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【星幽塔】酒場にて →飲む →話す →外に出る →脱ぐ
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サジタリオ城が奪還され、平和が戻った城下町。大通りもお祝いムード一色だ。あちらこちらで太陽の光の下、威勢のいい掛け声が響き渡り、たくさんの人でごった返していた。
そんな平和な城下町に、
須崎 蒼志
はいつの間にか立っていた。
よく分からない場所、よく分からない人々。普通ならパニックになるところだが、蒼志は割とのんびりと構えていた。
(まあいつものアレ……もれいび絡みだろう)
それにしては頭に響いてきたのは小さな女の子の声で、
テオ
ではなかったが、その違いもあまり気にしなかった。まあ、来てしまったし。
蒼志は辺りを少しうろうろして情報を集める。そしてここがどうも現実の世界ではなく、城で悪い竜が退治され、討伐隊が戻ってきたばかりの城下町だという事が分かった。
なるほどなるほど。それでは次はどうするか。
「とりあえず……腹が減っては戦はできぬ……だな」
自分は戦には行ってはいないけど…………うろつき回ってお腹も空いたしな。
己の食欲を満たすため、蒼志は大通りを歩き始めた。
金ならあった。ポケットに突っ込んでいた小銭があったのだ。けれども恐らくこの世界では使えない……と思ったら使う事が出来た。
(まさかの物々交換とはな……)
蒼志は交換した肉串をもぐもぐさせながらその時の事を思い返していた。現実世界の硬貨はえらい珍しがられて、肉串の他にお釣りだと言ってここの硬貨も渡されたのだ。
そしてそして。肉串を食べ終わった蒼志は、今度は果物をがぶりと頬張る。これは腰を抜かしていた苦しんでいたおっさんを、彼の左手に宿った<癒しの光>で治してやったら、お礼にと貰った物だ。
蒼志は異世界で惑うことなく、確実に己の胃袋を満足させていく。
攻城戦
において、ろっこんで偵察をしたり、星の力でスライムを吹き飛ばしたり、フランチェスカの乙女の秘密(?)を知ってしまったりと色々活躍した
呉井 陽太
は、お腹が空いていた。そう、生還したからこそ腹も減るというものだ。
竜を退治した今、光が戻ったから町の人の生き生きした顔もよく見える。さて、何を食べようかなと思っていると、明るい陽の下に知った顔が見えた。間違いない、後輩の須崎蒼志だ。陽太は蒼志に近づくと、ポンとその肩を叩いた。
「蒼志君発見ー☆ びっくりだねぃ」
「あ、先輩も来てたんすね」
蒼志が口をもぐもぐさせながら振り返った。
「うん、竜討伐に行ってたんだけど、まぁ生きて帰れてよかったよん。買い食い中?」
「これっすか? 甘くていけるっす」
蒼志は変わらず口をもぐもぐさせながらも、手にしていた菓子を陽太に差し出す。それはカステラのような焼き菓子であった。
「蒼志君、相変わらず食べるの好きなんだねぃ。まぁ、オレも食べるの好きだけどー♪」
そう言いながら陽太は蒼志がくれた菓子を頬張る。そしておおと目を見開いた。
「美味しいじゃーん♪ これどこで買ったのん?」
「あの屋台っす」
「えー、オレも買って来る! 物々交換できるかなぁ。すみませーん、オレも同じお菓子下さーい!」
陽太は元気に蒼志が教えてくれた屋台に走って行く。それをもぐもぐしながら見守る蒼志。
何だかここが異世界だという事を忘れてしまいそうなくらい自由で自然な2人である。
無事持っていたグミと物々交換(そしてやはりお釣りを貰ってしまったが)し、蒼志と仲良くもぐもぐしながら腹ぺこを解消出来た陽太。親指をぺろりと舐めると、買い出しをしたいんだけどと蒼志に提案した。
「ここでの戦いは終わったけどさぁ。コレからまだ攻略していかないといけない階層あるし、準備しないとねん」
「付き合うのは構わないっす。荷物持ちくらいはしますよ」
「それは助かるなぁ…………下心あり?」
「ありっす」
大真面目に頷く蒼志に陽太は思わず吹いてしまう。歩き出しながら彼の背中をパンと叩いた。
「じゃ、何か美味しい物奢らないとだなぁ!」
2人は大通りの色々なお店で買い出しをした。携帯用の灯りや、状態回復などの薬類。
「後何が役立つかなぁ」
「そうっすねー……布なんか応急処置とか命綱とか活用範囲広そうですけど……後は飯とか飯とか飯っすね」
どうも個人的嗜好が強い物も含まれていそうだったが、蒼志のアドバイスも取り入れ、陽太は買い物を進めていく。何かをすり潰して乾燥させたのだろうか、とある店で丸い団子のような携帯食料を味見させて貰った2人は、1口食べた瞬間顔を見合わせてうえっと舌を出した。
この買い出しで大きく役立ったのは陽太の持っていた文字盤の光る小さな時計だった。この世界には小さな時計は珍しいらしく、商人のところに持ち込むとたくさんの通貨と引き換えてくれた。
勿論街の様子や噂話などの情報収集は忘れなかったが、2人は買い出しの途中途中で美味しそうな屋台を見つけては一休みして、お茶を飲んだりお菓子を食べたり。
スイーツを楽しむ仲良し男子高校生の笑い声が、昼下がりの異世界に響いたのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
65人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月29日
参加申し込みの期限
2016年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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