゴ・臼居
は酒場でワクワクしていた。これからオフ会をするのだ。―――異世界で!
(なんか知らないけどいきなり知らない世界に飛ばされてきてるしファンタジーっぽい感じでいるしアレだなきっとこれもれいびだと巻き込まれる系のアレ!)
まあ
ステラ
はもれいびだろうが人だろうが関係なく巻き込んでいるが、とにかくエスカルゴは興奮していた。ましてや異世界で、ネトゲ仲間に出会えば尚更だ。まさかの偶然だったが、エスカルゴのネトゲ仲間もこのサジタリオに飛ばされて来ていたのだ。
異世界での再会を喜んだ彼ら。この黒竜が討伐されためでたい日に、オフ会を開こうと酒場の前で待ち合わせをしていた。
サジタリオに飛ばされてからこの酒場を根城にしていたエスカルゴが店を出ると、入り口の2つの人影が振り返った。
「あ、エスカルゴさん~!」
三角帽子にいかにも魔女といった蠱惑的な服装の女の子がほっとした様子で言う。彼女にエスカルゴが笑いかけた。
「やっぱその格好似合ってるね、日守氏」
それは待ち合わせていたネトゲ仲間の
日守 紀子
だった。エスカルゴは人間関係は苦手だが、ネトゲ仲間なら話は別だ。滑らかに出る彼の言葉に紀子は大いに照れた。
「はー、最近のVR技術は凄いんですねぇ。あ、エスカルゴさんのコンポジット・ボウも素敵です」
自分とエスカルゴを見て紀子はハアと感嘆の溜息をつく。どうやら彼女は完全に何かのネットゲームだと思い込んでいるようだ。
散々不思議な体験をしてきたエスカルゴは、これが少なくともVRの産物ではないことに気が付いていたが、紀子に敢えて否定はしなかった。
だって、こんなファンタジーを楽しまない手はない。―――すっごいバーチャルなゲームって事で脳内変換して遊べばいいよ!
と、ついついとエスカルゴの裾を引っ張る者があった。見れば金髪の小さな少女が看板を首にぶら下げ、エスカルゴを見上げている。気が付いた紀子が慌てて紹介した。
「あ、こちら
トワ・E・ライトフェロゥ
さんです。どうやら
夜海霧 楓
さんの代理だとおっしゃってますが……」
首から提げた【代理】と書かれた看板を揺らし、トワが突然元気よく喋り出した。
「カエデの on-line friend デス? カエデはかーじーやー、行く言ってマシタ! トワが代わるマス! トーワーがー!」
余りの勢いにエスカルゴも紀子も1歩下がってしまう。困惑しながらもエスカルゴが屈んでトワに訊いた。
「えっと、夜海霧氏は遅れるから君が代わりに来たって事かな?」
「yes! 心配ないデス!」
ドンと胸を張る可愛い代理に、エスカルゴと紀子は顔を見合わせ微笑む。あ、そう言えばと紀子が辺りを見回した。
「鉄壁さんなかなか来ないですね……。あの人のことですから、重量制限にでも引っかかってるんでしょうか」
紀子の言葉にエスカルゴが笑ってしまう。
「ごっつい装備なのかもね。先中に入ってようか!」
3人は店の中に入ることにした。
その頃。彼らのネトゲ仲間の鉄壁さん―――
真白 雪兎
は見事に重量制限に引っかかっていた。
騎士の装備をガチャガチャさせ、<剣士の光>が宿った両手剣を抱えた雪兎はもうフラフラだった。
(剣が重くて倒れそうだ……いや、倒れる)
フッと儚い笑みを残し、酒場への道半ばで雪兎は大通りに突っ伏してしまった。えらく虚弱な騎士である。
騎士の行き倒れという珍しいモノを皆が眺めながらも避けていく。みんなすまない俺はここでゲームオーバー……と雪兎の意識が薄れかけた時、頭上から声が降ってきた。
「おい……大丈夫か?」
雪兎が何とか首を動かして頭を上げると、自分と同じくらいの年の男の子が、(何でこんなとこで行き倒れてるんだよ)と言わんばかりに眉間に皺を寄せながら、不思議そうな顔で雪兎を見つめていた。
その男の子は
御剣 刀
と名乗った。
黒竜退治
から帰ってきた刀は、食事でも取ろうと場所を探していたらしい。渡りに船だと雪兎は倒れ伏しながら自分も名乗った後、一緒に酒場に行かないかと刀を誘った。
「一緒にと言うか……要は連れて行けばいいんだな? 真白」
そう言うと刀はおもむろに鎧姿の雪兎をひょいと担ぎ上げ、歩き始めた。
「す、すまない……力持ちだな、君は」
ガシャガシャと揺られながらも雪兎は刀に礼を言う。
(しかしこの格好、頭に血が上ってくらくらする……)
担ぎ上げられながらもまたもや意識が薄れる雪兎だった。
こうして無事酒場に着くことが出来た雪兎。刀に担ぎ込まれるその姿にエスカルゴや紀子は驚いたが、雪兎は影のある笑みで、
「ここに来る途中で膝に矢を受けてしまってな……」
と彼らに説明をした。(エスカルゴと紀子は顔を見合わせ、刀は不思議そうな顔をしたが、誰も何も言わなかった)
兎にも角にもこれでオフ会が開ける。代理のトワや雪兎を連れて来てくれた刀も一緒に、楽しい飲み会が始まった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
65人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月29日
参加申し込みの期限
2016年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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