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寝子島高校
【星幽塔】酒場にて →飲む →話す →外に出る →脱ぐ
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新しい絵を描こうと、画材を持って九夜山へ向かっていた時だった。
突然景色が変わり、見知らぬ中世の街並が
月居 歩
の目の前に広がったのだ。
頭に響いた聞き覚えのある少女の声……確か、
ステラ
だったか……?
自分の手に嵌められたレザーグローブ。それは
前の戦い
と同じように星の力がこめられていて。
どうやらまた巻き込まれたようだと歩は悟った。
歩は辺りを見回した。
(ここは、広場か……?)
そこは、賑わっていた。何かあったのだろうか、いかにも戦いを終えたばかりという兵士の姿も広場にはちらほら目立った。
ぐるりと取り囲むのは、石造りの家並み。寝子島とは明らかに違うその光景は少しばかり新鮮だ。歩の瞳の奥が、静かに輝いた。
折角手元に画材があるのだ。寝子島の風景ばかり描いてきたが、この見知らぬ……異世界の風景を描き留めるのも悪くない。こんな街に来た、という記録代わりにもなるだろうし。
歩は広場の隅に静かに陣取ると、スケッチブックを広げた。
歩の目を通したサジタリオの街並が、鮮やかにスケッチブックに広がっていく。その繊細な世界は広場にいた人々の目を否が応でも惹きつけた。
歩はいつの間にかたくさんの人に囲まれ、色々話しかけられた。絵が上手いと褒めそやされたり、画家なのかと尋ねられたり、せっかくだから教会を描いてくれと頼まれたり。
この世界では歩の強面も大した問題ではないらしい。内心歩は面食らったが、ぶっきらぼうながらも訥々と彼らと言葉を交わすのだった。
絵を通してサジタリオの人々と交流した歩は、そろそろ河岸を変えようと道具を仕舞い始めた。
手元には何枚かの硬貨。歩の絵に興味を持ち、スケッチしたものを売ってくれという人が何人かいたのだ。
この硬貨がどれくらいの価値があるのか歩にはわからない。けれどもこの世界の人達に自分の絵が気に入って貰えたのは純粋に嬉しかった。
画材を仕舞い、スケッチブックを閉じようとした時、少年の声がした。
「お兄さん、絵が上手だねぇ!」
白いローブをふわりと身に纏い、猫の細い縫いぐるみのようなものを持っている。それは広場にいた
曖浜 瑠樹
だった。
(魔法……使いか?)
歩は魔法少年……瑠樹を思わずじっと見つめたが、瑠樹は気付くことなく歩のスケッチを見て目をきらきらと輝かせた。
「凄いなぁ、この街並だねぇ! この世界、ほんとに面白いよねぇ。オレ、大好きだぁ!」
そう言うと瑠樹は「もし怪我したらオレに言ってなぁ!」と一言残し、パタパタと去って行った。
(―――確かに面白いよな、この世界も)
歩は去って行く瑠樹の背中を見ていたが、おもむろにスケッチブックに手を伸ばす。
そしてサジタリオの街並に、小さな魔法使いの後ろ姿を描き入れた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
65人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月29日
参加申し込みの期限
2016年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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